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一人旅好きの趣味ブログ

旅&読書好きにオススメ*世界が広がる旅本8冊

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旅のお供に欠かせない「本」

本は、魔法の道具のようなものだと小さい頃から思っていました。

少し指を動かすだけで、遠く離れた知らない場所にあっという間に行くことができる本の世界。

時代や国境も超えて、普段聞こえない人の心の声も知ることができます。

まだ読んでいない本がこの世に沢山あると思うだけで、私はいつもワクワクしています。

それは、まだ行ったことのない場所がこんなにあると思い、つい旅行に出かけてしまう旅好きの心理と、とても良く似ているとも思います。

ということで今回の記事では「旅と本」という視点から、おすすめの旅本を紹介したいと思います。

この記事にたどり着いた方にとって、何かしら新しい本との出会いがあれば、幸いです。

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1、旅好きのバイブル*沢木耕太郎『深夜特急』

旅に関する本を調べると、必ず紹介されている沢木耕太郎さんの『深夜特急』

仕方ありません、だって滅茶苦茶面白いのですからっ…!

まさに旅好きのバイブルといった作品です。

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)

 

1巻から5巻までの薄い文庫本の中で、26歳の沢木さんが実際にユーラシア大陸を横断した際の旅の模様が記録されています。

この旅で、沢木さんが利用したのは、バスだけ。

現代のようにスマートフォンなどない時代です。沢木さんは、旅で出会った人から聞いた情報、その場その場の出会いに身を任せて、香港~ロンドン間を旅します。

さて、この本の魅力はなんといっても沢木耕太郎氏の文章力にあるといっても過言ではないでしょう。

旅の記録を描いた本というのは、他にもあります。

しかし『深夜特急』ほど、瑞々しく異国の情景を描きながら、客観的に世界を、他人を、そして何より若き発展の途上にある自分を眺めているルポルタージュは他にないでしょう。

沢木さんの語り口は、頁をめくるこちらの手を決して休ませないのです。

思い切り手足が伸ばせる幸せを味わいながら、甲板に坐ってチャイを飲み、河を渡る風に吹かれていると、カトマンズからの三十時間に及ぶ強行軍が、もうすでに楽しかったものと思えてきそうになる。なんと心地よいのだろう。その気持ちを言い表したいのだが、どうしても適切な言葉が見つからない。

すると、放心したような表情で空を眺めていたアランがぽつりと言う。

“Breeze is nice.”

うまいなあ、と思う。

イギリス人なのだから、英語を上手に使うのに何の不思議はないけれど、それにしても、単純な単語を単純に並べただけのこの言葉の美しさはどうしたことだろう。

ブリーズ・イズ・ナイス。本当にそよ風は素敵なのだ。

まるで映画のワンシーンのようだと惚けてしまう場面です。

文章でありながら沢木さんの旅は視覚的にこちらの脳裏に焼き付き、どこか知らない遠い場所へ行くことの憧憬を掻き立てます。

最終章を読んでいるときは、この本が終わってしまうこと、沢木さんの旅が終わってしまうことが本当に惜しくて仕方ありませんでした。

もし自分に子供ができたら、学校の教科書以上に(!?)『深夜特急』を読んでほしいと思います。

後日談を収録した『旅するノート』もぜひ併せて読むことをオススメします。

旅する力―深夜特急ノート (新潮文庫)

旅する力―深夜特急ノート (新潮文庫)

 

まだ読んだことのない方は絶対に必見、お勧めの一冊です!

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2、真の登山家の冒険記*植村直己『青春を山に賭けて』

次にお勧めしたいのが植村直己さんの『青春を山に賭けて』です。

青春を山に賭けて

青春を山に賭けて

 

植村直己さんといえば、世界で初めて五大陸最高峰登頂した登山家として、国民栄誉賞を授与されたことでも知られている、非常に著名な方です。

でも植村さんが登山家というよりも、根っからの「冒険家」であったことを知っている人は多くないのかもしれません。かくいう私も、この本を読むまではそのような印象をもっておりませんでした。

植村さんの凄い点は、あっぱれな行動力にあります。

ヨーロッパ山行まで、何年かかるかしれないが、とにかく日本を出ることだ。英語ができない、フランス語ができないなどといっていたら、一生外国などいけないのだ。

男は、一度は体をはって冒険をやるべきだ。

とにかく海外の山に登りたい。

語学はできない、金もない、勿論ツテなど何もない。

それでも思い1つ、いやまさに身一つで日本を飛び出した若き植村さん。

数々の機運に導かれるようにして、ついには五大陸最高峰登頂を果たすのですが、本当に良くも悪くも成り行きなんです。

成り行きというと、何だかいい加減な感じがしますが、絶対にこうするという強い意志があります。誰も行ったことのない未開の地に、足を運ぶという強い冒険心に基づく、確固たる意志です。

人のやった後にやるのは意味はない。

それも人のためにではなく、自分のためにやるのだ。

[…]

私はきょうまで、ひとつひとつ強い決意のもとに全精神力を集中してやりむいてきたのだ。必ずやりぬける自信がある。

何が凄いって、植村さん。山に登るだけじゃないんです。

単身いかだでアマゾンの川下りをしたりしていたり、南極大陸横断の夢を語っていたり、この人は「登山家」というよりも、もっと大きな枠組みで登山家を包括した「冒険家」として語られるべき人なのかなと感じました。

いつでも前向きな植村さんの言葉は、読んでいて気持ちが良いものがあります。海外好き、山好き、旅好き、冒険好きな方に、とてもお勧めです。

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3、人生とは旅のようなもの*カズオ・イシグロ『日の名残り』

旅好きというよりも本好きの視点からオススメしたいのがこちら。カズオ・イシグロ氏の『日の名残り』です。

日の名残り (ハヤカワepi文庫)

日の名残り (ハヤカワepi文庫)

  • 作者: カズオ・イシグロ,土屋政雄
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2012/08/01
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こちらは小説で、あくまで旅と人生を照らし合わせた静かな一冊です。

イギリスの昔ながらの執事(ミスター・スティーブンス)が暇をもらい、約1週間車で国内旅行に出かけるというストーリーです。

彼はイギリスの国土を巡りながら、自身の回想の中で彼の人生という旅路を振り返ります。

彼の旅の目的地はただ一つ。

彼の”完璧”を極めた執事人生を振り返った中で、その回想の中心にいる一人の女性、かつて共に屋敷で働いた元女中頭ミス・ケントンに会いに行くことです。

彼の回想の中では、何度も彼女の名前が出てきます。

けれどもこの物語の語り手は、自分の気持ちにとことん素直じゃない。非常に「信頼できない語り手」となっている。そこが非常に面白い。

ちなみに私はこの本のラストの美しさに

「もう、スティーブンス、ほんとにもう大馬鹿っ…あああ!!!」

と言いながら文字通り大号泣していました。

個人的には、作者が30代でこの本を書いたという事実に、一体どれほどの経験と読書を積んだのだろう…と驚くものがあります。

ちなみにカズオ・イシグロ氏といえば、ノーベル文学賞を受賞したことで一気に知名度の上がった作家ですし、気になっているという方も多いでしょう。

一人称語りでありながら、登場人物たちを徹底的に客観視し、あたかもそれを体験したかのような詳細な物語を構築していくイシグロ氏の文才には、どの本を読んでも舌を巻いてしまいます。

一体頭の中がどのようになっているのか…当たり前ですが、私には仮に100年生きても、このような小説は書けないでしょう。

旅を疑似体験するような迫力はありませんが、あまりに気に入り、イギリスを車でドライブ旅行してみたくなりました。

特に本が好きという方(そして旅が好きであればなおさら)に強くオススメしたいと一冊です。

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ちなみに旅とは全く関係ありませんが、カズオ・イシグロさんの最初の一冊としては、こちらの短編集をお勧めします。実は堅苦しくなく、とてもユーモアに富んでいる作家だとお分かりいただけると思います。お勧めです。

夜想曲集 (ハヤカワepi文庫)

夜想曲集 (ハヤカワepi文庫)

 

4、愛と笑いに溢れる奮闘記*前野ウルド浩太郎『バッタを倒しにアフリカへ』

次に紹介するのは、打って変わって非常に読みやすいエッセイ本。何ともインパクトタイトルの一冊、前野ウルド浩太郎さんの『バッタを倒しにアフリカへ 』です。

バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)

バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)

 

昆虫博士を目指す前野さんがアフリカ・モーリタニアに在外研究をされていたときの記録になります。

研究というと堅苦しい響きですが、全くそんなことはありません。

滅茶苦茶笑えます

冒頭から、こんな感じで始まります。

私はバッタアレルギーのため、バッタに触られるとじんましんが出て、ひどいかゆみに襲われる。そんなの普段の生活に支障はなさそうだが、あろうことかバッタを研究しているため、死活問題となっている。こんな奇病を患ったのも、14年間にわたりひたすらバッタを触り続けてきたのが原因だろう。

全身バッタまみれになったら、あまりの痒さで命を落としかねない。それでも自主的にバッタの群れに突撃したがるのは、自暴自棄になったからではない。

子どもの頃からの夢「バッタに食べられたい」を叶えるためなのだ。

kindleの立ち読みで、この文章を目にした瞬間「これは面白い」と確信し、あっという間に読了してしまいました。

前野さんの文章は生粋のエンターテイナーという感じです。

元々ブロガーとしてアフリカでの日々をブログにまとめていた前田さんは、確かに読み手の意欲と笑いを誘う文章が非常にお上手なように思われました。

▲前野さんのブログ「砂漠のリアルムシキング」にはこんな記事が載せられています。

旅本ではありませんが、アフリカのモーリタニアという国に関して、ここまで詳細に書かれているルポルタージュは非常に珍しいですよね。

ちなみにモーリタニアでは太っている女性がモテるのだとか。

妻が娘に吐くまで食事を食べさせ、娘を可哀そうに思い仲裁に入り、結果離婚してしまったという友人の驚き現地エピソードも書かれていました。

モーリタニアの文化的慣習に関する記述は、旅好きとして

「モーリタニアってこんな国なんだ」

という興味を湧き立てるものでした。

また、バッタを心から愛し、野心的に研究を進めていく前野さんの姿勢は、読んでいて非常に前向きな気持ちになれるものです。

最後まで非常に面白かったです。

ライトで読みやすくお勧めの一冊ですが、電車の中で読むと笑ってしまいますので、くれぐれもお気を付けください。

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5、若き日の旅がもつ意味*喜多川泰『「また、必ず会おう」と誰もが言った』

旅に関するフィクション本、そして自分に子供がいたら読ませたいと強く感じるのがこちらの本。喜多川泰さんの『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』です。

「また、必ず会おう」と誰もが言った。

「また、必ず会おう」と誰もが言った。

 

主人公は17歳の若者。

一人旅でヒッチハイクをしながら、東京から熊本へと渡る中で、様々な場所で生きる、いろんな人の考え方や生活を学んでいくという内容になっています。

高校生といえば、1つの学校という空間が世界のすべてのように感じてしまう年頃といえます。

そんな年頃に一人で家を出て、旅することのもつ意味は、単なる旅行以上の意味があると思います。思えば私も、十代のころ青春十八きっぷをもって初めての国内一人旅、四国や九州をぐるりと一周したことがありました。

今でも旅行はスキですが、あの旅行以上に達成感のある一人旅はないです。沢木耕太郎さんも語っていましたが、やはり旅は、どこへ行くかよりもいつするかに大きく左右されるのかもしれません。

ちなみに喜多川泰さんの本は、非常に読みやすいです。

或る意味、意外性がない出来過ぎてるとも言えます。でも非常に素直な気持ちで、人との出会いを大切にすることの意味について考えさせられることが多いです。

www.nekopajamas.net

普段本を読まないという方にも非常にお勧めです。

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6、時代に翻弄される少女たち*米原万里『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』

こちらは旅というよりも、本が好きな方に心からお勧めしたいノンフィクション本。米原万里さんの『嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫)』です。

嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫)

嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫)

 

米原さんといえばロシア語の通訳として著名な方なのですが、非常に文才にも恵まれている方だということが、この本を一読してもらえば分かるかと思います。

子ども時代をチェコで過ごした米原さんがその当時、友情をはぐくんだ3人の友人に再会するために、国境を越えた旅の記録が記されています。

主に回想録がメインとなるので、旅のワクワク感を疑似体験するよいった本ではないかもしれません。

しかし、当時の複雑な社会状況を閉ざされた国で肌身で体験し、それを後に巧みな日本語で、鮮烈な記憶として残しながら、小説としても見事な完成度をもって纏められている一冊として、この本は非常に稀有だと思います。

私はベルリンの壁が崩壊した時代にはまだ生まれていない人間です。

冷戦を同時代として生きていません。

だからこそ、知らないことが多すぎて、こういった本に出合うたびに、自分の無知を痛感します。過去にあった、もう二度と行けない国が存在することを思いながら、まるでタイムトラベルをするように本を捲っていました。

旅好きだけなく、本や歴史が好きという方にとてもお勧めしたいです。素晴らしい読書体験を約束してくれる一冊だと心から思っています。

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7、謎の独立国家を愛する探検家*高野秀行『恋するソマリア』

 次に紹介するのは高野秀行さんの『恋するソマリア』です。高野さんの本は色々読んでいますが、一番読みやすかったように思いました。

【電子特別カラー版】恋するソマリア (集英社文芸単行本)

【電子特別カラー版】恋するソマリア (集英社文芸単行本)

 

私は高野さんの本を読んで、アフリカの中でもソマリアという国について大分詳しくなったように思います。

こういった旅の記録を本にしてくださる方がいると、世界にはこんな場所もあるんだという好奇心がぐんと広がるので、思わず手を合わせたくなります。

ちなみにソマリアというのは世界最恐国として名高く、治安は最悪で観光客が最も少ない国と言われています。

高野さんはそんなソマリアに超平和な一地帯「ソマリランド」があると聞いて、調査に出かけるんです。

その結果、ソマリアが好きで好きで仕方なくなった高野さんが書いたエッセイ本が『恋するソマリア』になります。

ただこちらの本、実は『謎の独立国家ソマリランド』という本の続編にあたるんですよね。こちらも非常に面白いのですが、何せ分厚いので、kindleでサクッと読むのがおすすめでしょうか。

謎の独立国家ソマリランド

謎の独立国家ソマリランド

 

ちなみに高野さんの素晴らしいなと思う点は、現地の言葉を必ず勉強するという点にあります。

彼曰く、異文化を知るのに大切なのは「音楽、料理、言語」の3つだそうです。成程、と納得するものもありますね。

高野さんの冒険記はどれも非常に男臭いと言いますが、危険を顧みなさ過ぎて脱帽を感じます。が、個人的には男に生まれていたらこういう生き方をしてみたかったなと思うものもあります。オススメです。

 

8、世界的ベストセラー*パウロ・コエーリョ『アルケミスト』

最後に紹介するのは、やはりこちらパウロ・コエーリョ『アルケミスト』です。

アルケミスト 夢を旅した少年 (角川文庫)

アルケミスト 夢を旅した少年 (角川文庫)

  • 作者: パウロ・コエーリョ,山川紘矢,山川亜希子
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
  • 発売日: 2013/07/09
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この本はとにかく紹介する人があまりに多くて、私は読む前に「何かの宗教本では?」と訝しんだほどに人気があります。

しかし読んでみると、納得の内容でした。例えるならば『星の王子さま』に近しい人生訓を主人公の旅を通じて得ることができる内容になっていると感じました。

私が一番心に響いたのは、老人が語るメッカの夢の話です。

いつまでもメッカに行こうとしない、夢であるはずなのにそれを叶えようとしない老人は、その理由をこのように語るのです。

 メッカのことを思うことが、わしを生きながらえさせてくれるからさ、そのおかげでわしは、まったく同じ毎日をくり返していられるのだよ。たなに並ぶもの言わぬクリスタル、そして毎日あの同じひどいカフェでの昼食と夕食。

もしわしの夢が実現してしまったら、これから生きてゆく理由が、なくなってしまうのではないかとこわいんだよ。 

おまえさんも羊とピラミッドのことを夢見ているね。でもおまえはわしとは違うんだ。なぜなら、おまえさんは夢を実現しようと思っているからね。わしはただメッカのことを夢見ていたいだけなのだ。

何かしたいことがある、でも行動しない。

その心理には、夢を夢のままにしておきたいという心理があるというのは、その通りだと深く頷いてしまうものがありました。

何か叶えたい夢がある、それなのに行動できない。そんな方の心をぐっと前向きにしてくれる本として非常にオススメです。

まとめ

ということで、以上8冊の本を紹介させていただきました。

他にも旅に関する本は様々にありますが、個人的な好みから、最初(『深夜特急』)と最後(『アルケミスト』)以外は、あまり紹介されていないものを選んでみました。

また本好きという視点からも、読みものとして十分に面白いと思えるものに限定したつもりです。

例えば石田ゆうすけさんの自転車ひとり旅記録本なども、旅の本としては有名だといえるでしょう。こんな旅のスタイルがあるんだという面白さがあります。

行かずに死ねるか!―世界9万5000km自転車ひとり旅 (幻冬舎文庫)

行かずに死ねるか!―世界9万5000km自転車ひとり旅 (幻冬舎文庫)

 

ただ30分くらいで読めてしまうので、残念ながら読書体験という感じはあまりしないんですよね。

このような視点から語るに、沢木耕太郎さんの『深夜特急』の凄い処は(本当に大好きなのでべた褒めなのですが)”こんな旅もあるんだ!”という驚きに加えて、素晴らしい読書体験を約束してくれる点だと思うんです。

ザ・フィクションであれば宮本輝さんの『ドナウの旅人』などもありますよね。

ドナウの旅人(上)

ドナウの旅人(上)

 

こちらは上下巻の分厚い小説で、なかなかロマンチックなのですが、それこそ本当に文学が好きな人向けだと思うのですよね。私が宮本さんの小説が好きなので、個人的な好みにより過ぎかと考え、今回はお勧めはしませんでした。

その点でいえば、米原さんの『嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫)』も大分好みに偏ってるのかもしれませんが、ごり押ししたいくらい好きなんです。

彼女の本は多く読んでいますが、こちらの本も、素晴らしい内容でした。興味がある方はぜひ一読ください。

オリガ・モリソヴナの反語法 (集英社文庫)

オリガ・モリソヴナの反語法 (集英社文庫)

 

本にはやはり好みがありますし、人それぞれ読後の感想も異なるでしょう。

色々とありますが、出来るだけ色々な人に興味をもってもらえるかなと思える本を選んだつもりです。

こういった記事で紹介することで一人でも多くの人が、新しい本と出会うきっかけになれば幸いです。

それでは、最後まで読んでくださり有難うございました。

www.nekopajamas.net

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