タイ古式マッサージ初体験
今回のタイ旅行の大きな目的の1つ。
それは本場のタイ古式マッサージを経験すること!!!
これまでフィリピンやカンボジアに行った際、お洒落なオイルマッサージやエステに行ってきた私。
しかし年をとったのでしょうか。
切実にこの肩こりをどうにかしたい思いが年々募っておりました。
そこで今までとは一味違う女子旅要素を一切排した本格的マッサージを受けるという高い志のもと、お店選びを開始。
宿泊したホテルから歩いていける
- 『ルアンヌアッド・マッサージスタジオ(Ruen Nuad, Massage Studio)』
です。
ガイドブックによるとシーロム線、サラ・デーン駅から徒歩7分ということ。
実際に歩いてみると、結構距離がありました。
途中でどこでもよいから別のマッサージ屋さんに入ろうかしらとも考えましたが、何ともあきらめがつかず歩き続け、無事『ルアンヌアッド・マッサージスタジオ』にたどり着くことができました。
大通りから少し外れていたため女一人では少し不安も強く、そのうえお店の外観は古民家のようであったため、本当にここかなと悩んだほどでした。
だが、しかし
予想を超えた体験が、そこに待ち受けていたのである。
(下に続く)
私が行った「ルアン・ヌアッド・マッサージ・スタジオ」 の凄さ
今回のタイ旅行で私はとても素敵な経験を数多くすることができました。
ときには一人で象に乗り
ときには一人ランチで美味しいタイ料理に舌鼓、
世界遺産アユタヤ遺跡をこの目に焼き付け
花の美しさの中にもタイの異国情緒を味わう
そんな私は…
ツアーで偶然イケメンと遭遇!
一緒に観光を共にしてトキメキ数値MAXになったんだっははっはっはは!!!
ごめんなさい…!
※これは妄想じゃありません。
ここまで聞いて、ですよ。
いいですか、皆さん。
耳の穴をかっぽじいて、更に聞いてください。
え?
若干、前振りが面倒くさい?
どうせその辺にいるフツメンだろ?
旅先の出会いは素敵フィルターかかってんだよ?
まあ、そんなこと言わずに聞いてください。結局何もなかったんだから(泣)
こんなに楽しい色々な経験をした私が、このタイ旅行で
最も心動かされたもの!!!
それは旅先で出会ったイケメンとのラブチャンスではなく
ルアン・ヌアッド・マッサージ・スタジオ
タイ古式マッサージ
なんですよ!!!
信じられますか?
嗚呼、にわかに信じがたい。
ええ、それが俗人の反応でしょう。
だがこのマッサージを一度でも受けた人であれば、それも納得なんですよ。
まず素晴らしいのは、そのコストパフォーマンス。
私は300バーツという破格の値段でタイ古式マッサージを受けました。
これは日本円でいうと約900円です。
信じられない値段だと個人的には思います。
そしてマッサージの質、とにかく
圧倒的!
このマッサージを
1分1秒でも長く受けていたい
と心から思いました。
今まで受けたどれもがこのマッサージに遠く及ばない。
愕然としました。
やん、もう…すごい♡
(ごほん、ごほん)
冗談抜きで体がとろけるのではないかという素晴らしさなんです。
今まで生きてきて、心の底から時間が止まってほしいと思ったのは、これが初めてかもしれません
(何て侘しい人生)
とにかくこの気持ちをマッサージ師の方に伝えたかったんです。
チップをあげようと思ったのですが、受付横のロッカーに荷物をすべて預けてしまったため、私ができる限りのイージーイングリッシュで必死に、
「このマッサージが人生でうけたものの中で一番素晴らしいこと」
「心から感謝していること」
を伝えました。
すると、そのマッサージ師の方がいきなり私の腕をつかんで、どこか違う小部屋に急いで入れようとしたんです。
「え、何」
とびっくりしながら、恐る恐るその部屋に入ってみるとそこはなんと…
トイレだったんです。
(え?)
そう、そうなんです。
私があまりに必死の顔で、何かを伝えようとしているので
めっちゃトイレ行きたい女
と勘違いされたんですね。
よく観察すると、そのマッサージ師さんは、英語がわからないようでした。
年配のタイ人の女性の方でしたから、ずっとこの仕事をされて生きてきた現地の方なのだと思います。
(私の英語が下手過ぎたという可能性は悲しいので、ここでは排除しておきます)
このとき後悔したのが、今回の旅では
- きちんとタイ語で「ありがとう」という準備をしていなかった
ことです。
そのあとで調べましたが、タイ語で「ありがとう」は
- 男性は「コープクン・クラッ(ขอบคุณ ครับ)」
- 女性は「コープクン・カー(ขอบคุณ ค่ะ)」
だそうです。
英語圏以外の国に出かけるときは、きちんとその国の言語の「ありがとう」を学んでおくことが、礼儀なのかもしれません。
とても反省しました。
大事なのは外見じゃない
驚きのあまりタイのマッサージはすべてこのクオリティなのだろうか、と疑問を抱き、次の日実験で、ルアン・ヌアッド・マッサージスタジオの4倍以上のお値段がするマッサージ屋さんに出かけました。
見ていただけばわかりますが、すごく建物は綺麗でお洒落、部屋も雰囲気があります。
でも、違う。
全然違う。
全然、ちがう!
(うああああああ)
(ルアンヌアッドマッサージスタジオがやっぱり凄いだけだったあああ!!!)
マッサージを受けている最中でも心中穏やかじゃなかったです。
これで値段4倍って…
ちょっと待て
確かに、ガイドブックにはお洒落で、きれいで、いい匂いがしそうな、日本語対応の、安心感溢れてるお店がたくさん掲載されています。
最初は、そういうマッサージを受けたいんです!
わかります!
だって女の子だもん!!!
けれども、あえて貴女に問いたい。
わざわざタイという異国に来たのであるならば、時にはその資本主義が生み出す素敵女子大量生産計画から脱し、日本語の通じない、地元住民行きつけの、文句のつけようのないタイ古式マッサージとやらを体験してみるべきではないだろうか、と。
ということで、ぜひタイに訪れる機会がある旅行好きには、ぜひ一度訪れてほしいマッサージ屋さんということで『ルアン・ヌアッド・マッサージスタジオ』を猛プッシュしておきます。
もうほかのマッサージでは満足できなくない躰になってしまうかもしれませんが
(ごくり)
それでは皆さん、良い旅を☆彡
大事なのは外見じゃない、男も女も、そしてマッサージもな…(ニヤリ)
今回紹介したルアン・ヌアッド・マッサージ・スタジオの地図
今回紹介したマッサージ屋さんの地図を参考までに張っておきます。
宜しければ、旅の参考にしてくださいね。
*少しわかりにくい場所になりますので、明るいうちに訪問されることをお勧めいたします。
それでは当記事を最後まで読んでくださり、有難うございました!