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受験英単語の覚え方リスト*語源や雑学、ゴロのまとめ(A~Eまで)

英単語の効率が良い覚え方

学生時代、塾講師としてアルバイトしていた私は、主に高校三年生の受験指導を担当していました。

この経験から、わたしの中で効率が良いと思う英単語の暗記法は

  1. 一度に50~100個で覚える(一日10個は✖)
  2. アプリなどで発音を聞きながら覚える
  3. 語源を調べる(単語に対するイメージを持つ)
  4. 語源がなければゴロを考える(最終手段として無理やりにでも作る)
  5. 繰り返し覚える

という流れです。

一気に100個と聞くと無茶に聞こえるかもしれませんが、毎日少しずつ覚えるよりもざっくり沢山を何週も繰り返した方が効率が良いです。

このような英単語の覚え方を推薦しつつ、指導の際に出てきた英単語の雑学を何か紹介できればと当時はリストを作成していました。英単語を覚えるのに苦戦している生徒たちのために、何かできたらと考えていたのですね。

今回は作成したリストを偶然ファイル整理の際に見つけましたので、今回の記事では受験生のお役に少しでもたてるように、当時集めた豆知識や覚えた方をアルファベット順にまとめたいと思います。

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まずはA~Eまでの英単語です。

*A

abrupt

●ab- ( away, from) +rupt (break)⇒突如、破裂するイメージ⇒「急な、突然の」 

*似たような派生をもつ英単語

  • cor (con 強調)+ rupt (break)⇒酷く破壊する⇒currupt「堕落させる」「買収する」「不正な」「腐敗した」
  • dis-(分離)+ rupt (break)⇒disrupt 「分裂させる」「混乱させる」
  • inter-(間に)+ rupt (break)⇒interrupt間に入って破壊する⇒「邪魔をする」、「中断する」
  • e(ex外)+ rupt (break)⇒erupt「爆発させる」「噴出する」

absurd

●ab (離れてaway) +surd (耳・言葉が聞こえない)⇒耳が聞こえないかのように話が通じない⇒「馬鹿な」「不合理な」「常識外れな」の意。

ache

●headache, heartache, stomache ache, muscle ache, tooth acheなど色々な痛みを訴えることができる。共通しているのは、ache は骨の中にある痛みや筋肉痛など、体内の長期的な鈍い痛みを指す。

一方、painは体の外側にある痛みで、鋭く、短期的なイメージ。

●such a pain で面倒くさいの意もある。You are such a pain! (もう面倒くさい奴だな!) という感じ。

actute

●皆がよく知るcuteという単語は、実はacuteの短縮形。

cuteは「抜け目のない」「利口な」⇒「気の利く」「魅力的な」⇒「可愛い」という由来を持っており、acuteのもつ「鋭さ」をその奥に秘めた単語なのである。

●日本語の「かはゆし」(かわいい)は「可哀そうで、不憫である」意をもち、小さく弱いものに対して愛情をもって接したいという気持ちから「愛らしさ」を感じるという流れにある。

一方、英語のcuteは語源からもわかるように「弱弱しいものに対する愛情」という意ではなく、生きる知恵として自分の「魅力」を行使するものに対しての称賛の意が伺える。

「子供」や「弱者」、「儚きもの」を「愛でる」文化は日本では当然のものとして根付いているが、他国と比べるとこれは案外に珍しいのではないだろうか。

このような議論に興味がある人は、四方田犬彦氏の「かわいい」論を一読することをお勧めする。

「かわいい」論 (ちくま新書)

「かわいい」論 (ちくま新書)

 

 advent

●ad(to)+vent(来る)⇒advent「出現」

*adventureも同源の単語である。

*似たような派生を持つ単語

  • e(ex)+⇒起こり来るもの⇒event「出来事」
  • pre(前)+⇒前に出て行く手を塞ぐイメージ⇒prevent「防ぐ」
  • in(on)+⇒新しい考えがぽんと頭の上に湧き出るイメージ⇒invent「発明する」

affluent

●af(ad- toの意)+flu(流れる)+-ent(性質・状態を表す形容詞語尾)⇒よどみなく富が流れていくイメージ⇒「裕福な」「豊富な」

ゴロ:溢れんと(affluent)ばかりの「豊かさ」

agony

●古代ギリシアでスポーツ競技や催しが行われた会場「アゴラ」に由来。勝つために競技参加者が肉体的(及び精神的)苦痛を強いられたことで「苦痛」「苦悩」の意をもつようになった。

ちなみに競技の一番手として中心に立つ人物、prot(first)+agonist⇒のちに「主役」の意へ。

ample

●an ample bosom(豊富な胸) 
●音響機械のアンプはamplifier(増幅器)の略。

analogy

●アナロジー: 類比の意。

似たものの性質や体系と比べて、あるものを説明しようというときに用いる。現代文でよく出てくるの覚えておきたい。

anecdote

●an(否)+ec(ex 外)+-do(与える)⇒公に提供されることのない秘密のはなし⇒anecdote「逸話」「秘話」

●アネクドートの例

ロシア語では滑稽な小話全般を指す。

共産主義下の旧ソ連では、政治風刺を口に出すことは危険なこととされていたため、”公にすることのできない”政治風刺の小話は、民衆の生活の中で必要不可欠なものとして発展した。

以下、一篇を転載。
「私の将来の夢はパパと同じように月10,000ドル稼ぐようになることなの」
「ええ、あんたのお父さん月に10,000ドルも稼いでいるの?」
「ううん、パパも夢見ているの」

何ともシュールである。

anguish

●心をぐっと締め付けられるような「苦悩」のイメージ。

anonymous

●「アノニマス」といえば国際的に匿名ハッカー集団。

政府や企業に対する抗議活動の手段として、サーバーに侵入し、データ改ざんなどを行っている。最近では、過激派組織の「ISIS」(イスラム国)が使っていたTwitterなどのアカウントをダウンさせたと宣言していた。動画や画像を検索すると分かるが、特徴的な仮面でメンバーは顔を隠しており、結構トラウマ的な怖さである。

antique

● ant (before前もって、先に) + ique (形容詞の語尾) ⇒ずっと前からあるもの⇒antique 時代を経て価値ある「骨董品」

●昔『アンティーク〜西洋骨董洋菓子店〜』というドラマが月9でやっていて、夢中で見ていた。おすすめしたい。

アンティーク ?西洋骨董洋菓子店? DVD-BOX

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apathy

●a-(without)+pathy(「感応」や「苦痛」の意)⇒apathy「無感動」「無関心」

*同じような派生をもつ英単語

  • sym-(syn-共に)+⇒sympathy「共感」 
  • tele- (遠く)+⇒telepathy 「テレパシー」「精神呼応」

apparatus

●ap (to)+-parat-(用意する)+us⇒~に対して用意されたもの⇒「器具」「装置」

●electrical apparatus(家電品)は頻出

applause

●ap ( ad=to, together) + plause ( ラテン語「plaudere」から、手の平の”平”に該当するイメージ) ⇒皆が共に手をたたく/ 誰かに向かって手をたたく⇒拍手、称賛)  

ちなみに"clapやflapやslapの”lap"といった単語にも、同様の意味をもつ音の響きが感じられるような気がするのだが、どうだろう。

approximate

●ap (~へ)+proxim(接近)+ate(する)⇒「近づく」⇒「~に近似する」⇒「よく似た」「おおよそ…に近い」

arbitrary

●arbitraryの訳語といえば「恣意的な」。これも現代文に頻出する表現なので、きちんと意味を理解しておくように。

論理的な必然性がなく、思いつくままに行うさまを指す。

ちなみに「私意的な」では×。

語呂:アワビとラリー、「気まぐれな」

archaeology

●archae- (arche- 古代の、原始的な)+-ology(学問) ⇒archaelogy「考古学」

*関連語:archaic smile (アルカイックスマイル:初期ギリシア彫像にみられる微笑に似た表情)

aristocracy

●arist(貴族)+cracy(力、制度)⇒aristocracy「貴族支配」

*似たような語源をもつ英単語

  • demo(民衆)+⇒democracy「民主制(民主主義)」
  • techno(技術)+⇒technocracy「テクノクラシー(技術科政治)」
  • pluto(富;金権)+⇒plutocracy「富豪政治(金権主義)」

arithmetic

●アリスト…という響きを持つ単語は多いが、aristo-(最上位の、貴族の)であることが殆どで、語源は違う。

Arithmeticは「数」を表すギリシャ語arithmosから派生した単語。

ascend

●as(上)cend(登る)⇔de(下)scend(登る)

●ascend(昇順)⇔descend(降順)は、日常的に使うので覚えておくと得。

ascribe

●a(ad、toの意)+scribe(書く)⇒何かを書き添えて~のせいにするイメージ⇒「帰する」、「~のせいにする」

aspire

●"a- "=" to "、"spir-, spirat-"はラテン語"spirare = to breathe (息をする、呼吸する) の意、~へ熱い息を吹きかける⇒「熱望する」。

*似たような派生をもつ英単語

inspireは、中に (in) 息を吹き込む⇒「奮い立たせる」「鼓舞する」

assault

●アサルトライフル(assault rifle):実用的な全自動射撃能力を持つ自動小銃の総称。 ゴロ:麻生売ると「攻撃」

astronomy

●astro-(星、天体)+-nomy(秩序、学問)⇒「天文学」。

ちなみに昔は、天体現象を地上の出来事と結びつける学問は「占星術」だったため、astro+logy⇒「占星術(学)」の訳語となる。

他、astro+naut(「航行する人」の意)⇒astronaut「宇宙飛行士」も同じ派生。

attorny

ゴロ:あんたに託したよ、「弁護士」

authentic

●auth-(生み出すの意)+-or(する人)⇒生み出す人⇒author「作者」。

創造主が「権威」と結びつき、authorityへと派生(the authoritiesの形になると「当局」の意になる点にも注意)。

authorityを与えるという意から派生した動詞がauthorize「権限を与える」「公認する」。

さらにauthenticはこのような権威に基づき、真正であると「認証された」「本物である」ことを示す形容詞。

aviation

●「bird(鳥)」という意味のラテン語「avis」から(飛行)という意味のフランス語を経由してできた単語。

*関連語:aviator「飛行士、飛行家」/ avian「鳥類の」/ aviarist 「愛鳥家」/ aviary「鳥小屋」/ aviate「(鳥のように)飛行する」など

await

●waitとawaitの違い:wait はstayの同義語、awaitはexpect同義語であると考えられる。a がついて他動詞になり、より積極的な意味をもつawaitは、「心待ちにしている」というニュアンスが加わる。

またawait your correspondence/ letter / call など、後ろに来る目的語は”モノ”。

waitよりも堅苦しい表現になる。

bankrupt

●bank (銀行) +rupt (to break) ⇒「破産させる」、のちに「破産者」の意でも使われるようになる

betray

●"be-" +" tray"=trans (移動) の変化形、敵側に移るの意

ゴロ:裏切る者の首、とれぃ!

bind

●文房具のバインダー(binder)は「綴じるもの」の意。

biography

●bio- (生命、人生、生物)+graph(書く)⇒人生を書く⇒伝記を書く、歴史を書くの意へ 

*関連語 auto(self 自分で)+graph ⇒自筆で書く⇒「署名」

bless

●もとはblood(血)を原義としており、生贄の血で祭壇を清め、「神に感謝する」「神の加護を祈る」行為に由来する。

●英米では、くしゃみをした人に(God)bless you! と声をかける。

中世ヨーロッパでは”くしゃみをすると魂が抜けて悪魔が入り込む」”という迷信があったため、「神のご加護を(悪魔が入り込みませんように)」 と声をかけたことが始まり。

bounce

●中世英語bunsen -“beat, thump”もしくは北ドイツbunsen-”beat”の意から由来。

●似たような単語にbound (バウンド) がある。boundの方が軽く弾むようなイメージ。bounceはもっと大きく、跳ね上がるイメージ。

breakthrough

●break(強い力で壊すイメージ、砕く、破く、打破する)+through (通って)⇒これまでの壁を突き抜けて⇒「大躍進」「画期的成功」

bribe

●一説によると、貧しいものに与えられたbread(パン)の意から派生。

bud

●植物の「芽」⇒若いもの、未熟なもの⇒「小娘」の意など。 

●ちなみにオーソン・ウェルズの処女作『市民ケーン』 (1941) はローズバット (薔薇のつぼみ) という謎の言葉を残して死んだ新聞王ケーンの死の真相を探る話である。だが、最後まで結局、rose budの意味はわからない。

 映画史に残る傑作なので、受験後にお勧めしたい。

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bulk

●bulk mail (大量一括送信メール⇒迷惑メールの意)

bullet

●bull ( ballの意と同じ) + -et (小さなもの、を表す接尾語) ⇒小さな弾⇒「銃弾」

●bite the bullet (歯を食いしばる) という言葉があるが、昔戦場の兵士が麻酔のない状態で手術をするときに弾丸を噛んで痛みを堪えたことから由来する。

●bullet train (新幹線) 、bullet point (箇条書き) 、bullet proof (防弾の) 

cabinet

●キャビネットといえば「飾り箪笥」。

だが、もとはcabin(キャビン、小屋、船室)と同源。

「個室」「私室」の意をもっており、イギリスの国王が会議の際に私室に側近を集めて政治の話をしたことから⇒王の私室に集まる大臣グループ⇒Cabinet「内閣」の意へ

carriage

●carryと同源で、carの原義だという説もある(確証なし)。

アメリカよりも主にイギリスで使われる表現。

carve

●受験栄には少しハイレベルな英単語帳『DUO3.0』の例文に、このようなものがある。

At times I confuse "curve" with "carve".

訳:時々 "curve"と "carve"を混同します。

私自身も受験生のころ、curveはuの字がカーブ(曲線)になっていると覚えた記憶がある。

catastrophe

●カタストロフィ(フランス語では同じ綴りでカタストロフ):大惨事や大変動。突然の大変動や、大きな破滅の意から転じて、劇や小説などの悲劇的な結末を意味することもある。

cavity

●cave(洞窟)と同義、「空洞」のイメージ⇒「虫歯」へ

●I have a cavity. (虫歯、あります)

censorship

●censor(「検閲する」)+-ship(身分・職を表す名詞語尾)⇒censorship

certificate

●cert (確かに、確実に) +-ficate (~化する) ⇒確かにする⇒「証明書を与える」「証明書」「免許書」 

*関連語:certain、certainly、certifyなども同派

cherish

●人やペット、思い入れのある物, 希望や過去の思い出などもcherishできる。ただし、それがあまりに行き過ぎるとspoilになる。

choke

●古英語ācēocian (窒息させる) 、中英語では接頭辞ā-が落ちてchokenへ

●”チョーカーchocker”は、”息を詰まらせる”首にぴったりのネックレスの意

ゴロ:チョークを喉に、詰まらせ

chuckle

●笑う系動詞

  • laugh (口を開けて、あっはっは)
  • smile (ニコッと微笑)
  • grin (歯を見せながら、ニヤリ)
  • giggle (女の子がキャハハ)
  • chuckle (独りで口を開けずに、クスクスッ) 

物語系の文章でどれも良く見かける単語なので覚えておくと〇

cluster

●血塊を表すclotという単語からの派生⇒「塊」「集団」「群れ」

●twitterなどのSNSで同じ趣味をもつユーザーの集団を”クラスタ”と呼ぶが、この由来は勿論、clusterである。

coerce

ゴロ:壊す作業を「強要する」

cohesion

●動詞cohereの原義は「a sticking together」⇒粘着性のある糊で固まりをくっつけるイメージ⇒「密着する」「結びつく」「(話の)筋が通る」など。

名詞形はcoherenceとcohesionの違いは、coherence(=全体的なまとまり)⇒「一貫性」、cohesion(=部分部分のつながり具合)⇒「結合」「結束」

collision

●col (together)+lide (to strike)⇒ ともに打つ⇒ぶつかる⇒collide「衝突する」に+-sion(抽象名詞語尾)がついた名詞形「衝突」

comply

●相手のために(com) + 満たす(ply)=comply「決まりを守る」

●名詞形は、”コンプライアンス”(Compliance)法令遵守の意

compulsory

●com(強調)+puls(押す、駆り立てる)+ory(「~の性質がある」という形容詞をつくる接尾語)⇒強く駆り立てる⇒「強制的な」「義務的な」「必修の」 

*関連語:-pulse (押す⇒血管の中で血が「脈打つ」こと、「脈拍」)

  • re(後ろへ)+⇒後ろへ駆り立てる⇒repulse「撃退する」「追い返す」
  • im(内へ)+⇒内へ内へと駆り立てる⇒impulse「欲求」「衝動」「推進力」

conceive

●con (com 強意)+ceive(catch)⇒しっかりと捕える、容れる⇒「子をはらむ」⇒「(全く新しい考えを)思いつく、考え出す」⇒「~だと考える」など。

名詞形のconceptionに「着想」「概念」「考え」ほか「妊娠」の意があるのはこのためである。

condemn

ゴロ:混んで、むんっとして非難する

congestion

●-gest(運ぶ)の意。”身振りで”運び伝えるという意味をもち、gesture へと派生していく。

*同じような派生をもつ英単語

  • con-(com-一緒に)+gest (運ぶ)⇒congest「無理に詰め込む」「混雑させる」
  • di-(dis-分離)+⇒口から入り、胃から腸へとどんどん運ばれていくイメージ⇒digest「消化する」
  • sug-(sub下へ)+⇒こっそり目立たないように下へ運ぶイメージ⇒suggest「仄めかす」「提案する」

congratulate

●con (com) - "together, with" + gratul "give thanks, show joy,"+ -ate (~するの意の接尾語) ⇒一緒に喜ぶ⇒「祝う」

●Congratulations! (おめでとう) に必要なsも「一人ぼっちじゃなくて、皆で一緒に祝っているからなんだ」と知れば、忘れることもない。

conscience

●conscious「意識がある」と似ているので注意。

コンサイエンスと覚えるくらいなら、コンシャンスとカタカナ語で覚えてしまおう。clear conscience⇔guilty conscience

contaminate

●contamination(汚染)

ゴロ:コン太、見ねえと「汚染する」

contemplate

●con(com 強意、共に)+temple(他の空間から切り離された祈りを捧げるための神聖な場)+-ate(する)⇒聖なる空間に集まって⇒「沈思黙考する」「瞑想する」⇒「熟視する」「予期する」

contempt

●劣悪・無価値であると思うものへ「軽蔑」の意

coward

●「尻尾tail」の意を表すラテン語caudaから由来。

怯えた動物が尻尾を巻いて逃げることから「臆病者」という意味になった。

creed

●credit (信用)と同じ「信じる」という原義に由来。

creep

●虫などが這いずり回る嫌なイメージから、俗語で「陰気で、気味の悪い奴、コソ泥、媚び諂う奴」という意味をもつ。

ちなみにコーヒーに入れる白い粉はCreamy Powderの略で”CREAP”。

crude

●もともと「血の滴る、生の」という原義⇒「加工していない」「天然のままの」⇒「荒い」「未熟な」⇒「無礼な」「無作法な」

●crude oil (原油)の意でよく使われる

ゴロ:狂うドイツに「粗野な」ナチ

currupt

●cor-(完全)に、rupt-(砕かれて)しまった⇒corrupt「堕落させる」「買収する」

curse

●Avada Kedavra (アバダケダブラ) はハリポタに出てくるKilling Curse 

●諺:Curses , like chickens, come home to roost.

(呪いは鳥のようにねぐらへ帰ってくる=人を呪わば、穴二つ) 

cynical

●シニカル:皮肉な態度をとるさま、冷笑的、嘲笑的、

damp

●湿った系単語

  • humid(気候や天候を描写するための”湿り気”)
  • moist(湿りすぎても乾きすぎてもいないものに使う”湿り気”)
  • damp(ネガティブな”湿り気”。例えば、衣類やベッドや服、天気や気持ちなどが湿っている)

decisive

●decide を想起すれば、自ずと意味も分かる単語

●decisive factor  (決め手、決定的要因) 、decisive leader  (決断力のある指導者) 、decisive moment (決定的瞬間) 、decisive victory  (決定的勝利) など

deed

●あまり知られていないが、語源はdoの名詞形である。

●indeed(本当に、実際に、いかにも)は元々in+deed。16世紀ごろまでは2語で書かれていた。内側に入り、深い納得のうちに行うこと⇒強調の意へ。

●Not words but deeds. (不言実行) 

●indeedは長文で超頻出だが、相槌みたいなものだと思って0.1秒のチラ見で受け流そう。ただしinstead(その代わりに、それどころか)と間違えないように。

deficient

●de-(欠)+fici(ラテン語facere「成す」「作用する」)+-ent⇒何かが欠けていて完成していない状態⇒「欠陥がある」「不足した」

●deficit「赤字」「不足」はビジネス英語で頻出。

defy

●de(否)+fy(信じるの意)⇒信じない⇒「反抗する、拒否する」

degrade

● de-(離、下)+ grade「段階」 ⇒ 段階を落とす⇒ 「等級が下がる」

delinquency

●juvenile delinquency(少年非行)は頻出。

depict

●de- (下に) + pict (=picture) ⇒「描く」「描写する」

despise

●ラテン語despicereから由来。de-"down"+ specere "look at" の意

●軽蔑動詞 (意味の重なる部分も多い)

  • despise (こいつには価値がねぇ…と判断した”侮り”)
  • scorn (despiseより強烈、目もくれない”拒絶”の意も含む)
  • look down on (そのままの意味で身体的な動作を表すことも有) 

deteriorate

●de-(下)+terior(悪い+比較級ior)+-ate(する)⇒「悪化する」

diabetes

●ギリシャ語源で、正式名称はDiabetes (尿が常に出る、go through) Mellitus (蜜のように甘い) ⇒Diabetes Mellitus

dictate

●-dict- ( tell, words) +-ate (~させる) ⇒「口述する」⇒「指図する」⇒口述した指示を「書き取らせる」 

*似たような派生を持つ英単語

-ary は「…に関するもの、place」なので⇒「単語のある場所」⇒dictionary「辞書」

●有名なチャップリンのナチス批判映画『独裁者』の原題は”The Great Dictator” (1940)

 これも必見の映画である。

独裁者 The Great Dictator [Blu-ray]

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diligent

● dis- ( 分離) + legere (集める、選ぶ」) ⇒せっせと選び分ける ⇒diligent「勤勉 」

*似たような派生を持つ英単語

  • inter- (intel- 間) +⇒2つのものの間を選別する ⇒intelligence「理解力」「知能」「情報」
  • ex- ( e- 外へ) +⇒選び出されることのできたもの⇒eligible 「資格のある」「相応しい」「適当な」

diplomacy

●di-(二つ)+ploma(plicare、”折りたたむ”の意)⇒ローマ時代、すべての通行券旅券は二つに折りたたまれ、金属板に捺印されていた。そこから広く公的書類を意味するようになる⇒diploma「公文書」「賞状」「免状」の意へ。

さらに国家の重要書類などを扱う状態・身分を指し⇒diplomacy「外交」の意へ。

disabled

●身体障害の意は、精神障害を含めた差別的な表現と考えられることがあり最近は、physically challengedなどの方が好まれる。

disclose

●dis(否)+close⇒隠れていたものを見えるようにする⇒「露わにする」「(秘密などを)暴露する」「明らかにする」

discreet

●discrete (分離した、別々の)という紛らわしい単語があるので注意。

覚え方は、最後に続くeeの間にtが入って「分離している」のが”discrete"。

2つのeがちゃんとくっついている方が「慎重深く」「思慮深い」discreetである。

disguise

●des- "away, off"+guise "style, appearance" ⇒普段の姿を捨て去る⇒「変装する」「隠蔽する」 *

guise (外観、服装、装い、身なり、見せかけ) の意の単語

●Aerosmithのベストアルバム名は”Devil's Got a New Disguise”

dismay

●dis(否)+may(might”力”の意)⇒dismay「心をかき乱す」「(心配・恐怖などで)狼狽させる」

dispose

●"dis" 離れて + "pose" 置く⇒離れたところに置く、気分を別に向ける⇒「処分する」「~する気にさせる」の意 

*似たような派生を持つ英単語 

"sup"下位に、下に + "pose" 置く⇒議論などの基礎に置く⇒「仮定する」

disregard

●"dis-"は動詞につけて、反対の動作を意味する接頭辞、ここではregardの逆の意

●無視する系動詞

  • disregard (理性的に不要な情報や意見を”無視する”、公的な場や文で使うことが多い) 、ignore (聞こえないふり、など主観的感情的な”無視する”)
  • neglect (うっかり不注意で”無視する”→”怠る”) 

divert

●di(分離)+vert(向く、回る、変える)⇒divert「そらす」

divine

●ダンテの「神曲」は英語でDivine Comedy。

Godよりも堅くて敬虔なニュアンスをもつ形容詞(もしくは「占う」などの意を持つ動詞)。

神曲 地獄篇 (河出文庫 タ 2-1)

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dizzy

●単語暗記に疲れたら、I feel dizzyと繰り返してみよう。とりあえずdizzyのイメージは掴めるかもしれない。

doctrine

●世界史を学んでいる学生ならトルーマン・ドクトリン(Truman Doctrine)という言葉を知っているだろう。1947年にアメリカのトルーマン大統領が発表したソ連封じ込め政策。

続く1948年のベルリン閉鎖、1949年の東西ドイツ分離独立は、まさにヨーロッパ東西分断(英国のチャーチル大統領が「鉄のカーテン」と例えた様)を象徴する出来事となった。

dose

●donation(寄付)、donate(与える、寄付する)、donar(ドナー、臓器提供者)、endow(”才能”などを授ける)という単語からわかるようにdonには「与える」というラテン語派生が伺える。

Doseも同派で、ギリシャ語の”贈り物”dosisから、身体を良くするために与えられた「一服の薬」の意へと発展した。

dread

●ドレッドヘアーは「恐ろしく」強くかかったパーマやエクステンションの意から

dubious

●du-(duo 2の意)が原義。二つのものの間で決められずに迷うイメージ⇒「曖昧な」「疑わしい」 

*関連語

  • doubtful「疑わしい」「怪しげな」/
  • dilemma(二つの仮定)⇒ジレンマ(板挟み)
  • double「二倍の」「対の」

dumb

●Dumb (口がきけない) は差別用語としてのニュアンスが強く、スラングとしての”馬鹿者””頭が悪い””阿呆”のような意味合いが強い。

勿論、bは黙字なので発音しない。

earnest

●真面目単語

  • diligent (仕事や勉強に対して一生懸命に取り組むさま)
  • industrious (industry”工業、勤勉さ”から派生して、一生懸命働くさま)
  • serious ("シリアス"は性格や態度などが思慮深く、生真面目で深刻なイメージ。若干ネガティブな雰囲気)
  • earnest (正直で真面目、恋に落ちた青二才のイメージ)  

●earnestmoney (手付金) は稼ぐearnから。

eclipse

●e-(ex)+clipse(原義は「去る」)⇒姿を消し去るイメージ

●solar eclipse (日食), lunar eclipse (月食)、annular eclipse(金環日食)

eloquent

●e(ex)+loqu(「言葉」の意)+-ent(「ふるまう」の意の接尾辞)⇒口から言葉がすらすらと外に流れ出るイメージ⇒eloquent 「雄弁な」

emancipate

●e(ex-)+man(manu- 手)+cipate(取る)⇒手で捕まえたものを放すイメージ⇒「(社会的・道徳的制約から”人”を、解放する」

embark

●em(~の中に)+ -bark(帆船)⇒「積み込む,乗船させる」

emigrate

●”e-“ “ex-の意から”out of-“ +” migrate”は”moved, shifted”を意味するラテン語migrant- から由来。 

eminent

●e (ex 外)+minent (mountと同派、上がる、高まるの意)⇒外に突き出ており、頭角を現している⇒eminent 「卓越した」「顕著な」 

*関連語:

pro-(前にforward)+⇒前に突き出ており、他より一歩前進している⇒prominent 「卓越した」「顕著な」(またeminent と違い物理的に「突起した」「卓立した」という意でも使える)。

encyclopedia

●en (in)+ cyclo ( cycle円 )+pedia (education, child-rearingの意、もともとはchildから派生)⇒子どもにありとあらゆる方面の知識を授け教えるための道具⇒encyclopedia (百科事典)

●pedia (子供)の意の同派としては、pedagogy(教育学)やpedaphilia(ペダフィリア、小児愛の性的倒錯)などがある。

ちなみにphilia は”愛”の意で、関連語も多く、例えば知を愛すると書いてPhilo(愛)+sophy(知)⇒philosophy「哲学」など。

endow

●en(~へ)+do(w)(与える)⇒「(才能などを)授ける」「を寄付する」

enlarge

●en- (名詞や形容詞について、”その状態に”するという意味の他動詞をつくる接頭辞) +large⇒大きくする、拡張する 関連語 enrich、enable、encourage、enslaveなど) 

enroll

●en- (in) + roll (名簿) ⇒名簿に載せる⇒「入学する」「登録する」 

en-「~の状態にする」 + roll「名簿」 ⇒名簿に載せる状態にする 、という説もあった。

いずれにせよ、そのような状態に含みいれるというニュアンスなので、どちらも接頭辞en- (in) のイメージから来るといえる。

●enrollment (記録、登録) は、「入学」「入会」の意で、入試によく出るので注意。

entity

ゴロ:あまりにキレイな円乳は「実在」。

erect

●e(ex 外)+rect(真っ直ぐ)⇒外(上)にむかって直立させるイメージ⇒erect 「建設する」「起こす」など

*似たような派生を持つ英単語

  • cor(強調)+⇒完全に真っ直ぐに導くイメージ⇒「訂正する」
  • rect(真っ直ぐ)+angle(角)⇒まっすぐに交わる角⇒rectangle「長方形」

●electやcollectなど、rとlを間違えないように注意。ちなみにこれらの単語に共通するlectは「選ぶ」という原義をもつ。Selectにも含まれている。

eternal

●対義語temporal (一時的な、つかの間の、現世の、世俗の…)も頻出単語。

●2004年のアカデミー脚本賞を受賞した『エターナル・サンシャイン』という映画があるが、男女の愛は果たしてeternalなのかどうか、というような内容であった。

 女子にお勧めしたい。

エターナル・サンシャイン (字幕版)
 

evaporate

●e(ex)+vapor (蒸気)+ate(する)

●Evaporated milk(無糖練乳)エバミルク

excel

●from Latin excellere : ex- “out”, “beyond”+ celsus “lofty”

●表計算ソフト“Excel”は、以前主流だった他社ソフトLotus 123より“秀でている、勝る” ( excel ) ものを作ろうとしたことから由来。

exclaim

●ex(外)+claim(叫ぶ)⇒exclaim「(興奮して突然)叫ぶ」「(語気を強めて)言う」

execute

●ex- "out"+sequi "follow" ⇒外までついていく⇒最後までやりきる⇒「実行する」「処刑する」 

●最高経営責任者CEOはchief executive officerの略。

exile

●ダンス・ボーカルユニットEXILE(エグザイル)は、メンバーが集まるまでそれぞれが「放浪」し最終的に「EXILE」にたどり着いたという経歴から、「EXILE」と命名を決めた。

expel

●ex (外)+pel (pulsと同意/ 押す、駆り立てる)⇒外へ追いやる⇒「追い出す」「除名する」「(空気・水など)を排出する」 

*似たような派生をもつ英単語

  • im(中)+⇒impel中に駆り立てる⇒「(考え・感情を)駆り立てる」「強いる」/
  • pro-(前)+⇒前へ駆り立てる⇒propel「前進させる」「推進させる」
  • re(後ろ)+⇒後ろへ駆り立てる⇒repel 「追い払う」「拒絶する」
  • com(強意)+⇒強く駆り立てる⇒compel「~に無理やり―させる」

expire

●ex(外)+spire(息をする)⇒生命の象徴である息を外に出し切る⇒死や終わりのイメージ⇒「息を引き取る」「息を吐き出す」⇒「終了する」「満期になる」など

*似たような派生を持つ英単語

  • a(ad- toの意)+⇒魂がそちらの方へと飛んでいくイメージ⇒aspire「熱望する」「焦がれる」
  • per-「~を通して」+⇒皮膚を通して、息をするイメージ⇒perspire「汗をかく」
  • con-「ともに」+⇒共にヒソヒソと息を交わし、何かを計画するイメージ⇒conspire「共謀する」「企む」

explicit

●ex + plicit(-plicare「重ねる」の意)⇒重ねて畳んであるものを、外に開くイメージ⇒explicit「明白な」 

extinguish

●fire extinguisher (消火器)

●火や光だけでなく、希望や愛などの心の中の熱情を消し去ったり、生命の灯を絶やしたりするときにも使える

extravagant

●extra-(外、範囲外の)+vag(to wander:さまようの意)+-ant(する人・モノ)⇒境界から外に出てさまようもの⇒「法外な」「とっぴな」⇒「金遣いの荒い」「贅沢な」

関連語:vague⇒一つに定まらず「はっきりしない」「あいまいな」状態をさまよっているイメージ。

●吉川英治の『宮本武蔵』を原作にした漫画『バガボンド』は、”vag”abond「放浪者」の意。

バガボンド(1)(モーニングKC)

バガボンド(1)(モーニングKC)

 

ちなみに作者の井上雄彦の代表作といえば一世を風靡したバスケット漫画『スラムダンク』だが、これを読まずに少年ジャンプのスポーツ漫画史は語れない。

SLAM DUNK(スラムダンク) コミック 全31巻完結セット (ジャンプ・コミックス)

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まとめ

なお、記載されている語源や由来などの信ぴょう性は全く保証しません。あくまで、英単語を覚えるためのエピソードとしてお使いください。スペルミスがありましたら、ご報告いただけると幸いです。

*英語に関する過去記事は下からどうぞ

www.nekopajamas.net

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