The Cat's Pajamas

旅と読書をこよなく愛する平成育ちの猫好きです。自分の好きなことだけをのんびりぽつぽつ紡いでいく趣味ブログを目指しています。

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女一人旅のケルン【ドイツ】夜景の美しさに大感動!念願のケルン大聖堂に訪れた感想

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人生で一度は訪れたいヨーロッパの建築物

ケルン大聖堂といえば、世界史で必ず習う世界最大のゴシック建造物

学生の時、世界史の資料集で一目見て

「なんて素敵な大聖堂なの…♡」

と、すっかり魅せられてしまった十代の私。

そのとき抱いた憧れは、大人になっても変わることがありませんでした。

さて、600年以上の歳月をかけてつくられたケルン大聖堂。

既存のものは三代目。

初代の大聖堂が建てられたのは、なんと4世紀!ヨーロッパの各地に点在するその他の大聖堂と比べても、圧倒的な歴史を誇る建造物なんです。

そんなケルン大聖堂は、ヨーロッパを一人旅しようと決めたときに、絶対に見に行きたいと思った場所の1つでした。

きっと、私と同じような思いをもった日本人旅行者も少なくないでしょう。

ということで、今回の記事では個人手配旅行でケルン大聖堂を見に行く方法や、アドバイスや感想などをまとめたいと思います。

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ケルンってどこにあるの?

Google Mapで確認してみると、ドイツの小都市ケルンはこんな場所にあります。

ほほう…!

こうやって地図を見てみると、ドイツの首都ベルリンは東にありますが、目的地であるケルンは西側にあることがよくわかりますね。

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ケルンという街は

  • ドイツの西側にあるので、フランス、ベルギー、オランダの主要都市と合わせて観光がしやすい

といった特徴があります。

国境を越えて、ちょっとドイツに観光に行こうと思うならば、目的地としてぴったりの場所なんですね。

ケルンへのアクセス方法は?

私はこのとき旅程をあまり決めず、ふらふらと行きたいところをバスで巡るという気ままな一人旅をしました。

ケルンの前に私が敢行したのは、オランダの南にある商業都市ロッテルダム。

そこから、FLIXBUSという高速バスのチケットをネットで予約して、ケルンに足を運ぶことにしました。

お値段はたったの15€(日時によって変動する可能性あり)。安いです…!

バスでおよそ3時間ほどでした。

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ヨーロッパは高速バスがとても発達していて、便利です。

なかでもFLIXBUSは

  • 無料wifi付
  • 座席が広い
  • 充電用コンセント有

となかなかの高サービス。ヨーロッパ旅行で、お金を節約したい旅行者には大変お勧めな移動手段です。
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△バス車内の様子。座席が広くて長距離でも快適でした。

勿論、バスではなく列車に乗って各地から向かうこともできます。

その場合はRAILEUROPEで「ケルン中央駅」までの乗車券を購入、もしくは事前に購入している乗り放題の切符を利用するとよいでしょう。

ちなみに国境を超えるときにパスポートを提示する必要もありません。

日本で隣の県に遊びに行くくらいの感覚で行くことができます。日本とは国境を超える感覚が少し異なるんですね。

高速バスで降り立ったケルン空港で迷子に

ということで私はオランダからバスに乗って、のんびり国境を越えました。

「高速バスで3時間、余裕だなあ…」

と景色を見ていると、次第に風景の中でドイツ語の看板が目立ちはじめました。
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3時間はあっという間に過ぎ、バスが停車。

たどり着いたのはケルン大聖堂があるケルンの街の中心部「ケルン中央駅」

…ではなかった。
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そう。

ここは中央駅から少し離れた場所に位置する「ケルン空港」

「なぬ!?」と驚き、チケットをよく見るとバスを予約したときの目的地は

  • Cologne South (Airport CGN Terminal 2)

となっていました(ちなみに「Cologne」というのが「ケルン」の意です)。

Airportってあるから当然、空港ですね

この空港からケルン大聖堂がある中央駅まで、電車に乗らないとたどり着けないのですが、ここで問題発生。

ケルン大聖堂のある「中央駅」に行く方法がわからない

案内所がどこにも見当たらないんです。

ゲストハウスでの無料wifiを利用していたため携帯で調べることもできず、重い荷物を背負い、小汚い恰好をした私は、ケルン空港をぐるぐるぐるぐる。

とりあえず電車のマークをした看板の方向へ進みます。

すると時刻表が書かれているような黄色い看板と券売機がありました。

(うむ…)
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(ドイツ語全くわからん…)

誰かに聞こうかと思い、周りを見渡すのですが、ご覧ください。
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昼間なのに、まるでB級ホラー映画のワンシーンかと疑うほどに

人がいなかったんです

(とりあえず中心地に移動しないといけない…)

と、時刻表を眺めること数分。

ここじゃないだろうかと思われる駅名が浮上してきました。
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「ケルン」はドイツ語で「Köln」…!

「Hbf」というのは何かわかりませんが、おそらく英語のhub(中心)にあたる言葉…!

つまり「KölnHbf」は「ケルン中央駅」ではないだろうか…!

まさに「謎はすべて解けたっ!」の勢いで、駅までの切符を購入。

お値段は片道2.8€。
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不安の方が大きかったのですが、時刻表に書いてある時間が迫っていたので、急いでホームに降ります。
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これがまた怖い。

ちょうど時刻表に書かれていた時間に列車が到着したんですが、どうも電光掲示板に書かれてる表記と違う。
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高速バスがマイペースに散々遅れるところを見てきたので、これは列車が遅れていると判断し、時刻表ではなく電光掲示板の表記に従って、目当ての電車に飛び乗りました。
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案の定、殆ど人がいません。

窓の外をじっと見ながら、現在地を確認。景色はどしゃ降りの雨、私の不安を煽ります。
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数分でたどり着いた「KölnHbf」駅。

人気のなかったケルン空港とは違い、賑わいがありました…安心!
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ケルン大聖堂の案内らしき看板を発見したので、興奮しながら歩いていくと、そこには念願のケルン大聖がっ…!
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でかっ

近代的な駅と歴史ある大聖堂が共生しているという何とも予想を裏切る光景が、目の前には広がっていたのでした。

ケルン大聖堂の内部を見学

駅から出て全体を眺めてみましょう。幅86m、塔の高さは157m。

当然、写真には納まりきりません。 
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あまりの大きさに少し怯んでしまいそうになるくらいです。

折角の機会なので、ケルン大聖堂の中にもお邪魔します。

ケルン空港にはコインロッカーもあったのですが、宿がすぐ近くにあったので、リュック背負ったまま入り口に行きました。

すると警備員さんが「荷物でかすぎ、ダメダメ」の合図。

しゅんとして引き返しかけると、警備員さんの気が変わったのでしょうか。私の荷物の大きさを図るように、手で物差しを作りながら、頷いて「いいよ」と微笑み、大聖堂に入れてくれたんです。

優しいっ…!

雨の中、独り濡れ姿で巨大な荷物を背負ってる東洋女を哀れにに思ったのでしょう。

ぺこりとお辞儀しながら、中に入りました。

ヨーロッパ周遊では沢山の大聖堂に足を運んだのですが、一際内部が広く、天井が高いと感じたのがケルン大聖堂でした。
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天に祈りを届けるために高く、高くと築かれた建造物。

今更ですが、こういう建築は日本には存在しないですよね。
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ケルン大聖堂の中では写真撮影をしている人がたくさんいました。

皆、哀しくなるくらい必死です。

消え去っていく一瞬を必死で捉えて、所有しようとする人々の一貫した行動は、なにか現代の宗教のようだなあとぼんやり考えていました。
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ケルン大聖堂と近代的な街並みを横目に

大聖堂を出てからお腹が減っていたことに気づき、周辺をふらふらします。

なんだか可愛らしいお店を発見…!
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わぁ~ドイツに来たって感じ…!

と浮かれ気分で、おやつに1つ購入。

どきどき、ぱくっ。
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かたい…(おい)

バリバリボロボロ、鳩と少し仲良くなりました。

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次第に雨が上がり、雲の間から晴れ間がのぞいてきました。
宿泊予定のゲストハウスに行くために、再び大聖堂の前を通ります。

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それにしても、この街。

歴史あるケルン大聖堂を観光のメインに据えている街の割には、周りの建物が少し異様なくらいに近代的で少し違和感があるんですよね。

もっと歴史ある大聖堂に景観を合わせるくらいのデザインの配慮があっても良いのに。と考えながら歩いていたところ、雨降りのときは目に入らなかった或る看板が、大聖堂横に立てかけてあることに、ふっと気づきました。

それは思わずハッとして、立ち止まらずにはいられないものでした。

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そうです。

70年前のケルン。この街は、第二次世界大戦時に建物の殆どが破壊されていたんです。後に調べたところ、およそ9割の建物が大破したとのことでした。
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 戦争時に破壊されてから復興した町ですから、当然、我々異国の観光客が知らずに求めるようなヨーロッパ的ともいえる旧建築が、残っているはずなどありません。

ケルンの街の景観は、壊滅状態から人々が暮らしを営める環境にするのを最優先に作られたものでした。

そしてこの街の復興にとって、この大聖堂の存在はどれだけ要になり、市民の心を支えるものだったか。計り知れないものでしょう。
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歴史ある名所のある観光地なのに街の景観がそぐわず…なんて偉そうに。

このとき私は、自分の無知が心底怖くなりました。

この旅No1に選びたいほど快適なゲストハウス

この日、私がケルンで宿泊したのはケルンにある「ケルン【バックパッカーホステル】 」という宿泊施設でした。

このホステルは、ヨーロッパ周遊にあたり色々と泊まった中でも、とてもサービスが良く一泊だけというのが惜しいと感じる施設でした。

部屋の中にはきちんと鍵付きのロッカーを各自割り当てられます。タオルの貸し出しもあり、シーツもきれいです。
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しかもスタッフさんが凄い親切なんです、ここ…!

こっちの不安をぱっと吹き消すくらいの笑顔で対応してくださるので、英語に不安があるという方でも問題なくチェックインしやすいホステルだと感じました。

さらにここのホステルの良かった点は、共有スペースが非常に充実していたことです。

台所も自由に使えるので、スーパーで買った食材を自由に調理することができます。
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美食の国フランスとベルギーで外食三昧の日々を過ごしていた私は、そろそろ予算に余裕がなくなっていました。
こんなに使い勝手のよさそうな台所を使えるなら、自炊しよう!ということで、駅に隣接しているスーパーに。
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手あたり次第に食材を購入して、早速料理開始です。

トマトソースでパスタを作って、そのうえに生ハムとモッツアレラチーズをのせるという案で始めました。

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「トルテリーニ」という初めてみる素材があったので、よくわかりませんでしたが、食べてみることにしました。ころころしています。
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スプーン、フォークは当然のこと、調理に使えそうなものは何でも揃っていて、感動してしまいました。
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しかし料理をするにはあまりに材料不足。

普段、パスタを作るときはにんにくやらオリーブオイルやらは欠かせないのに、と思いつつ横を見ると、なんと偶然にもニンニクの皮を熱心にむいている男性の方がいらっしゃいましたので、恥を忍んで

「すみません、それちょっと分けてください」

と声をかけると、笑顔で一カケラ分けてくださって、ちょっと感動しましたし、自分の図々しさが怖くなりました。

そして、完成したのがこちら!

題して「生ハムトマト~はじめてのトルテリーニ」です!共同スペースの売店にはビールも売っていたので、購入しました!

さぁ、気になるお味の方は…?f:id:eno1081:20180124200406j:image

・・・

 

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・・・

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ビール超美味しい…!

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このケルンの地ビール「ケルシュ」は、本当に最高のお味でした!

しかも水を買うのと同じくらいの値段で飲めるわけですから、これはドイツに住んでたら、毎日ビール三昧になるなと思いました。

え…?

隣の男性からニンニク1かけら奪ってまで作った「はじめてのトルテリーニ」の味はどうだったのかって?

そうですね、何と言いますか

「これをトルテリーニだと思ってはいけない気がする」というような味でした。

あまりに美しい!ケルン大聖堂の夜景

長距離バスに揺られて疲れていたこともあり、部屋でシャワーを浴びて、しばらく仮眠。夜21時にホステルを出て、夜景を見に行きました。

写真を見ていただくとわかるのですが、21時を過ぎてもまだ明るい夏(8月)ヨーロッパ。沢山の観光客が夜が訪れるのを待っているのがわかります。
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夜の散歩のお供に、スーパーで買ったサラミを持参。

ちなみに、このサラミは人生で食べたサラミの中で、最もおいしいサラミでした。
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ケルン大聖堂は非常に巨大な建築物なので、ライトアップを見るために、橋を渡り、ライン川の対岸に行きます。

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この橋にもセーヌ川のポン・ヌフ橋で見たような鍵が沢山ついています。

その奥にはケルン中央駅に続く鉄道が走っています。

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観光客はそれほど多くなく、でも人がいないわけでもないので、安心して夜出歩くことができる、夜景を見るにはちょうどいい人通りです。

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広大なライン川を横目に、400Mほどの長さがあるホーエンツォレルン橋を渡ると、ちょうど宵闇が深くなってきました。

たどり着いた対岸…!

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おお~!これは壮観っ…!

暫くぼんやりしていると、あっという間に日が落ちてきました。

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綺麗に舗装されていて、灯る明かりに導かれて、そのままずっと川沿いにどこか遠くへ歩いて行きたくなるような景色が広がっています。

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日が落ちると、ケルン大聖堂もライトアップをして、見ごたえがあります。

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興奮して、カメラをもつ手にも力が入ります。

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観光地というのは色々あります。

本当に観光客のために用意されたようなテーマパーク化された観光地(例えばフランスのモンサンミッシェル)もありますが、このケルン大聖堂は観光客よりも、地元の人たちの生活の場として、根付いているような気がしました。

川沿いに佇むカップルを見て、ふと思い出すのは京都の鴨川、そんなイメージです。

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 私は安全のために、夜は絶対に外へ出歩かないと決めていたので、この日は旅のなかで初めて夜景を見た日でもありました。
こんなに美しい景色が見れるのであれば、やはり外に出てしまいたくなるよなと納得せざるを得ないほど、ケルン大聖堂を対岸から眺める時間は、大きな満足を自分に与えるものでした。

もっと眺めていたいという気持ちもありましたが、夜遅くなりすぎるのも怖いので、名残惜しくも橋を渡り、宿に帰ります。

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ケルン大聖堂は確かに昼も見ごたえがありました。

でも観光地としてその本領を発揮するのは、おそらく太陽が沈んだ夜なのではないでしょうか。

そんなことを考えながら、一人宿への帰路についたのでした。

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まとめ

ということで、今回の記事ではケルンの観光について振り返ってみました。

感想をまとめてみると

  • ケルンは、フランス・ベルギー・オランダ旅行と兼ねて訪れやすい。
  • ケルンの地ビール「ケルシュ」がめちゃくちゃ美味しい。
  • バックパッカー旅行なら「ケルン【バックパッカーホステル】」はお勧め!
  • ケルン大聖堂は夜景で本領発揮!

ということになります。

ケルン大聖堂はこの旅行で訪れた中でも、三本指に入れたいくらい充実していました。ケルンはケルン大聖堂しかないんです。だから何泊もする必要はないと思います。

でも1泊、この街に泊まるだけで、この景色が見れる。

それなら旅の途中、ぜひふらりと立ち止まる価値が十分にある観光地だと個人的には思います。

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非常にお勧めですし、絶対に夜景は見た方がいい(昼だけではあまりに勿体ない)と感じました。

ちなみに「ケルン【バックパッカーホステル】」は駅から徒歩5分以内だったので、夜に出歩く心配が少なかったというのも、お勧め理由の一つになります。また夜道ですので、Googleのオフラインマップなどを頼りに道に迷わないようお気を付けください。

www.nekopajamas.net

女性の一人旅で不安があるという方の参考になれば、幸いです。

それでは、本記事を最後まで読んでくださって、有難うございました!

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