アニメ初心者でも超ハマった!おすすめ厳選アニメ9作品を紹介
今回の記事では、アニメにそれほど詳しくない私が
とドはまりしたことのあるアニメをまとめてみたいと思います。
ちなみに私は映画好きなので、同じようなタイプの人は趣味が似ているかもしれません。
映画を見るような感覚で楽しめる、それほどアニメに詳しくない方もハマれそうな作品を紹介できれば幸いです。
目次
1.「PSYCHO-PASS サイコパス」
まず紹介するのがこちら「サイコパス」というアニメです。
これはシーズン1が面白すぎて、徹夜して一気見してしまった作品です。
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舞台となるのは2112年の日本。
そこでは人間の心理や性格が、数値として計測される「シビュラシステム」というものが導入されていて、社会の中核を担っています。
このシステムによって
- 犯罪を犯す性質をもった人間は、例え罪を犯してなくても「潜在犯」として裁かれる
という法治国家が成り立っているのです。
このアニメではそんな監視社会を取り締まる新任監視官のひとり、常守朱という女主人公の成長を軸に進展していきます。
ラストには、この監視社会の欺瞞と驚愕の真実が徐々に明かされていく様に絶句する…というサスペンス系の物語になっていて、面白いです。
なんだか『マイノリティ・リポート』みたいな話だなと見始めたのですが、思っていた以上にストーリーが面白く、見事にハマったアニメでした。
あとは中盤から、どんどん話が繋がって面白くなります。
SFや犯罪サスペンス系の映画が好きな人は、かなり楽しめると思います。
(ただ続きが気になってしまうので、時間があるときに一気見するのが良いです)
文句なしにおすすめです。
2.「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」
次に紹介するのはこちら。
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」という青春系アニメです。
小学時代にとても仲の良かった6人の幼馴染たち。
毎日、秘密基地に集まって遊ぶような仲だったのですが、不慮の事故で彼らが遊んでいる最中に、その中の1人の女の子が死んでしまいます。
それをきっかけに彼らは離別し、彼女の死に後悔と疑念を抱きながら、成長して高校生に。
物語の主人公は、その中で一番死んでしまった女の子と仲の良かった仁太という男の子です。
或る日、仁太の前に「お願いを叶えて欲しい」と彼女の幽霊が現れるんです。
それを機に仲の良かった彼らが再び集まり、彼女の願い事を叶えるために奮闘するというようなストーリーです。
まぁ、ぶっちゃけありがちな設定じゃないですか?
正直、見る前はあまり期待していなかったんです、このアニメ。
あらすじから既に「泣かせてやろう」という制作者の意図ミエミエでしたので
「ほほ~ん?そんなお涙頂戴ストーリーでこちとら簡単に泣かせられると思ってますのん?(笑)」
という感じでした。
でも、ちょっとミステリー要素があり、話の続きが気になるようにうまく演出されていて、気づいたら一気見してました。
最終話では見事に号泣。
泣きすぎて、鼻水もダラダラで顔がぐちゃぐちゃになりました。
(我ながらちょろすぎる)
少しヒロインの声に癖があるなと最初は思いましたが、絵柄も可愛らしく、キャラもつかみやすく、とても見易かったです。
細田守監督のアニメ映画を見終わった後の感覚に近しいものがありました。
鑑賞後の気持ちがとてもすっきりとして心地良かったです。
若い世代だけでなく、大人も感動できる仕上がりのアニメだと思います。
3.「ピンポンTHE ANIMATION」
次におすすめするのはこちら
というアニメです。
原作は松本大洋の同名作品。
窪塚洋介主演の映画もあり、こちらも面白いですよ。
内容は、卓球をテーマにしたスポコンといったところでしょうか。
個人的には、原作が漫画のアニメを単独の「アニメ作品」として紹介する気にはあまりならないのですが、これは別。
監督である湯浅政明さんの1つの作品といえば良いのでしょうか。
監督だけでなくシリーズ構成・脚本・絵コンテすべて担当されているのですが、冒頭の数分で文句なしに
才能爆発してるな
と湯浅監督の世界観に引き込まれてしまい、全編を通して感動しました。
まるで1つのアートを鑑賞しているような感じです。
何気ない1つ1つのショットの構図に面白さを感じるレベルですので、拘りの強い映画好きの方にもおすすめできます。
全11話で手軽に見れますし、個人的には文句のつけようがないと感じました。
原作の漫画や映画が好きな方にも超オススメです。
4.「DEVILMAN crybaby」
次におすすめするのはこちら「DEVILMAN crybaby」です。
「デビルマン」といえば、そう!
皆さんよく知る「デビルマン」です。
このアニメは「デビルマン」原作者の永井豪さんの画業50周年記念として制作されたアニメーション作品になります。
実はこれ、先ほど紹介した「ピンポン」を監督している湯浅政明さんの作品になります。
なので間違いなく面白いなと思って鑑賞し、期待通りだったアニメです。
この方は
としみじみするばかりでした。
ちなみにアニメオリジナルの内容になっているので原作を知らない方も楽しめる内容です。
※ただ少し過激描写が多いのと、暗い内容になりますので、そういったものが苦手な方にはあまりおすすめできません。
個人的に、すごく好きな作風です。
(が、人を選ぶかもしれません)
他のアニメとは一味違う、衝撃的で独特なトラウマアニメーションを体感したいという方におすすめです。
5.「カウボーイビバップ」
次に紹介するのは「カウボーイビバップ」というアニメです。
1998年に放送開始されたアニメなので、今回紹介する中では少し古めの作品かもしれません。
が、未だにカルト的な人気の根強いアニメなのでご存知の方も多いと思います。
舞台は、2071年の火星を中心とした太陽系というSFアニメです。
主人公は「ビバップ号」という宇宙船に乗って放浪する強腕の賞金稼ぎ。
なので、アクションシーンに見ごたえがあります。
が、それだけでなく、ふとした映像や音楽、登場人物たちの台詞がとてもクール。
加えてキャラクターがとても魅力的に描かれています。
(最終回の手前で少しペースダウンしてしまう印象もありましたが)まとめて見たときに総合点がとても高いアニメになっていると思います。
ハードボイルド系の話が好きな方は、間違いなく好みのアニメです。
全26話の話は1話完結ものなのですが、話によってテイストが異なるので、見ていて飽きなかったです。
ちなみに音楽を担当されているのが、菅野よう子さんというのも魅力の1つ。
OPも超絶にカッコいいので興味がある方はぜひチェックしてみてください。
6.『魔法少女まどか☆マギカ』
次に紹介するのはこちら「魔法少女まどか☆マギカ」です。
あまりに衝撃的過ぎて、私の中で勝手に殿堂入りしてるアニメになります。
タイトルとキャラクターデザインから第一印象で
(これは自分向きのアニメじゃない)
と倦厭する方もいらっしゃるかもしれませんが、個人的にはアニメ好きの方より映画好きな方の方が、このアニメはハマる気がします。
というのも、とにかく演出が上手く、脚本が面白い!
見終わった感想としては、全てが計算されているという印象です。
という視聴者の偏見を完全に逆手に取った内容になっています。
私は最初見たときに、衝撃的に面白いなと感心してしまいました。
あまり書くとネタバレになるので詳しく描きませんが、「魔法少女」というアニメが生み出した既成概念を戦略的に更新し、そして破壊してるんですよね。
もう凄いな、としか言いようがなかったです。
あと最初の1、2話、絶望的につまらないんですよ。
それが計算の一部で「ワザとだったんだ」って気づいた時には、もう制作者側の罠にハマっています。
途中でやめられず、徹夜で全話一気見でした。
私はよほど好きな作品以外、もう一度見ようと思わないタイプなのですが、このアニメに関してはその後も何度か一気見してます。
とにかくハラハラドキドキする意外な展開、一味違った展開の作品が好きな方におすすめです。
ちなみに脚本は「サイコパス」と同じ虚淵玄さんなので、どちらかにハマった人は両方ハマると思います。
7.『ぼくだけがいない街』
次に紹介するのは『ぼくだけがいない街』というアニメです。
マンガ原作、映画にもなっているのでご存じの方も多いと思います。
この作品は
と見終えた後に感じました。
タイムトラベル系の映画やアニメは多く、どうしてもオチが読めてしまって評価が辛口になりがちです。
ただこのアニメは全体を通してスリリング感が保たれているので、最後まで飽きずに見ることができます。
主人公がどうなってしまうのか…
非常にハラハラした気持ちで、最終回まで見ることができましたよ。
全11話と比較的、短時間で見終わることができるのも魅力で、普段アニメを見ない人も楽しめる内容だと思います。
犯罪サスペンス系の映画が好きな人におすすめです。
8.『コードギアス 反逆のルルーシュ』
次に紹介するのはこちら
です。
定番すぎて、予想通りのセレクトかもしれませんが、やっぱりこのアニメは面白いなと思います。
ちなみに舞台は、完全に架空の設定に基づいた未来世界です。
その世界では日本は、超大国である「神聖ブリタニア帝国」の植民地になっていて、下位身分の種族として酷く虐げられています。
主人公であるルルーシュという少年は、日本人ではないのですが、ブリタニア帝国に対して恨みを抱いていて、世界の現状に不満を抱いています。
そんな彼は、ある日突然「コードギアス」という謎の力を手に入れます。
それは彼が命令すれば、どんな人間も思いのままに操ることができてしまうという支配の力。
彼はその能力と類まれなる頭脳を頼りに、ブリタニア帝国へ復讐することを決意する、という話です。
あらすじを読んで気づいた方も多いと思うのですが設定が「デスノート」に少し似てるんですよね。
「コードギアス」の主人公も
です。
そして正体を誰にも知られないように反乱軍のリーダーとして仮面の被り、抜群のカリスマ性をもちます。
この主人公が、非常に魅力的だなと個人的には感じました。
面白いアニメや映画、海外ドラマは1が一番面白くて、続編が酷いということもよくありますよね。
でもこのアニメはシーズン1・2できちんと1つの物語に仕上がっていて、総じて満足度が高かったです。
ロボットアクションや学園青春ラブコメ要素などアニメとしての魅力を保持しながら、脚本の面白さで万人に受け入れられるエンタメ作品として非常に完成度が高いと思います。
またキャラクターデザインは「カードキャプターさくら」で知られるCLAMPさんです。
アニメになれていない方は、少し絵柄に癖があるなと最初思うかもしれませんが、とりあえず1話見ればハマっていくと思います。
全体的な満足度が高く、本当に楽しめたアニメとして、文句なしに一押しです。
9.『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』
最後におすすめするのが、比較的新しい2018年のアニメ
です。
制作が京都アニメーションということもあり
というのが1つ大きな特徴でもあります。
元軍人の主人公ヴァイオレット・エヴァーガーデンという少女が終戦後、手紙を代筆する「自動手記人形」という仕事に出会い、人としての心を培っていくというお話。
戦場で「武器」と呼ばれ、大勢の人を殺めた彼女を唯一庇護していた「少佐」との回想をクロスしながら、物語は進行してきます。
ストーリーやキャラクターに癖がなく、時にぐっと涙を誘う。
特に事件性があるわけではないけれども、穏やかで優しくて切なくて、そして美しい。
どなたでも非常に入りやすいアニメだ、と思いました。
下記の本編PVを見て気になったという方は、ぜひ通しで見ることをおすすめします。
今回選ぼうか悩んだ作品
ということで、以上9作品を紹介させていただきました。
どれも
比較的興味をもって見れる作品だと思います。
最後に、少しだけ今回選ぼうか悩んだアニメを紹介して終わりにしましょう。
シュタインズ・ゲート
同名のゲーム作品をもとに製作されたアニメ。
結末が読めてしまう点と、登場人物のキャラに少し癖があり、あまりアニメを見ない方は抵抗を感じるかもしれないと考えた点で、今回はセレクトしませんでした。
が、なんだかんだで続きが気になり、結局最後まで見てしまいましたし、好きな方が多いのもわかる気がします。
タイムトラベル系の話が好きな人におすすめです。
東のエデン
「東のエデン」というアニメも紹介しようか悩みました。
東のエデン 劇場版I The King of Eden
キャラクターデザインをされているのが『ハチミツとクローバー』の羽海野チカさんという点も魅力で、男女両方とも楽しめるアニメになっています。
面白かった記憶はあるのですが、全然内容覚えてなくて(苦笑)
超ハマるというほどではなかったんだなと思い、セレクトしませんでした。
機会があれば、私ももう一度見直してみようかなと思います。
交響詩篇エウレカセブン
これも紹介しようか悩んだ作品です。
ジブリの王道ともいえるボーイミーツガール的なアニメの良さを感じる作品でした。
なんていうか、爽やかでした。
ただ面白くなるまで少し20話くらいかかりますし、その割に内容をあまりおぼえていないのでセレクトしませんでした。
ただ飽き性で普段アニメをそれほど見ない自分でも、全話見ましたので、見易く面白い作品だったんだろうなと思います。
四畳半神話大系
「四畳半神話大系」も良いですね。
ただ既に選んだ『ピンポン』や『デビルマン』で紹介した湯浅監督作品なんです。
なので紹介すると湯浅アニメ紹介記事になってしまうと思い、控えました。
原作がもともと癖の強い作品だと知っていたので、アニメの毒に強いインパクトを受けなかったのも理由ではあります。
少女革命ウテナ
『少女革命ウテナ』はアニメ初心者向けではないと思い選びませんでしたが
はハマる可能性が高いです。
1997年に発表されたアニメです。
あらすじを説明しても良さが伝わりにくいので、気になる人は1話だけでも見てみてください。
全編見終えた感想としては、とにかく衝撃でした…
キレッキレって感じです。
90年代はこれを夕方18時に放映していたというのだから、すご過ぎですね
(今の時代は、絶対にありえない)
ちなみに監督の幾原邦彦氏は
というアニメの監督として知られている人です。
私は、ピングドラムは登場人物のキャラが濃すぎて途中で見るのを止めてしまったんですが…『少女革命ウテナ』は、目から鱗が落ちるように魅了され、徹夜で一気見してしまいました。
(最終回のEDを見た時の胸アツ感がヤバかった…)
調べてみると監督が寺山修司の影響を強く受けた、と語るインタビューなどもあり、納得するものがありました。
かなり癖があり、時代を先取り過ぎている感じはありますが
- 難解(意味不明)
- メタファー多用
- 一味違った映像・演出
を好むような映画好きの方には、考察しがいのあるアニメとしてぜひおすすめしたいです。
(ピングドラムも再挑戦しようかな)
まとめ|アニメ初心者が面白いと感じたおすすめ作品
ということで今回はアニメ初心者の映画好きがハマったおすすめアニメを7つ中心にして紹介させていただきました。
今回紹介した作品を見ていつも感じるのは
ということです。
アニメと言えば、ジブリやディズニーなどのアニメ映画しか見たことないという方もいらっしゃるかもしれません。
が、ジャパニーズアニメの可能性ってすごいなと目を見張る作品は多いです。
ぜひ新しい扉を開いてほしいと思いますし、私も面白い作品に出会えるのを期待しています。
それでは、最後まで記事を読んで下さり、有難うございました!
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それでは、最後まで記事を読んでくださり有難うございました!
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コメント
コメント一覧 (2件)
最近ふとした時間にアニメを見るようになりましたTaka0610です。
王道ですが、個人的にはマクロスFもオススメです。作画とか設定がかなり考え込まれた作品なので、是非見てもらえたらと思います!
あとは見る人を選ぶかもしれませんがSF好きならエルゴプラクシーというアニメもオススメです。退廃的な未来をテーマにした作品ですが、見れば見るほどハマる作品可と思います
Taka0610さん
いつもコメント有難うございます!
マクロスFは曲が好きでカラオケで熱唱してたこともあるのですが(笑)肝心のアニメは見てないんですよね。
友達にも薦められていたので、今度見てみようと思います。
エルゴプラクシーというアニメは全然知りませんでした!
気になるので、早速チェックしてみます。
情報提供、感謝です(^-^)