The Cat's Pajamas

旅と読書をこよなく愛する平成育ちの猫好きです。自分の好きなことだけをのんびりぽつぽつ紡いでいく趣味ブログを目指しています。

ブログタイトル

人生でやりたいことリスト100は、必ず「2つ」必要だという話

人生でやりたいことリスト

f:id:eno1081:20170213184115p:plain

皆さんは、人生でやりたいことリスト100というものをつくったことがありますか?

人生でやりたいことリスト100というのは、自分の人生の中で、死ぬまでにどうしてもしてみたいことを実現の可能性の有無に関係なく好きなだけ箇条書きにするリストのことを指します。

多くの自己啓発本の中で推薦されているものですので、例えば人気のあるブロガーさんにも、自分のやりたいことリストをブログで公開して、達成したものを一つずつ消していくなどの実践をされている方が多くいらっしゃいます。

かという私も、大学生のころ携帯のメモ機能の中に「人生でやりたいことリスト100」を作成したことがあります。実際、これは私が何か行動を起こそうとするとき、とても役に立ってきました。

f:id:eno1081:20161013165459j:plain

勿論、このリストは自分の成長に伴って、少しずつ修正を加えることが可能です。大人になることで、自分に必要のないと感じたものを捨てていくことは、ある意味でとても前向きなことだと思います。

書ききれないほどの夢がある人は、100、150とリストの項目を増やしていっても良いと思います。

このリストの良いところは

  • 自分の本当にやりたいこと好きなことがわかる
  • 自分の目標を再確認できる
  • 日々の生活のモチベーションがアップする
  • 人に言えない小さな目標、大きな夢、なんでも書くことができる

といった点です。

これは自分が本来何を求めているのか、何が好きなのかを、より具体的に言葉にすることで、目標を達成するための具体的なイメージをつくる手助けになります。私は行きたい旅行先なども山ほど書いているので、旅に出る際は必ずこのリストを眺めて、次の旅行先を決定してきました。

一度やってみるとよくわかるのですが、これからの自分に対して、とてもワクワクした気持ちになりますし、不思議と日々の行動が少しずつ変化していくのです。

人生でやりたいことリストの欠点

ただしこのリストには、少し欠点もあります。それは実現の可能不可能にかかわらずどんなことでもリストにすることができるという点です。

リストを書いたばかりの時は、モチベーションも高くあるのですが、数年たつと、具体的な行動指針が見えてこなくて、ただの絵空事になってしまう。

こんな都合よく全てがかなうはずない。

そんなことを、ぼんやり考えることもしばしばありました。

人生でやりたいことリストをつくるだけでは、夢はかなわない

そんなとき、この人生でやりたいことリストに関して、目から鱗が出る事実を知ったのです。

きっかけは喜多川泰さんの『君と会えたから……』という本でした。

君と会えたから・・・

君と会えたから・・・

 

喜多川泰さんの本は、自己啓発本のジャンルに分類されるものなのですが、ストーリー形式になっていて、その中で少しずつ主人公が人生に必要な教えを学んでいくという構成になっています。

そして、この本の中でも、人生でやりたいことリストを作成することがオススメされていました。

主人公の少年が、初恋の少女に勧められて、人生でやりたいことをリストにしていくという流れがあるのです。

最初、私はこの場面を読みながら、少し落胆していました。

この本には、もう自分の知っていることしか書いていないかもしれない、と。

しかし話の流れが、自分が予想もしていなかった展開になったのです。

「ライフリストを作るという方法はね、いろんな人がいろんな本で自分の欲しいものを手に入れるための手段として紹介しているわ。だから私のパパも試してみたらしいの」

「それで、うまくいったからこそ君に薦めたんだろ?」

「それが違うの。うまくいかなかったのよ

え?

うまくいかなかったの?

それまでこの本を流し読みしていた私は、驚きました。

さらに物語は、このように進んでいきました。

「確かに欲しいものははっきりした。でも、それをたくさん書いて、それに向けて行動するだけでは、うまくいかなかったの。手に入れることはできなかったの」

「ということは、この方法はあまりよくなかったってこと?」

「はじめはそう思ったんだって。でも多くの成功者が薦めていることだからって、いろんな工夫をしてみたっていうの」

「たとえばどんな?」

「そうね。それぞれの項目に期限を設けたり、内容をより具体的にしたりね」

「なるほど」

「そしたらね。あることを始めてから、そこに書いた一つひとつのことが、面白いように、次から次へと実現されるようになっていったって言うのよ

ここまで読んだ私の眼は、本にくぎ付けでした。

2枚目の「人生でやりたいことリスト」の存在

人生でやりたいことリストは、1つだけでは、本来の効果を発揮することができない

それが喜多川泰さんは、本の中でハッキリとそう書かれていました。

それはいったいなぜでしょうか?

実は、人生でやりたいことリストは、2枚で1セットであるということを、多くの人が知らずにいるというのが、その答えでした。

2枚で1つ。

それはまるで人生の裏と表に例えられたような答えでした。

ここまで読んで2枚目のリストがどのようなものか、予想できたという人もいらっしゃるのかもしれませんね。

私にはわかりませんでした。

本の続きには種明かしとして、何も知らない少年に、少女が自分の書いた2枚目のリストを見せるシーンがありました。その少年は、少女が書いた2枚目の人生でやりたいことリストを見て、驚きました。

「こ、これは…どういうこと?」

「違いがわかる?」

「うん。でも、これは…やりたいこと、達成したいことリストというよりも、やってあげたいことリスト、人に達成させてあげたいことリストじゃないか!」

「そうよ。でもそれも、私の人生においてやりたいことなの」

私はここまで読んで、作者の意図を察し、羞恥のあまりに体に電流が走ったような衝撃を受けました。

 「二枚目のライフリストには、自分の人生の中でほかの人にやってあげたいことを書いていくの。これをつくってからパパは一枚目の内容を徐々に実現していくことができるようになったって言ったわ。

この二枚はね、関係ないように見えて、実は表裏一体。合わせて、一つのものなのよ」

私はすぐに、自分が昔書いた人生でやりたいことリスト100を見直しました。

そこに書いてあった100以上の項目には、すべて自分のことしか書かれていませんでした。

そこには一切「誰かのためにこうしたい」といった他者の幸せを願う言葉が、何一つ書かれていなかったのです。

私はあまりのショックに暫く呆然と、そのリストを見つめていました。

f:id:eno1081:20170205123200j:plain

わたしのためと、だれかのため

あれもしたい、これもしたい、もっと欲を言えば、ああしてほしい、こうしてほしい。そんな欲求を大人になっても私は、自分の心の中に抱え込んでしまうことがとても多い未熟な人間です。

けれどもこの自己中心的な、未だ四半世紀ほどの人生を歩んできた中で思うのは、やはりそんなに都合のいいことは人生の中で起こるはずもなく、何かを求めただけに終わったときは、逆にそれが手に入らないという結果の方が多かったということです。

失敗に共通している原因はすべて、欲することばかりを願い、自分も誰かに与えられる側であることを忘れていたことでした。

逆に人生が好転しているというというのは、大体において、人に何かを与えることが習慣になっているときです。誰かに対する挨拶も、声掛けも、気配りも、優しさも、まるで習慣のように自然にできているときはやはり、常に自分の周りに人が絶えません。

そしてもっと規模を膨らませれば、それは自分自身の金銭的な豊かさに還元することができるでしょう。

私は経済に関する知識などほとんどもたない人間ですが、それでもやはり思うのは、お金の流れの中にもやはりまた、人間という生き物がもつ欲望の需要と供給の一致というものが存在します。人が欲しがる価値を与えてこそ、自分が望むものが、お金という形をもって手元に入ってくるのかもしれません。

「私が一枚目に書いたのも、あれをくれ、これを欲しいっていう欲求ばかりだったのよ。でもね、私が人から何かをもらうことがあるとしたら、先に私がその人のために何かをしたときだけよ。その反対は今まで起こらななかったし、この先も起こるとは思えない。

だから、一枚目のリストを完成させたあとも、なんとなくそれらを実現できるような気がしなかったの。

でも今日書いたリストは違う。これを目標に頑張っていけば、前に私が書いたことも全部とは言わないまでも、いくつかは実現できそうな気がするわ」

この二枚目のリストは、本の中で「giveのリスト」と本の中で呼ばれていました。実際に私は今「giveのリスト」を作成していますが、これは最初のリストと違って、すごく地味なことばかりです。

「両親の誕生日に毎回、花を贈る」とか

「妹をもっと旅行に連れて行ってあげる」といった内容になります。

しかし2枚めの「giveのリスト」には1枚目のリストにはない利点があります。

それは

  • 実際に誰かにしてあげることに基づいているので具体的な内容が多い
  • 日常生活で実践できる内容が多い
  • 日々の習慣を変えるための具体的行動指針になりやすい

といったものです。

私は一人で行動するのが好きですし、どちらかといえば協調性のない性格だと自覚していますが、それでもやはり自分が一番、頑張れるとき、成果を出したときというのは、やはりその先に誰かの喜ぶ顔や驚く顔があったときです。

そういえば年末、実家に帰ったとき、ふと中学生の頃の卒業文集を見つけました。

将来の夢という欄に私は「自分の好きなことを仕事にして、お金をもらいたい」と書いていました。好きなことを仕事にする、それが叶うとしたら、やはりそこには自分の好きなことを極めて、その結果、誰かを喜ばせるという流れが必須なのではとも思います。

喜多川泰さんの本を読むまで、最近仕事をこなすことだけに忙殺され、そのことをすっかり忘れていたことに気づかされました。

自分の夢、好きなこと、それを通じて誰かのために貢献したいという気持ちを忘れたくはないということ。

ぜひ多くの人に、読んでいただければと思います。おすすめです。

君と会えたから・・・

君と会えたから・・・

 

喜多川泰さんの本は結構たくさん読んでいるのですが、この本もお勧めです。

仕事で疲れ果てていたとき、何気なく読んで、号泣していました。

「福」に憑かれた男 人生を豊かに変える3つの習慣

「福」に憑かれた男 人生を豊かに変える3つの習慣

 

 今年はもっと読書の時間を大切にしていきたいものです。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 *一枚目の人生でやりたいことリストに「街コンに行く」と書いてあったので、実際に一人で行ったという話はこちらからどうぞ。

www.nekopajamas.net