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一人旅好きの趣味ブログ

「学校に行きたくない」子どもだった私が、大人になってから思うこと

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人生ってわからないなと思う話

人生って不思議だなと思うことは沢山あるのだけれど、その中の一つに

  • 過去の出来事の解釈が変わる

というものがあります。

私にとって、それが学校嫌いだった自分について思うことです。

どの程度に学校が嫌いだったかというと、高校時代の欠席日数と遅刻回数が、おそらく学年一位だったのではないかというレベルで嫌いでした。

正直、あまり良い過去ではないですよね。

わざわざ話のネタにすることは今でもありませんし、振り返れば当時は本当に後ろ向きなことばかり考えていたなと思います。

でも、大人になってから当時のことを振り返ると

  • あのとき「学校嫌い」を経験して良かった

と思っているのだから、人生マジでわかりません。

ちなみに過去の自分がタイムトラベルして、今の私と会話したら

これは絶対に私じゃない

と首を横に振って信じないと思います。

ということで、普段あまりこういったオピニオン記事は書きませんが

  • 「学校に行きたくない」と悩んでいた当時の自分
  • 同じような悩みを今、持っている人

に向けて少しだけ文章を書くことで、誰かの心が軽くなればと思いました。

ちなみに私は自分の経験から

  • 人の性格はある程度、変えられる

と信じています。

(ただし他人が変えることは難しく、あくまで本人次第とも思っていますが)

学生時代なんてまだ人生始まったばかりで、何も決まっていないとも大人になってから思います。

この記事を書いて、少しだけでも誰かの心が休まれば幸いです。

私が学校嫌いだった理由

私が学校嫌いな理由は、山ほどありました。

  • 同じ場所に通うのが辛い
  • ずっと同じ空間で同じ人と顔を合わせるのが辛い

というのも含めてですが、結局のところ一番の悩みは

  • 他人と何も考えずに、スムーズに会話をする方法がわからない

というコミュニケーションに起因するものでした。

学校嫌いの理由は人それぞれだと思いますが、やはり対人関係にまつわるものが多いのではないかなと思います。

私は小学生の頃からずっと、他人との会話をスムーズに行う方法が本気でわからないと深く悩んでいました。

同じ症状を抱えている人もいるのではないかなと思うのですが、当時の私は相手に何かを言われたら、その瞬間目まぐるしく

  • 何と答えるのが正解か?
  • 何て返事をしたら、一番当たり障りが無いか?
  • 相手はどんな返信を求めているのか?

というシュミレーションが始まり、頭の中が言葉だらけになって硬直してしまう、という症状に悩んでいました。

結果、瞬発的に言葉をうまく発することができません。

返答するべき正解がわからないので「うん」「そうだね」という相槌を返すだけです。

自分の意志は相手に何も伝えたことがなく、流されるままにふらふらと動くだけ。

とにかく無個性でいることが、一番安心だと信じて、それを貫きました。

その一方で、周りの子どもたちを見ながら

  • どうして皆、あんなにポンポンと会話できるの!?
  • なんで何も考えずに喋れるの!?
  • 自分のことを何であんなに人に話せるの!?

と本気で羨ましく、不思議に思っていました。

高校時代は、人と会話するとき考えすぎるのに疲れて、いっそ周りとの関りを全部無くそうと思い立ち、ほとんど誰とも喋らず、笑うのを一切やめました。

まるで棒人形のようでした、大げさではなく。

当り前ですが、状況は悪化。

遅刻は日常茶飯事。

授業が始まっている時間に、田舎の川沿いを一人で自転車で走ってる。

適当にコンビニで買ったパンを草むらで一人で食べて、中途半端な時間に登校。

当然のように、保健室や図書館の常連に。

ベッドから起きられず、学校は休みがち。

そんな高校生活でした。

当時の私は

  • 自分の存在を極力消したい
  • 誰からも認識されたくない

と真剣に願っていました。

長年、人と会話するのを楽しいと感じたこともなかったです。

そして自分のことも嫌いでした。

誰かにいじめられたわけでも、喧嘩したわけでもないのに、大した理由もなく学校に行きたくない自分は、本当にダメな子供だと心の底から信じていました。

コミュニケーションに対する考え方を根本から変えた

そんな私が変わるようになったきっかけは、すごくありきたりなのですが、一冊の本でした。

それが、これ。

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今読むと知ってる内容ばかりなのですが、自己啓発本を読んだことがなかった、当時の自分にとっては目から鱗が落ちるような内容ばかりでした。

ふっと読んでみて、実践したんです。

そこから対人関係が見事に好転するようになりました。

多分、自分の抱えている悩みの解決にぴったりだったんでしょうね。

例えばこの中に

  • 相手に対して言葉のプレゼントをするべき

という部分があります。

それまで私はずっと、コミュニケーション=当たり障りのない返答をしなくてはいけない課題と考えている子供でした。

つまり、相手の気分を害して、自分が傷ついたり失敗することだけを非常に恐れていたわけです。

逆に言えば

  • 相手が喜ぶような言葉を「与える」
  • 相手が楽しいと思う時間を一緒につくる

という発想が何1つ頭にない、自己中心で保守的な在り方でした。

さらにいえば

  • 自分の言葉が人を喜ばせる、という発想が全くなかった

んですよね。

なので、とてもありきたりではありますが

  • 「ありがとう」と人に伝える回数を増やす
  • 自分から笑顔を相手に与える

という部分から、少しずつ意識するようになりました。

(以前の自分と比べると、これだけでかなりの変化でした)

さらにコミュニケーションの仕方を変えて

  1. とにかく何も考えない
  2. 対人関係のカードは全部「自分」の手にある
  3. 好きなことを話して良い

と思うようになったのは大きかったです。

何も考えないというのは、今でも自分の課題なのですが

  • 考えない人って無敵

だと個人的には思うんですよね。

もともと考えてしまう人間だからこそ、考えないようにするとバランスが良いと思うところがあります。

会話だけでなく

  • 答えがでないことを無駄に考えない

というのは私にとって永遠の課題だと思っています。

また、対人関係のカードは全部「自分」の手にあると思うようになったのは大きかったです。

それまでの私は「○○ちゃんと友達なの?」と聞かれると

  • 「私はそう思ってるけど○○はどう思ってるかわからないから…」

と発言するようなタイプでした。

つまり、自分がどう思うかではなく相手がどう思うかが中心となっていたのです。

が、こういった部分についても

それは、私が決める

と強気に考えるようになりました。

今では

「相手がどう思ってるかなんぞ知らん、私にとってはお前は親友じゃ!」

という言い切るスタンスです。

相手が自分に好意や嫌悪を抱いてそれを表現するように、私にもその権利があります。

なので、自由にふるまっていいと思うようになりました。

また発言に関しても

  • 相手が喜ぶ言葉は思いついたらすぐ発言
  • 自分のプラスの感情は正直に伝える

というのも癖づけるようにしました。

そうすると、相手も自分に対してプラスの感情を伝えてくれるようになります。

人間関係を円滑にするコツが少しずつわかってきたんですね。

例えば、昔の私は、自分のことを数分相手に話していると、相手の時間を奪っているという感覚に襲われ、不安で強烈なストレスを感じる子供でした。

でも

  • 正解なんてどこにもない!
  • 自分が思ったことを言うのが正解だ!

とハッキリとした考えをもつようになってから、自分が話をしても

  • 「誰もそんなの気にしてない」
  • 「好きなことを話しても良いんだ」
  • 「うわ、超楽しい」

と経験値を積んで、人との関りが楽しみになり、会話をすることが好きになりました。

不思議なもので一度慣れてしまえば、人とのコミュニケーションで悩むことが一切なくなりました。

自分が楽しければ、相手も楽しいのは当然です。

それからどんどん、ビックリするくらい対人関係の在り方は変化しました。

「学校に行きたくない」子どもだった私が思うこと

多分、今この瞬間にも

「明日、学校に行きたくない」

と布団の中で丸まって泣いている子供がどこかにいるのだと思います。

その理由は様々で、或る人から見れば

  • そんな小さなことで悩んで!
  • もっと不幸な人は沢山いるのに!

と嘆かわしいものなのかもしれません。

けれど少なくとも、その子にとっては全宇宙を占めるような大きな悩みです。

他人から見てどれだけバカバカしくても、その子の心を占める悩みの大きさは、絶対にわかりません。

そして悩んでいるとき、他人の言葉が自分の耳には届かない。

自分のことばかりを考えて、何も周りが見えなくなってしまう感覚もよくわかります。

だからこそ1つ言えることがあるとすれば

  • 今、大人になった私は「学校に行きたくない」子どもだったことを、マイナスには思っていないよ

ということです。

人生は長くて、今が永遠に続くことは絶対にないです。

難しいかもしれませんが、10年後20年後の可能性に、思いを馳せて良いのです。

そして最初にも伝えたように

  • 過去の出来事の解釈は変わる

のです。

私は今、他人とのコミュニケーションに対して悩みを何一つもっていません。

だからこそ言えることなのですが

  • あのとき徹底的に悩んで良かった

と心の底から思うのです。

一周まわって、お気楽になれた部分も大きいです。

また、自分の子どもが「学校行きたくない」と言い出しても全く動揺しないでしょう。

話を聞いて、自分の経験から何か建設的なアドバイスもできるかもしれません。

一度悩んでいる分、同じように対人関係に悩む人に寄り添えるという強みもあります。

そして悩みを一度克服したという経験は、必ず大きな自信に繋がります。

私の場合は小学生から高校時代まで悩んだので、もう改善は無理だと思い込んでいました。

それでも、変わることはできました。

最初にも書きましたが、人格が変わったレベルです。

こんなことを書くと、バカだと思われるかもしれないのですが…

今の私は、人に好かれやすいタイプだと自分のことを信じています。

(これも昔の自分が知ったら、仰天するくらい変わった点だなと思います)

そして自分の周りには良い人が集まってきて、出会いには恵まれているので「本当に有難いものだなぁ」と心の底から思っています。

不思議なものです。

人と関わることで苦痛ではなく、幸福を生むことを覚えれば、自然と自分の周りにも人が集まってくるようになりました。

結局、すべては「経験」と「慣れ」なのではないか

「自分を変える」という点から話をするなら

  1. 環境を変える
  2. 対人関係を変える
  3. 考え方(行動)を変える

というのが三本柱になると思うのですが、当時は大学進学というタイミングもあって、そのすべての条件を満たせたというのも大きかったです。

そして、実践してみれば、案外大したことがないと気づいたのも大きかったです。

繰り返しますが、私は小学生の頃から

  • 何も考えずにぽんぽんと発言してる人が羨ましくて仕方ない

と思っていました。

今でも覚えている出来事があります。

クラスにいた、ある女の子のことです。

合唱の時間に輪になって歌っていたときに、私の向かいに立っていたその子と、ぱちりと目が合ったんです。

今まで全く喋ったことのない女の子でした。

向かい合わせで目が合った瞬間、ふわっとその子が私に笑いかけたんです。

その笑顔が、すっごく眩しくて可愛かった。

私は恥ずかしくて驚いて赤くなり、ぱっと目をそらしました。

そしてそのとき、強烈に

  • ああ、私もこんな素敵な子に生まれたかった
  • こんな笑顔を人に向けられる女の子になりたかった

と、胸が掻き毟られるような自己嫌悪と憧憬を覚えたんです。

その子の名前を私はすっかり忘れてしまったのですが、その笑顔がずっと忘れられませんでした。

私は自分から人に笑顔を向けるとき、今でもその子の笑顔を思い出します。

そして、昔の自分が憧れた女性に少しは近づけたのかな、と笑うのです。

あれだけ憧れて羨ましくて仕方なかったものを、今では当たり前のように手にしてる。

だから大切にしよう、と思える。

これもまたコンプレックスを逆転させた強みだと思っています。

繰り返しますが

  • 過去の自分がずっと続いて、今の自分になるわけじゃない

本気で動けば、変化は起こせます。

悩みもずっと続くわけじゃないんです。

だからもし「明日学校に行きたくない」と悩んでいたとしても、これは永遠じゃないと思って、少し深呼吸してみてください。

ちょっと顔上げて、青空を見るだけで心が休まることもあります。

休んでしまったら、今日は休憩する日と考えて、ごろんと横になっていいのです。

でも、ほんの少しだけ、周りに目を向けてみてください。

すべてのことに裏表があります。

対人関係も、また然りです。

それならば良い面に目を向ける時間を少しだけ増やしてみた方が、ずっと得だろうな、とは思うはずです。

折角の人生です。

今すぐには、難しいかもしれません。

自分を無駄に攻める必要は、全くありません。

ただし、自分が楽しくなること、そして相手が楽しくなること、その両方を可能にする力が、自分にはあるんだと信じてみてください。

今すぐにじゃなくても良いんです。

変化は少しずつの積み重ねでも、きちんと訪れるものです。

だから顔を上げて、少し気長に未来を見てみましょう。

偉そうなことを書きましたが、まだまだ私も足りないなと思うことは多いですし、やはり未熟な人間なのは根っから変わらないと痛感することも沢山あります。

けれど

  • 自分が憧れるものに、正直になる
  • 目指して行動に移せば、何かが少しずつ変わる

という確信を与えてくれたのは「学校に行きたくない」昔の自分だと思っています。

これから先、悩んだり自分が駄目だと思ったときも

「でも10年後はわからない」

と強気で思える、少しずつなりたい自分に変われるような女性に、これから先も近づけていけたらと思う今日この頃です。

人生、なんとかなるさ

なんて、とても無責任な言い方かもしれませんが、それくらいに肩の力を抜いたって誰も責めたりしないですよ。

とりとめのない話になりましたが、少しでも誰かの心が前向きになれば幸いです。

それでは最後まで記事を読んで下さり、有難うございました。

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私が初めて言葉の重要性を意識するようになった、そのきっかけを与えてくれた本です。

やはり言語は思考に直結していますので、使う言葉を意識的に変えるだけで、自分自身に大きな変化をもたらすことができると自分の経験からも保証します。

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下の記事にも詳しく説明していますので、宜しければあわせて参考にしてください。

www.nekopajamas.net