The Cat's Pajamas

一人旅好きの趣味ブログ

異文化料理教室「Tadaku」の魅力*ロシア料理教室で学んだ絶品ボルシチ

SPONSORED LINK

海外文化を学びながら料理を学べる「tadaku」の感想

一人暮らしのお悩みと言えば、第一にあがるのが、食生活

初めての一人暮らしに気合を入れて、自炊を続けた学生時代。十代の頃の私、コンビニ弁当なんてお金を払って食べるものじゃないと本気で言っていました。

それなのに、どうでしょう!

今ではセブンプレミアムの大ファンですから、人生というものは本当にわかりません。

このままではいけない…

自分(食生活)を変えよう!

と自己啓発本の見出しのようなことを考えながら、先日、ずっと気になっていたTadaku(タダク)という料理教室に行ってきました。

tadakuとは何ぞや?

最近TVなどでも話題のようなので知ってる方も多いかもしれませんが、Tadakuというのは、外国人の方の自宅で、自国の郷土料理を教えてもらえるという料理教室です。

f:id:eno1081:20170608203111p:plain

私は海外文化に興味があり、料理が好きなので一度利用してみたいと考えていました。さらに選ぶ国によっては、英語で料理を学べる教室もあります。

使い方によっては語学勉強もできるかもしれません。

私は最近、ロシア料理が気になっていたので、ロシア人女性のロシア料理教室にお邪魔してみることにしました。

ということで以下、感想も織り交ぜながら、Tadakuの良かった点をまとめていきたいと思います。

1、Tadakuの良かった点①一回限り参加で楽しめる

まず、良かった点は、料理のことを何も知らなくても一から作り方を教えてもらえるという点です。

それはこの料理教室が基本的に1回参加のものなので、誰にでも簡単に作れる料理をメインにしているからです。

私が行った料理教室でも先生が事前に下ごしらえをしてくださっていて、スムーズに調理ができるようになっていました。

f:id:eno1081:20170423103245j:plain

また、一回参加ですので、次は違う料理教室に行くといった形で、色々な国の料理を試すことができるのも気軽でよいと思いました。

f:id:eno1081:20170423114356j:plain

2、Tadakuの魅力②新しい出会いの場になる

この料理教室は、他の人と一緒に調理をすることになります。

友だちと参加をしても良いです(お二人様で申し込むと1000円引きクーポンがついてくる)が、1人参加でも一緒に調理をする方とお話ししたりして、知り合いになれるのがとても楽しいと感じました。

ちなみに私が一緒に料理をした女性のお仕事はお医者さんで、仕事の話も含め、なかなか基調で面白いコイバナを聞くことができたりと楽しかったです。

また、先生からは料理だけでなく自分の祖国についての話を聞くことができるというのも非常に面白かったです。

私はロシア映画や文学が好きなので、非常に興味をもっている国でもあるのですが、ロシア人である先生は、自分の国が(後進国で)嫌で仕方なかったと言っていたのが、非常に印象的でした。

こういった点からTadaku(タダク)は、料理や語学目的だけでなく、いつもと違った場所で、新しい人に出会うきっかけとして使うのにはとても良いなと思いました。

3、Tadakuの魅力③料理がとても美味しかった♡

これは自分が選んだ料理教室にもよるかもしれません。

が、私が選んだところは、とっても料理が美味しかったです!

正直ボルシチって食べたことなかったんですが、こんなに美味しい食べ物なのかと驚きましたし、自分でも作ってみたいと素直に感じました。

f:id:eno1081:20170608210755p:plain

生まれて初めて食べるボルシチは、驚く美味しさで、私はおいしいという言葉を何度も何度もオウムのように繰り返しました。

さて、私自身とても料理が好きなのですが、料理を作っている人を見るのも大好きなんです。

なぜかというと、調味料をこれだけ使うのかといった驚きや、こんな風に野菜を切るのかといった普段の自分と違った料理法を見つけられるからなんです。

これは海外に旅行に行くときもそうなのですが、調味料の使い方や盛り付けの方法で、日本のレストランでは無い発想ってありますよね。

でもその国の中では、それが普通なんです。

そういうギャップを目にすることが、とても楽しいと感じます。

そしてTadakuでは、やはり本場の郷土料理としてふるまってくださるので、そういった驚きが随所にあり、好奇心を刺激され、時間があっという間に流れてしまいました。

HPを見ると、よく知られている国だけでなく、様々な国から来た方が料理教室を開いています

旅行ではあまりいけない国からいらっしゃった方を選んで、郷土料理を振舞ってもらったり、祖国の話を聞くだけで十分刺激になると思います。

まとめ

ということでTadaku(タダク)の感想をまとめると

  • 一回限りで手軽にサービスを使えるのが◎
  • 新しい出会いがあって楽しい
  • 料理がおいしい
  • 祖国の文化について話を聞くことができるのも◎
  • 色々な国の料理が選べるのも魅力的

といった内容になるかと思います。

ちなみに値段は教室によって異なります。個人的には

  • マイナーな国の方が値段が安い

と思うのですが、私はあまり人が知らないような国の方が興味があるので、好都合です。

素敵なウェルカムティーを飲んだり、ロシアの文化や地理についてのお話を聞くことができたのも良い体験でした。

ちなみにTadaku(タダク)のもう1つの良い点は、ホームページはお洒落で使いやすいということです。

思わず検索をかけて、手軽に週末に参加できる料理教室を探したくなります。

ぜひ気になっているという方は、一歩踏み出して、料理教室を楽しんでもらえたらなと思います。

私の体験談が参考になれば幸いです。

▶Tadaku(タダク)

蛇足*女性という生き物はコイバナが大好き

ここからは完全に余談ですが、女性は本当に恋愛の話が大好きですよね。

最初の10分で

「彼氏!イル?」と聞かれた私は

「いえ、いないですよ~」とにっこりしたんです。

しかし、ボルシチのせいでしょうか。

気が付けば私、ボルシチに自白剤でも入っていたかのように、引きずっていた失恋の経緯を話してしまったんです。

 

そして「次はドンナ恋愛ガシタイ?」

と畳みかけるように聞いてきました。少し考えました。でも、具体的なイメージがまったく浮かびませんでした。

自分がどうしたいのかよくわからなかったんです。そんな私の心を見透かすように、先生は流ちょうな日本語で

「自分ガ、ノゾマナイト、何モ叶ワナイ」

とはっきり仰いました。

(自分が望まないと、なにも叶わない…)

と私は、小学生のようにその言葉を復唱しました。

望みを持つことの大切さ

先生は、ボルシチを食べている間、何度も、繰り返し言いました。

自分の望みをはっきりと持つこと。

具体的に、強くそれを持つこと。

それがないと手に入らない。

望みをつかむことができない、と言いました。

先生は日本人と結婚して、事業を始めて、子供を産んで育てるということを、どれだけ強く望み、叶えたかを一生懸命伝えてきました。

更にロシアにはこんな方言がある、と言いました。

”女ノ望ミハ、神様ノ望ミデアル”

「え?」

私は一瞬、聞き間違いではないかと耳を疑ったのですが、先生はもう一度

「女ノ望ミハ、神様ノ望ミデアル」

とはっきり繰り返しました。

女の望みと神様の望み

少し話がそれますが、以前よんだことのある『中世騎士物語』という本の中に「騎士ガヴェインの結婚」という話がありました。

その中に「女性が望むものは何か」という問いが出てくるのです。

この問いに対し

或る者は富である、と言い

或る者は栄華と身分である、と言い

或る者は快楽、と答えます。

でも、そのどれもが違うんです。その答えは

すべての女性が自分の意志を持つこと」を望んでいる

というものだったんです。

私はこの話が、すごく好きなんです。

女性が男性と同じ立場に立ってものの言うことのできない時代や文化背景があるからこその俊逸な答えだと思うのですが、やはり今の時代においても、女性が自分の意志を持つというのは重要な課題であるように思います。

 

女性の望みは、神様の望みである

それは本当にロシアの方言なのでしょうか。

なぜ、女性なのか。

なぜ、神様なのか。

幾ら考えを巡らせても答えが出ません。

この言葉の意味するところも、たくさんの矛盾しかはらんでいないように思います。でもそんなことはどうでもいいというくらい、どうにも私はこの言葉が忘れられません。

私の望みは、いったい何なんだろう。

今回はっきりわかったのは、自分があまりに自分の望みに鈍感であること、その望みをあえて無視することで、自分が傷つかないように、ずっと逃げてばかりいるということでした。

あらゆることに対して、私は、本当はどうしたいんだろう。

全ての女性が望む「自分の意思をもつこと」

その権利を気づかないうちに、放棄してしまっていたような私への神様からの忠告なのかしらと、心の中で狼狽してしまったのでした。

望みをもった自分こそが、自分にとっての神様

話は変わりますが、ロシアという国に対して、私は少し閉鎖的なイメージを持っていました。

それがくるりとひっくり返るくらいに快活で、明るく、チャーミングな先生は、自分がしたいことを本当にはっきりと持っていらっしゃいました。

これから料理教室をどんどん広げていきたい。

そんな展望を子供のように語る姿は、本当にきらきらとしていて、私は生まれて初めて食べるボルシチの美味しさに、ほっぺたを落としながら、その姿に思わず感心すらしていました。

人生を変えるのは、人との出会いである。

ほかの人にとっては些細なありきたりな言葉なのかもしれませんが、なぜか不思議と自分の中に残って、何度も思い出してしまうものを集めていくような出来事です。

それは何かの合図なのかもしれません。

望み、本当の望み。

それは一体、何なんだろう。

これからのあらゆることにおいて、自分に問いかけたいです。

力強く、自分の意志を持ち、異国で、明るくもたくましく、自国の料理の素晴らしさを伝えているロシア女性の美しさに、そんなことを思いました。

貴重な出会いを頂けました。

新しい人との出会いの求め方というのは、色々な形があります。

こういうシステムを使って、自分とは大きく異なった場所で育った人の話を聞きに行くというのは、とても有意義だと思います。

 

それでは、最後までお付き合いくださり、有難うございました。

f:id:eno1081:20170608211030p:plain

▲お土産にいただいたチョコレート。本当に良い時間を過ごすことができました。

Tadaku(タダク) -外国人の自宅で習える家庭料理教室-

 

他にもこんな記事があります

www.nekopajamas.net

www.nekopajamas.net

www.nekopajamas.net