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元卒論ゴーストライターが教える「わかりやすい文章」を書く9のコツ

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わかりやすい文章を書くコツとは?

今回の記事では、わかりやすい文章を書くコツをまとめてみたいと思います。

私の文章を読んで

  • いやいやアナタの文章、全然わかりやすくないですよ!?

と思う方がいらっしゃいましたら、時間を無駄にしてしまうと思うので、この記事は読み飛ばしてくださいね(汗)

さて、遡ること大学院時代。

私は毎年冬になると、卒業論文がなかなか書けない学部生の文章赤入れ(という建前のゴーストライター)を教授から頼まれていました。

※裏でお金をもらって代わりに卒論を書いていたというような物騒な話ではありませんので、誤解しないでくださいね。

私は、文章を書くのが好きです。 

とにかく楽しいのです

だから、卒論指導で対面した学部生のげっそり顔を見て

  • 文章を書くのが嫌い(苦手)で苦しんでいる人もいるんだ

と、目から鱗が落ちるような気持ちになったのを今でも覚えています。

人の個性とは不思議なもので、同じことをしていても人によって楽しかったり、辛かったり、様々なんですよね。

さて、日常生活で文章を書く力。 

活かされること、少ないです。

別に文章を人並み以上に書けても、得することそれほどないです。

でも、世の中にはきっと

  • 文章をもっと「わかりやすく書けるようになりたい」

と願っている方も少なくないでしょう。

ということで今回の記事では以下、9のポイントに絞って「わかりやすい文章」を書くコツをまとめてみます。

需要の少ない記事になるかもしれませんが、参考になれば幸いです。

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1、文を短くする

まず「わかりやすい文章」を書く最大のコツは

  • きちんと文を区切ること

です。

例えば、以下の文章に目を通してみてください。

ヴェネチアといえば、言わずと知れた水の都で、誰もが憧れる観光地なのだと思うのですが、私はこの夏、飛行機に乗ってイタリアに行き、念願のヴェネチアに足を運び、一人旅を満喫することができましたので、この後に1日目の旅の記録をまとめていきたいと思います。

試しに内容を変えず、この文章を4つに区切ってみましょう。

ヴェネチアといえば、言わずと知れた水の都。

誰もが憧れるイタリアの観光地にこの夏、飛行機でひとっ飛び!

念願のヴェネチアに足を運び、一人旅を満喫することができました。

ということで、1日目の旅の記録をまとめてみたいと思います。

「上と下、どちらの文章が読みやすいですか?」

と尋ねられて前者を選ぶ方は、ほぼ皆無だと思います。

とにかく「わかりやすい文章」を書きたいのであれば

  • 1文を短くするよう心がける
  • 「、」を使い過ぎない
  • 「ので、」と安易に文を繋げすぎない

と意識するだけで、良いと思います。

簡単な内容を難しく書くのではなく、難しい内容を簡単に書く工夫が大切だと思います。

2、「対比」を利用する

「わかりやすい文章」を書きたいのであれば

  • うまく「対比」をつくる

というのが最も手っ取り早いテクニックだと思います。

例えば

  • 好き・嫌い
  • メリット・デメリット
  • 成功・失敗

といった具合にポイントを分けて、対比させるように文を書いていきます。

昼間の月は、目立ちません。

でも夜になると、宵闇との対比で、くっきりと浮かび上がります。

それと同じです。

対比を作ることで、自分の主張を明確に述べることができるようになります。

3、「例え」を出す

次にお勧めしたいのは

  • 「例え」を出して説明する

というやり方です。

何かを他人に説明したいのであれば、具体例を出すのが一番です。

もし自分の書いた文章を読み直して、何だかわかりにくいなと思ったら、文章の箸休めになるような位置に、そっと具体例を書き足してみてください。

読み手の想像力の扉を、コンコンとノックするようなイメージです。

「例え」の表現は、自分のオリジナリティが出しすいものでもあります。

文章を書くのが楽しくなるコツの1つとも言い換えられるかもしれませんね。

4、結論を先に決める

次におすすめする「わかりやすい文章を書くコツ」は

  • 結論を先に決める

というものです。

例えば、ブログ記事であれば

  • この記事の結論は何か?(わかりやすい文章を書くコツを伝えること)

と最終目標を決めておきます。

最終的なゴールを決めていないと、どこに向かって文章を書いていけば良いのかわからなくなってしまいますよね。

文章を書き始める前に、おおまかな枠組みを作ってしまうと、うんと書くスピードも速くなると思います。

5、基本は「序論・具体例・結論」

文章を書くのにルールはありません。

が「わかりやすい文章」を書くのが目的であれば

  • 「序論・具体例・結論」から外れない

ということを最低限守るように意識すると良いと思います。

ふわぁと文章を終えてしまうのではなく、自分がこの文章で何を言いたいのかを最後にびしっとまとめると「わかりやすい文章」になります。

もっと「わかりやすい文章」にするなら

  • 結論・具体例・結論」

という構成にして、先に結論を言ってしまうのもアリです。

6、予め「数」で指定する

同じように文の構成の立て方として

  • ポイントの「数」をあらかじめ示す

のも手っ取り早いです。

つまり

私が主張したいのは◎◎◎です。
理由は以下、3つです。

1つ目は…

といった具合にポイントの数を述べて、順に説明していく書き方です。

私は多くの場合、このやり方で文章を書いています。

ポイントがまとまり、自分も迷わずに文が書けるので、非常におすすめです。

7、「読み手」の存在を意識する

さて当然、文章といっても

  • ブログ記事
  • 宣伝文
  • 小説
  • 批評
  • 論文

など場合によって様々で、文体も変わってくるでしょう。

でも、根幹にあるポイントはどの場合も同じだと私は考えています。

それは

  • 文章は読んでくれる人がいて、初めて存在するということ

です。

たった一人でもいいんです。

読んでくれる人がいて、初めて自分の書いた文章はこの世に産声をあげるんだと私は信じています。

なので

  •  文章を読んでくれる方への感謝の気持ちを忘れない

これはただの精神論ではありません。

読み手の立場を想像して、常に自分の文章を読み直す癖を付ければ、文章の問題点を見つけやすくなるのです。

文章を書いているとき、目の前には誰もいないでしょう。

でも、未来の読み手に対するリスペクトをもつことは、出来るかと思います。

8、自分の「当り前」は相手の「当り前」ではない

読み手を意識することに繋がるのですが

  • 自分にとっての「当り前」は相手にとっての「当り前」ではない

という点を忘れないのも大切だと思います。

自分が知っていることを、相手も知っているとは限りません。

この点を忘れてしまうと、文の内容によっては

  • すごく不親切で、文脈のわからない文章を生む原因になる

と思います。

極端な例ですが、その典型が「日記」です。

何故なら「日記」は他人に読ませることを目的としていない文章だからです。

例えば、以下の文章を読んでみてください。

今日はトモエとランチに行ったけど、あまり元気がなくて心配になった。

トモエの仕事は激務だし、色々疲れてるのかなって思って、さすがにヒロキのこと聞くこと出来なかったな。

大学の時のゼミの事件でトモエ以外の子とは会ってないし、また山田先生の研究室にでも遊びに行って、近況聞こう。

という文章を読んだ場合、ほとんどの人が当然

(いや、トモエって誰やねん)

ってなりますよね。

当然ですが、日記は誰にも読まれない前提で書かれています。

  • 知り合いに読まれる前提のSNS

も同じパターンです。

既にトモエやヒロキを知っている人たちが読むという前提になっています。

なので、トモエが誰かを説明する文章は、この文章を読み進めても永遠に存在しないでしょう。

説明しなくてもわかるのが当然、と書き手が思っているからです。

「わかりやすさ」が必ずしも正義ではない、が

誤解無いように強調しておきますが、私は

  • 日記に魅力がないと言いたいわけではない

です。

むしろ人の窺視症的な欲望を刺激する部分があるので、非常に魅力的な読み物だと考えています。

でもその魅力とは「わかりやすさ」にはありません。

「わかりにくさ」にあるんです。

先ほどの日記を何も知らない人が読む場合、続きが気になる理由は

  • トモエって誰なんだ…?
  • ヒロキと何があったんだ…?
  • ゼミの事件って何なんだ…?

というクエスチョンにあります。

「わからない」のは1つの魅力になり得るんです。

  • 「わかりやすい小説」が「面白い小説」とは限らない

ですよね。

「わかりやすさ」は正義では決してないでしょう。

でもあなたが自分の文章に「わかりやすさ」を求めているなら、答えは1つ。

  • 日記とは正反対の文章を書く

ズバリ、これがポイントになります。

具体的には

  • 自分が知っている情報を「相手も知っているのが当然」という前提では書かない
  • 人物名、土地名、作品名などを語る時、補足説明もする
  • 話す時よりも丁寧に言葉を並べること

といった点を意識すると良いと思います。

もっと端的に述べれば

  • 自分のための文ではなく他人のための文を書く

この度合いを調節することで、文章の明瞭さは変わってくると思います。

9、「私」をコントロールする

最後のポイントは

  • 「私」をコントロールする

という意識の仕方です。

大げさかもしれませんが、これだけでどんな文体の文章も自在に書けるようになると思います。

簡単に述べると

  • 「私」が多ければ多いほど、文章は主観的なもの
  • 「私」が少なければ少ないほど、文章は客観的なもの

になります。

これを自覚しながら「私」という主語を文章の中で使うようにすると、自分の目的にあった文章が書きやすくなると思います。

例えば、論文を書く際に「私」という主語が出てくることは基本的にありません。

  • 私は○○だと思う。

なんて表現は不適切です。

なぜなら、論文に必要なのは主観ではなく、あくまで客観と事実に基づいた考察だからです。

貴方がどう思うかは知りません、という話です。

だから「私」はほとんど登場しません。

一方で

  • 親近感を覚えたり、自己投影するのは難しい

ともいえます。

自分の感情表現によって読み手の心を動かすのが目的であれば、或る程度「私」の存在も必要なわけです。

例えば、ブログの記事であれば

  • 「私」のことばかりで読み手を置いてけぼりにしていないか?
  • 客観的な情報の羅列で冷たい印象の文になっていないか?

といった視点で「私」を調節するように心がけています。

また、常に読み手を意識すると先ほども書きましたが

  • 文章を書くときは「第三者の立場で自分の文章を読みなおす」

というひと手間は、非常に役に立ちます。

その際「私」という主語に注目すると、より簡単に自分の文章を客観視できるようになるかと思います。

文章を書く目的をきちんと定めて「私」という主語をコントロールする。

ぜひ、意識してみてください。

まとめ

ということで今回の記事では「わかりやすい文章」を書くコツについて少しばかりまとめてみました。

内容は

  1. 一文を短くする
  2. 対比する
  3. 例えを出す
  4. 結論を先に決める
  5. 「序論・具体例・結論」の構成
  6. ポイントの「数」を示す
  7. 読み手を意識する
  8. 自分の「当り前」は他人の「当たり前」ではない
  9. 「私」をコントロールする

でした。

ただ、私自身「長文を書くのが好き」なので、わかりやすい文章が得意かといわれると否になるかもしれませんね。

また話は変わりますが「文章を”楽しく”書くコツ」であれば個人的に

  • 倒置を利用してダイナミックに
  • できるだけリズムの心地よい文章に

という誰にもわからないような自分なりの拘りをもって、るんるんと文章を書いています。

特に、個性を問われない文章を書くのであれば

  • いかに無駄な語を除外するか
  • いかに美しくシンプルにまとめるか

という拘りに基づいて、これまた、るんるんと文を書きます。

まぁぶっちゃけ、すごく効率悪いです(笑)

が、何か一つ文章を書くときの自分なりのこだわりを見出すと、時間を費やすのはうんと楽しくなるかもしれません。

それでは、当記事がどなたかの参考になれば幸いです。

最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました。