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The Cat's Pajamas

旅と読書をこよなく愛する平成育ちの猫好きです。自分の好きなことだけをのんびりぽつぽつ紡いでいく趣味ブログを目指しています。

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『モネ展/ルノワール展』(京都市美術館)と『京都国際舞台芸術祭2016(KYOTO EXPERIMENTS)』感想:美術館巡り

先日、京都市美術館『モネ展 「印象、日の出」から「睡蓮」まで』と『光紡ぐ肌ルノワール展』にあわせて行ってきました。この日、たまたまチケットを取っていた『京都国際舞台芸術祭』の二つの公演の合間に、良い流れで美術館巡りをすることができました。個人的に大本命はモネ展だったのですが、期待以上のとっても贅沢で良い時間を過ごすことができたので、以下感想をまとめたいと思います。

1、休日でも夕方なら空いてる!

私は土曜の夕方17時から19時まで美術館にお邪魔しました。休日なので、相当混んでいるんじゃないかと思ったのですが、そんなことはなくとてもスムーズに絵画鑑賞することができました。平日は17時閉館ですが、休日は19時まで開館していますので、これから行く方は昼ではなく夕方を狙うとよいかもしれません。

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院生万歳☆ということで、この春無事修了しましたが、学割を使い倒しています。

2、モネの絵画は現物を見た方が、うんと素晴らしい!

美術初心者のありきたりな感想で申し訳ないのですが、モネの絵画は絶対に写真や動画で見るよりも実物を見た方が数十倍素敵だと感じました。特に、今回の展示の目玉となっている「印象、日の出」は、カッターライトで照らされていて、まるで壁面に飾られた宝石のような美しさを誇っており、圧倒されました。

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正直この画像では、全く良さが伝わらないので、京都にお住まいの方すべての人にモネ展に行ってほしいくらい私はこの展示を推します。モネの絵画は、遠くから見るのと近くで見るのとでは、まるで印象が異なるのが不思議でした。「印象派」というのはそもそも、批評家の揶揄から始まったモネやルノワールら新人気鋭作家たちの蔑称だったというのは私のような素人でも知っている有名な話ですが、モネの絵を見れば見るほど、この美しさを前に、民衆や批評家もまた、心動かされずにはいられなかったのだろうなとしみじみしました。

3、音声ガイドが田辺誠一

田辺誠一とかどうでもええんやけど」と思う方もいらっしゃると思います。正直言って私も田辺誠一よりも、森美術館村上隆展でお世話になった斎藤工の音声ガイドに耳が犯されたことの方が記憶に新しい大事件でした。声フェチなんですよね(どうでもいい)。興味がある方は田辺画伯の絵が飾ってあるので、ついでに楽しめると思います。「モネよりこっちのほうがええわ~♡」って言ってる女性が写真をパシャパシャ撮影していました(笑)。

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4、今ならルノワール展と合わせて楽しめる!

このように書くと『ルノワール展』がおまけのようなのですが、個人的にはルノワールより断然、モネが好きなんです。ただ、なにより印象派の二大画家の作品を合わせて鑑賞できる機会をみすみす見逃すのは、惜しいと思います。以前、モネの日本橋を描いた絵画を別の展示で鑑賞したことがあるのですが、その時近くにいた小学生1~2年生くらいの男の子がその絵を凝視して「すっげ…ぇ…」って絶句していたんですよね。そのとき、美術っていうのは色々と形を変えつつあるけれども、その根源には人の心が動く瞬間を捉えたい生み出したいという欲望があるのだろうなと、考えさせられた記憶があります。

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ちなみに美術を専攻している友人に「印象派が好き」といって若干、鼻で笑われたような表情をされたことがあるのですが(笑)、それでもやはり絵画の知識があまりなくとも万人が見て素直に「素敵♡」といえるのが印象派の魅力だとも思うんです。モネ展は5月8日、ルノワール展は6月5日までということでぜひ見逃すことなく、デートにもお勧めできる絵画鑑賞、この春多くの方に満喫してほしいところです。

おまけ:京都国際舞台芸術祭2016

縁あって私が行ったのはチェルフィッチュという劇団の『部屋に流れる時間の旅』という演劇と、トリシャ・ブラウン・カンパニーのダンス公演でした。恥ずかしい話、ダンスの方は知識も鑑賞経験もなくさっぱりという感じで、携帯の電池が切れてしまったので写真も撮れずという残念なことになってしまいました。演劇の方は、色々考えながら、それなりに楽しむこともできたのですが、やっぱり私は心の窓よりも世界の窓として楽しめる映画が好きだなと改めて思いました、比べるのも変な話かもしれませんね。

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