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The Cat's Pajamas

旅と読書をこよなく愛する平成育ちの猫好きです。自分の好きなことだけをのんびりぽつぽつ紡いでいく趣味ブログを目指しています。

ブログタイトル

沖縄のベストシーズンはクリスマスではないか論

恋人がいない人たちのクリスマスの過ごし方について

青い海、さんさんと照り注ぐ太陽、期待を裏切らない沖縄料理。

沖縄と言えば、日本人なら誰もが一度行ってみたい場所ですよね。

そんな沖縄に私は去年のクリスマス、二泊三日のドライブ旅行に行ってきました。

え?

何故、私がクリスマスに沖縄に出かけたのか。

読者の皆さんは、この記事のタイトルと見出しで既に察しがついているかと思います。それは私に、一緒にクリスマスを祝う異性がいなかったからです。

かつて一緒にクリスマスを過ごしていた大学時代の友人たちは、全員入社した直後、初めて付き合た男性に即プロポーズを受け、来年に結婚を控えているなか、同じ時期に初めて付き合った男性と初めてのクリスマスを目前に破局した私は、生まれてから一度も愛し合いされる人と、その日を過ごしたことのないまま、四半世紀を生き急いでしまいました。

クリスマスなんて、ただのイベント♡

頭ではわかっているものの。

今年の来るべきクリスマスが休日であることは、幾許かの恐怖と悲しみを覚えずにはいられなかったというのもまた事実。

以前、同僚の男性とクリスマスについて会話をしていたところ、

「僕、クリスマスって大好きなんですよね!考えるだけでワクワクします!」

と幸せそうに笑っていて、私はハッとしました。

クリスマスに対する認識が、

リア充と非リア充とでは、ここまでにも乖離するものなのか、と。

今まで女を切らしたことのない現在は元モデルの超かわいい彼女と充実した愛を育んでいる同僚が「クリスマスソングを聞いているだけで、うきうきしますよ~」とほざいている横で、私は考えました。

このままではだめだ、と。

恋人のいない人たちが、日本中が色めき、愛で溢れ、光で輝く、そんなクリスマスという日を、クリスマスであると認識することなく、かつ普段とは違う特別な喜びを体験しながら、最高のクリスマスを迎えられる方法を、見つけ出さなくてはいけない、と。

そのときだったのです。

ふっと沖縄という答えが、私の頭に浮かんだのは。

そう、ふいに訪れたコペルニクス的転換に私の目は輝き、そこにはにやりと笑みが浮かびました。

沖縄のベストシーズンは、クリスマスではないか、と。

私はその日のうちにクリスマスを沖縄で過ごす準備を始めたのでした。

沖縄におけるクリスマスの存在感の薄さ

私が沖縄に目を付けたのは、以下のような理由があります。

  1. 沖縄は冬でも暖かいのでクリスマスを忘れてしまう
  2. 一般的な沖縄のベストシーズンは夏なので旅費が安い
  3. クリスマスに青い空と青い海とハイビスカスというギャップにそそられる

ということで、さっそく沖縄行きを手配。

いつもなら一人でビューンと飛んでいくところですが、私ふと以前、仲良くなったエイリーンという外国人に、このように教えてもらったことを思い出しました。

「恋人とクリスマスを過ごすのは日本だけ。海外では、家族と過ごすものなのよ!」

そこで同じ血を分け合う妹に電話をかけ、クリスマスの沖縄行きを誘ってみると

「私もちょうど暇してた~♡行く~♡」

と即効で、OKの返事。

妹の返事に同じ独女DNAを感じてやや心配になりつつも旅慣れている私が段取りをすべて行い、二人でびゅーっと飛行機でひとっ飛び。

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そこで私たちが見た景色、そこに広がるは

疑いようのない夏の景色でした。

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美しい花々

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どこまでも続くまっすぐな道と青い空

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吸い込まれそうな青の海

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何を食べてもおいしく満たされる沖縄の素晴らしさ

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変わらない景色

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そう、沖縄に

クリスマスは存在していなかったのです!!!

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ザザー・・・・ン。

いや少し語弊があるでしょう。確かにクリスマスは存在はしていました。

だが、その姿はすっかりと影を潜めていたのです。

沖縄という場所がもつ、その生来の気質がクリスマスの強大な力を圧倒し、クリスマスが生み出す時空をゆがめ、すべてを打ち消し、孤独な人々を守っているかのように。

見てください。

このクリスマスの象徴のなんと惨めな姿を。

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▲或る店の隅っこに飾られたクリスマスツリー。青い空と青々と茂る植木に圧倒されているのがわかる。

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▲蝶々園のクリスマスツリー。バタフライに寄生され、もはや見る影もない。

私は、確信しました。

ここ(沖縄)なら、クリスマスに勝てる、と。

そして迎えた夜

私たち姉妹はクリスマスに沖縄を満喫し、遊びつくしました。

そしてホテルに帰宅。

レンタカーをホテルの地下駐車場に入れようとしていたときのことです。

私たちの前に止まっていた一台の車から、一人の男性が出てきました。

次の瞬間

「ねえ、あの人、格好いいね」

と呟いた妹と同じことを考えていた私は

「今、私も同じこと言おうと思ってた」と盛り上がります。

妹「きっとカップルで泊りにきたんだろうね」

私「クリスマスだからね、彼女もすごい美人かな」

妹「そうじゃない?すごいスタイルいい美人!」

私「それか、ミニサイズのかわいい系!」

妹「髪の毛ロングでぐりぐりに巻いてそう」

私「めっちゃ高いピンヒールとか履いてそう」

妹「ふりふりスカートで装備してそう」

私「惜しみない付けまつげがふさふさしてそう」

妹「溢れる女子力」

私「迸るエロス」

妹・私「「あ、出てきた!!!」」

と前に泊まる車からふわりと出てきた女性は、ショートカットの地味目なズボン着にリュックを背負ったごくごく平凡な装いに化粧毛のない素朴で愛らしい顔立ちをした女性でした。

私たちが予想していたような派手な服装も美しさもありませんでしたが、幸せそうな笑顔を浮かべて、男性に駆け寄り、肩を並べる姿は何とも可愛らしいものでした。

そして訪れる車内の沈黙。

私「…彼女、特別な美人じゃなかったけど」

妹「…でも、逆にそれがいいっていうか」

私「…私たちの心の汚さを痛感したね」

妹「…うん、お似合いのカップルだったね」

私「…今から、楽しい夜を過ごすんだろうな」

妹「…お、お姉ちゃん…(若干ドン引き)」

このとき、我々はクリスマスの張り巡らす罠に陥っていたのでしょう。

忍び寄るクリスマスの存在を無視することのできなくなった我々は、コンビニでケーキを買い、ダブルベッドに姉妹で腰かけながら、結局どちらともなくこう誓い合うのでした。

「来年はお互い、彼氏つくろうね」と。

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▲結局は自分で買い込んでしまったクリスマスの象徴、クリスマスケーキ。美味しかった。

まとめ

ということで、恋人がいないクリスマスを持て余している人たちには、ぜひ一度、沖縄でクリスマスを過ごしてみてほしいというのが私の結論です。

沖縄の魅力にすっかりクリスマスを忘れることが出来ますが、自分自身がそこに拘っている限り、クリスマスというイベントから逃れることは、できないのだなと気づかされました。

旅をすることで得られる非日常体験、それは時期を選べば、国内旅行でも十分可能なものなのかもしれませんね。それでは!

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