ツェルマットで1番おすすめなハイキングコースを紹介【登山初心者OK】

今回の記事では、スイス旅行で訪れたツェルマットの

  • ハイキングコース

をメモしておこうと思います。

私はこの時、ヨーロッパ周遊をバックパック1つで行っており

  • 登山道具

を何1つ持っていませんでした。

そのうえ、登山初心者ということもあり不安があったのですが

  • ツェルマットのスネガの散策コース

で大絶景を見ることができました。

f:id:eno1081:20170813193520j:plain

▲写真よりも実際の景色の方が数十倍感動するものがありました。

このコースは

  • 道が広い
  • 人が多い
  • 湖が沢山ある

のでツェルマット山歩きを存分に楽しむことができます。

また

  • リフトで山頂まで登る

ので徒歩は下りだけで、登山初心者にも負担は軽いと感じました。

ということでツェルマットでハイキングをする予定のある方は、ぜひ参考にしてください。

目次

1. 初心者でも行ける!スネガのハイキングコース

スイスの観光情報は

  • ネットで集めるのが困難

でした。

登山コースを検索すると沢山出てくると思います。

でも情報が多すぎてよくわかりません。

山の経験は全くなく、道具もなく、体力もなく、知識もありませんでした。

でも

  • 大自然の絶景が見たい

というワガママな欲求を満たしてくれたのが、ツェルマットのスネガ湖探索コースでした。

行き方は簡単。

ツェルマットの街の中心にある地下ケーブルカー

  • スネガエクスプレス

に乗車します。

すると

  • スネガ展望台(標高2288m)

という場所にたどり着くことができます。

f:id:eno1081:20180326174508j:image

ここから更にロープウェイに乗り

  • 1つ上のブラウヘルト(標高2571m)

に行きます。

あとは3つの湖

  • ステリーゼー
  • グリンジーゼー
  • ライゼー

を巡りながら、再びスネガ展望台に下りていきます。

f:id:eno1081:20180405225851j:plain

私は展望台でのんびりとケーキを食べて寛いだ後に、再び展望台から

  • ケーブルカーに乗ってツェルマットへ帰る

という道をとりました。

2. ハイキングに必要な道具は?

実際に、このコースをハイキングしてみたところ

  • 道が比較的なだらか
  • 人が多いので迷いにくい
  • 文字通りの絶景が見られる

と感じました。

主にケーブルカーで登頂してから

  • 下山するコースなので負担が軽い

というのも魅力ですし、スニーカー1つで心配せずにハイキングすることができました。

f:id:eno1081:20170813195814j:plain

▲3~4時間ほどのんびりと山歩きましたが、すべてが絶景でした。主に下山ですので負担もなく、道も比較的舗装されていて歩きやすいです。本当に素晴らしい時間を過ごすことができました。

絶対に必要なものは

  • 軽食

の2つです。

天気が良いと日焼けで大変なことになるので必ず

  • 帽子
  • 上着
  • 日焼け止め

を持っていくと良いと思います。

また荷物はリュックに入れていく方が、両手が楽になって負担が軽くて済みます。

なるべく歩きやすい服装にするのがベストです。

道に迷うのではと不安がある方は、オフラインマップの用意もしておきましょう。

あわせて読みたい
無料で使える旅の神アプリ!「Maps.Me」オフラインマップの使い方 今回の記事では、海外旅行で非常に役に立つ神アプリ オフラインマップ「Maps.Me」 の使い方を紹介したいと思います。 オフラインのマップ、GPS ナビゲーション:MAPS.ME ...

服装・持ち物の注意点などは多くありますので、スイス旅行の持ち物はこちらにまとめました。

あわせて読みたい
スイス旅行の持ち物まとめ|事前準備が大切!ハイキングする人は要注意 今回の記事では、実際に旅行してみて必要だった スイス旅行の持ち物 をまとめておきたいと思います。 私は弾丸バックパッカー旅行でスイスを訪問しましたが 特別な用意 ...

それでは以下、具体的に私が訪れた時の様子を写真付きでまとめておきます。

3.スネガ展望台(スネガ・パラダイス)の料金

まずはスネガ展望台(スネガ・パラダイス)に行くため、ツェルマットの街にある

  • 地下ケーブルカー

に乗りました。

f:id:eno1081:20180326174244j:image

時刻表は季節によって異なります。

主に5月末~10月中旬まで行くことができます。

事前に最新の情報を公式HP(Timetable : Matterhorn – Zermatt)で確認しておくことをお勧めします。

チケット予約の必要はありません

山歩きせずに絶景だけ見たいのであれば

  • スネガ展望台への往復チケット

を購入すればOKです。

ハイキングをしたい場合は、ツェルマットから

  • ツェルマット~ブラウヘルド【行き】
  • スネガ~ツェルマット【帰り】

になります。

この組み合わせは2017年時点では

  • 通常料金:39CHF

でした。

私の場合は2分の1パス(スイス・ハーフ・フェア・カード)を購入していたので、スネガ・エクスプレスも半額で乗ることができました。

なので

  • 半額:19.5CHF

で利用できました。

f:id:eno1081:20180326174420j:image

※チケット料金の変更もあるかもしれませんので、気になる方は公式HP(Single and return tickets : Zermatt Bergbahnen AG)をご確認下さい。

料金が安いうえに絶景も見れる

  • 非常にコスパがいい

というのもこのハイキングコースの魅力だと思います。

4. スネガ展望台までの所要時間はたった3分

チケット購入後、早速ケーブルカーに乗ります。

こんな感じです。

f:id:eno1081:20180326174309j:image

少し肌寒いようにも感じました。

服装は長袖をおすすめします。

f:id:eno1081:20180326174330j:image

ケーブルカーに乗車。

そして、たった三分で目的地に到着です。

f:id:eno1081:20180326174445j:image
ドキドキしながら外に出ると…

f:id:eno1081:20180326174542j:image

文字通りの絶景

ケーブルカー乗って降りて、たった数分でこの景色…!?

ぶっちゃけ

もうここでよくない?

と思うほどに美しい景色だったのですが、チケットを買ってしまっていたのでロープウェイに乗車。

f:id:eno1081:20180326174606j:image

このロープウェイからさらに上にある

  • ブラウヘルド

に行き、下山する流れになります。

5. ブラウヘルド~スネガまでの道のり

ロープウェイに乗ると、それはもう

絶景の嵐!

f:id:eno1081:20180326174732j:image
胸のワクワクが止まりません。

ロープウェイに一人で乗りながら

「すごいすごいすごい!!!スイスすごい!!!」

と叫びまくり、写真も撮りまくっていました。

f:id:eno1081:20180326174759j:image
ロープウェイが楽しすぎてずっと乗っていたいくらい。

ですが、あっという間に駅に到着。

ふっと横を見ると、なんと羊の群れが…!

f:id:eno1081:20170813190958j:plain

これは素敵な景色が見られるかもしれないと期待を胸にロープウェイを下車。

スネガの湖巡り探索コース、出発しました。

f:id:eno1081:20180326175011j:image

ブラウヘルト(Blauherd)~シュテリゼー(Stellisee)

まず最初に向かうのが、1つ目の湖

  • シュテリゼー

です。

真っすぐ道沿いに下山すると、たどり着けます(看板も出ています)。

f:id:eno1081:20180406211250p:plain

ブラウヘルト駅から歩き出すと、このような感じで道が広がっています。

f:id:eno1081:20170813191638j:plain

横を見ると、このような風景が広がっています。

360℃絶景です。

f:id:eno1081:20170813191634j:plain

舗装されていない部分も、なだらかな傾斜で歩きやすいです。

周りにも人がいたので迷うことはありませんでした。

立ち止まって、前方をパシャリ。

f:id:eno1081:20170813192004j:plain

右向いて、パシャリ。

f:id:eno1081:20170813192312j:plain

後ろ振り返って、パシャリ。

f:id:eno1081:20170813192731j:plain

カメラの容量があっという間に無くなってしまう…!

そんな心配をしながら、歩き続けていると前方に湖が見えてきました。

f:id:eno1081:20170813192957j:plain

思わず童心に戻って、駆け出す私。

たどり着きました。

最初の湖

シュテリゼー

f:id:eno1081:20170813193521j:plain

美しすぎる…!

ワンコも思いっきり走り出したくなりますよね!

スイスに住んでいたら、週末犬を連れてこんなところに散歩に訪れることができるなんて羨ましいです。

f:id:eno1081:20170813193543j:plain

スネガ展望台は観光客で賑わっていました。

けれども、ここまでロープウェイで来る人は多くないようで、のびのびと湖探索することができました。

ロープウェイを下りて少し歩いただけで、こんなにきれいな湖が見れて大満足です。

シュテリゼー(Stellisee)~グリンジゼー(Grindjisee)

次は2つ目の湖

  • グリンジゼー

へと向かいます。

f:id:eno1081:20170813194157j:plain

なだらかな大きな道を下っていきます。

f:id:eno1081:20170813194424j:plain

特に何かがあるというわけではありません。

f:id:eno1081:20170813194430j:plain

でも、楽しいです!

f:id:eno1081:20170813194649j:plain

このような景色の中をずぅーと歩いているだけな。

何も考えないで、ただ歩いてるだけなのに、楽しい。

毎週末、来たい。

f:id:eno1081:20170813194512j:plain

今までの写真にずっと写っている

  • 先のとんがった大きな山

マッターホルンです。

少し雲で隠れてしまっているのが残念でしたが、概ね満足!

f:id:eno1081:20170813195815j:plain

快晴に恵まれ、絶好のハイキング日和でした。

f:id:eno1081:20170813195930j:plain

ちなみに私は道を知らなかったので、大きな舗装された道沿いに歩きました。

とても歩きやすく口笛を吹きながら歩いていたのですが調子に乗って、うっかりグリンジゼーを通り過ぎそうになりました。

参考までにメモしておきます。

f:id:eno1081:20180407131118p:plain

f:id:eno1081:20170813201533j:plain

▲グリンジゼー左横のU字路。ここを曲がる前に、右手のちょっとした崖?のような部分を登って木々を分け入っていくと湖があります。通り過ぎると、急な坂道になっているので、戻ってくるのが難儀です。恐らく、グリンジ川を右手川沿いに辿りながら、湖に行くもっと近い小道があります。

さて、こちらグリンジゼーです!

f:id:eno1081:20170813204420j:plain

木々に囲まれたグリンジゼーは湖の右手から、マッターホルンと一緒に写真を撮影することができます。

ふっと横を見ると、少年が大きな岩に登っていたので思わずパシャリ。

f:id:eno1081:20170813204652j:plain

楽しそうです…!

f:id:eno1081:20170813204835j:plain

条件的に

  • 雲がない
  • 風がない

という状態だと、綺麗な逆さマッターホルンを湖の中に拝めるようです。

が到着したときには、マッターホルンに大きな雲がかかっていました。

f:id:eno1081:20170813204101j:plain

もし機会があれば、またリベンジしたいと思います。

余裕があれば、グリェン湖~モシェ湖へ

ここからスネガに帰りたい場合は、グリンジゼーを左手に斜面の道を歩いていくと戻れるかと思います。

  • ライゼー

という湖に向かってハイキングすれば問題ないはずです。

f:id:eno1081:20180407131658p:plain

私の場合は更に

  • グリェン湖
  • モシェ湖

を見るために1~2時間ほどハイキングを続けました。

f:id:eno1081:20170813212420j:plain

▲グリェン湖の景色です。水着になって湖で泳いでいる女性がいました。

f:id:eno1081:20170813220037j:plain

▲モシェ湖です。マッターホルンが綺麗に見えます。

この二つの湖に行くまでは少し距離があります。

また少し道に迷いそうになり、途中で不安にもなりました。

道が険しい部分もありましたので、時間&体力がある人におススメしたいと思います。

ライゼー~スネガ展望台へ

スネガ展望台の真下にある

  • ライゼー

という湖についたら、ハイキングは終了です。

f:id:eno1081:20180407132655j:image

子供用の遊び場もあるので、家族連れにとてもおすすめできます。

f:id:eno1081:20180407132751j:image

無料で乗れるケーブルカーがあります。

帰りはこのケーブルカーに乗って、展望台に戻るという流れでした。

f:id:eno1081:20180407132927j:image

マッターホルンも良く見えますが、歩きすぎてすっかり暗くなってきました。

f:id:eno1081:20180407132831j:image

ということで、さよならマッターホルン。

スネガ展望台に帰還。

f:id:eno1081:20180407132958j:image

お腹も減っていたので、展望台にある食事処にお邪魔して、ケーキとホットミルクを注文しました。

f:id:eno1081:20180407133130j:image

外のテラスでのんびりお茶をして、帰りました。

いやはや、贅沢な時間でした…!

f:id:eno1081:20180407133034j:image

名残惜しく何度もマッターホルンを振り返りながら、麓のツェルマットに帰ってきました。

本当に充実した時間を過ごすことができました。

f:id:eno1081:20180407133208j:image

今回紹介した場所は以下の地図にまとめましたので、参考にしてください。

まとめ|ツェルマットでおすすめのハイキングコース

ということで今回はツェルマットで登山初心者の私がハイキングした

  • スネガの湖探索コース

について記録を残しておきました。

まとめてみるとツェルマットにある

  • 地下ケーブルカー(スネガエクスプレス)

に乗るだけです。

  • ブラウヘルト行き

のチケットを購入し、スネガ展望台まで歩いて帰ってきます。

そして再び展望台から、ツェルマットに帰ってくるというだけです。

歩きたくない場合は

  • スネガ展望台の往復チケット

を購入すればOKです。

ライゼーまでは、無料のケーブルカーや子どもの遊び場があるので負担なく楽しめると思います。

今回ハイキングした道のりは

  • スニーカー1つでOK
  • 人が多くて迷いにくい
  • 湖も多くある
  • 運が良いと羊が見れる

といった具合に利点が多かったです。

本当に素晴らしい絶景を見ることができ、行ってよかったと心から感じました。

ちなみに私はこの後、別のハイキングコースを2つ歩きました。

でも

  • スネガが一番歩きやすかった

です。

景色も綺麗で、初心者でも不安なく歩ける内容だと思います。

f:id:eno1081:20170813200522j:plain

といっても繰り返しますが

  • 軽食
  • 長袖
  • 帽子

は持っていき、必ずスニーカーを履いていきます。

トレッキング用のステッキの有無で負担も変わってくると思います。

参考までに次の日、調子に乗って訪れたゴルナーグラートの下山コースはこんな感じ。

  • 氷河が真横にある
  • 急な斜面

を下山したので、文字通り大変な目に遭いました。

f:id:eno1081:20170814164727j:plain

▲ゴルナーグラートは標高3089mになり、真横に氷山があります。道も険しく、岩場も多いので、軽装で下山に挑んだ自分がいかに愚かであるかを学びました。スネガのように気軽な気持ちで下山しないことを強くお勧めいたします。

ゴルナグラートのハイキングについて知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

あわせて読みたい
ゴルナグラート展望台へ行くときの注意点|服装・装備に要注意 今回の記事ではスイスの ゴルナグラート展望台 に行ったときの旅行記をまとめたいと思います。 ちなみにゴルナグラート展望愛というのは 最高点の標高は3,130m 絶景&amp...

それでは最後まで記事を読んでくださり、有難うございました!

スイス一人旅に関する他の記事

あわせて読みたい
スイス個人旅行は難しい!事前に知りたい注意点&手配の流れを記録 今回の記事では、ヨーロッパ周遊の際に訪れた スイスの個人旅行 について、注意点をざっと簡単にまとめておきます。 今までヨーロッパ14か国を個人旅行しましたが スイ...
あわせて読みたい
ゴルナグラート展望台へ行くときの注意点|服装・装備に要注意 今回の記事ではスイスの ゴルナグラート展望台 に行ったときの旅行記をまとめたいと思います。 ちなみにゴルナグラート展望愛というのは 最高点の標高は3,130m 絶景&amp...
あわせて読みたい
スイス旅行の持ち物まとめ|事前準備が大切!ハイキングする人は要注意 今回の記事では、実際に旅行してみて必要だった スイス旅行の持ち物 をまとめておきたいと思います。 私は弾丸バックパッカー旅行でスイスを訪問しましたが 特別な用意 ...
よかったらシェアしてね!
URLをコピーする
URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次
TOP
目次
閉じる