無印ぬか床の代わりに!楽天1位のぬか床(こうじや里村)を使ってみた感想

以前からずっとほしかったもの、それは

  • 無印の冷蔵庫保存できるぬか床

無印の人気商品ということで話題になっているのを既に知っている方、多いと思います。

私も友人に情報を聞いてから気になって「買ってみよう」と心に決めていました。

が、訪れる無印良品店では何故かいつも「ぬか床は売り切れ」状態

なかなかお目にかかることができません。

調べてみると、無印通販でも買えるようではあったのですが送料(500円)が必要だとか。

無印のぬか床(公式HPより引用)

どうしようかな~と悩みながら、ふと楽天で「ぬか床」を検索してみたところ

こうじや里村さん

の冷蔵庫保存できるぬか床が超人気だと知り、楽天ポイントも貯まっていたのでこちらを購入してみることにしました。

そんなこんなで1ヶ月ぬか床ライフを送ってみて、色々と分かったこともあるので

  • 無印ぬか床の代わりを探してる
  • 冷蔵庫ぬか床ってどんな感じ?
  • 具体的に何を漬けるとウマイの?

といった点をまとめておこうと思います。

冷蔵庫ぬか床に興味がある方は、参考にしてください。

目次

ぬか床初心者でもわかりやすいガイドブック付き

元々、売り切れでなければ無印良品の冷蔵庫で保存できるぬか床を購入する予定でした。

が、結果的に「こうじや里村」さんのぬか床を購入してよかったな、と到着してスグに思いました。

開けるとまず挨拶状。

季節ごとにおすすめの野菜が記されてるカレンダー付き。

さらには、めっちゃ詳しいぬか床を初心者向けのガイドブックが付いてきました。

これが個人的に◎で、ぬか床の管理法やトラブル回避法、おすすめの野菜の付け方など全てまとめてありました。

ぬか漬け初心者サポートする気満々

という感じで心強いです。

私は、ぬか床については全くの無知という感じだったのでコレかなり助かりましたね。

ぬか床に対して「スプーンでかき混ぜてもええんちゃう?」とか思ってたレベルなんですが、ちゃんと手でかき混ぜる理由も事細かに説明されていました。

他にも

  • 水が溜まった場合
  • 冷凍保存する方法
  • ぬか床が減ったとき

などあらゆる場合を想定して対処法が書かれています。

野菜の漬け方や時間も全部書いてあります。

このガイドあるだけで、あとはどうにかなる感じ。

なので、ぬか床に対する知識が全くないという初心者向けのぬか床としてすごく良い商品だなと感じました。

漬物専門店の「冷蔵庫で使えるぬか床」

もう1つ無印ぬか床にしなくて案外良かったな、と感じたのが

  • 専門店

が出しているぬか床であるという点です。

「こうじや里村」はコーセーフーズという、漬物の素や米こうじ関連製品の製造を手がける会社の直営店です。

  • 植物性乳酸菌の菌種から研究
  • 特別な乳酸菌10億個/kgを使用
  • 超熟成発酵

などのアピールポイントがあり、国産ぬか100%&化学調味料不使用とも強調されています。

ぬか床は繰り返し使うものになりますし、やはりこういった記載があると安心感はありますよね。

入っているものは

  • いりぬか(国産)
  • 食塩
  • 大豆粉末
  • 唐辛子
  • 米糖抽出物
  • ワインエキス
  • 乳酸/酒精

と書いてありました。

また、先ほど紹介したガイドにも使い方だけでなく、ぬか床に関する豆知識が書かれていて専門店としての拘りや自信も感じました。

ちなみに「無印ぬか床」も気になったので公式HPで調べてみると

  • 米ぬか(国産)
  • 食塩
  • 昆布
  • 唐辛子
  • ビール酵母

と買いてありました。

同じぬか床でも、入ってるものが違いますね。

こうじや里村のぬか床は、ビールではなく「ワインエキス」を使っているというのも特徴かなと思います。

使い方は超簡単

ぬか床というと面倒なイメージがありますが、冷蔵庫で育てるタイプのぬか床は

  • 開ける
  • 混ぜる
  • 野菜ブチ込む

以上という感じです。

タッパにも移すことなく、届いたときのジッパー付きの袋に入れたまま冷蔵庫に保存しています。

一人暮らしの小さめの冷蔵庫ですが(私はスーパー大好きで冷蔵庫いつもパンパン)このぬか床は案外置き場所には困っていません。

量に対して、縦に長いという感じで余裕があります。

なので縦に潰すような感じにすると、狭い場所でも比較的保存しやすいです。

手入れに関しては、私は面倒なので4日に1度混ぜるか混ぜないかくらいです。

こないだ既に4日以上放置してしまいましたが、特に問題なくその後も使えていました。

なのでズボラ人間にも確かに手が出しやすいぬか床だ、と思います。

野菜をブチ込んで冷蔵庫に数時間保存

さて、説明書きには

  • 最初は漬かりやすい
  • =短めに!

といった注意もありましたので、よく読んだうえで初回はとりあえず冷蔵庫にあったニンジンをブチ込んでみました。

昆布も一緒にブチ込んで様子を見てみることに。

不安だったので少し早めに取り出して、洗って輪切りにしたのがこちら。

パクっと食べてみると…

うん、ぬか漬け

シンプルに普通のぬか漬けでした。

漬かりすぎを心配したけれど、初回から普通に食べられるぬか漬けでした。

こんな調子で色々とブチ込んでみようと、次は冷蔵庫に残っていたカブをブチ込んでみることに。

本当に洗ってブチ込むだけ。

その後、洗って輪切りにしたのがコチラ。

パクっと食べてみると…

うん、ぬか漬け

シンプルに普通のぬか漬けでした。美味しいです。

漬かりすぎてる漬物あまり好きではないのですが、自分で漬けると時間を調整できるので好みに仕上がるのがいいですね。

そんな感じで私のぬか漬けライフは幕を開けました。

試しに色々な野菜をぬか床にブチ込んでいく

ぬか床に対して完全な無知から始まった私。

好きな野菜はニンジンだったので、最初はひたすらニンジンばかりを漬け込んでいました。

あとは定番のきゅうりですね。

ただ次第に色々な野菜を漬け込む楽しみを覚えたいと思って、新しいチャレンジにも挑みました。

ということで以下、メモ程度にぬか床に漬けてみたものを紹介しておきます。

「こんなものも漬けれるんだ」とイメージが広がると思うので、参考にしてください。

長芋のぬか漬け

まず試しに漬けたのが「長芋」です。

ガイドの説明に従って袋に入る大きさにして、皮を向いてそのままブチ込みました。

長芋にぬか床って全く想像つかなかったので、どんな味になるんだろう、と不安半分期待半分。

さて、できあがったのがこちら

長芋のぬか漬け

さっそくパクっと、いただきます。

食べてみた感想としては

梨?

いや林檎っぽいのかな、なんかそういう感じの味がしますね。

食感はシャキシャキです。

酸味と香りがまして、ちょっと不思議な味がします。何だコレ新体験ってちょっとクセになりそうな味でした。

エリンギのぬか漬け

次に試してみたのが「エリンギ」です。

きのこ類は何でもイケルようだったので、とりあえず余っていたエリンギをブチ込んでみることにしました。

きのこのぬか漬け。

これも食べたことなかったので全くイメージが沸かない。

とりあえず浸かったものを洗ったのがこちら。

エリンギのぬか漬け

さっそくパクっと、いただきましたが

ヒャァ~

と小さな声が出て、ちょっと箸を止めてしまいました。

漬け込み時間が長すぎたのかな、かなり酸っぱいです。

ぬるっとしていて、しなっとしていて、でもきのこ独特の食感は増してる、そんな感じでした。

長芋はリピートしても良いなと思えましたが、これは最初で最後の体験にしたいと思います。

アスパラガスのぬか漬け

次にチャレンジしてみたのが「アスパラガス」です。

アスパラガスのぬか漬け、これは斬新ですがちゃんとガイドブックにも紹介されているんですよね。

さわやかな風味が楽しめるということで、ぬか床にイン。

出来上がったのがこちら

アスパラガスのぬか漬け

さっそく食べてみた感想としては

シャキシャキです!

なんかスナック菓子みたいな(?)手軽に食べれるシャキシャキ感!

でもちょっと青臭い感じもあるので苦手な人もいるかも知れませんが、ガイドに書いてあるように爽やかな風味を味わえる一品でした。

これはこれでアリかも。

ミニトマトのぬか漬け

次に漬けたのが「ミニトマト」です。

一体、ぬか床にブチ込んで何が変わるのだろうかと半信半疑で入れてみました。

取り出して洗ったのがこちら。

見た目は、漬ける前とほぼ一緒だったので「これは失敗かな」と思いながら口の中に入れてみることに。

すると意外に

美味しい

ココまでの流れで一番美味しかったミニトマトのぬか漬けでした。

なんだろう、トマトが熟成されたような感じ。

こころなしか甘みも増してる気がする。

美味しい。風味も豊かで、かつ食べやすくて、これはイイな、と感じました。

豆腐のぬか漬け

次に漬けてみたものをのが、豆腐です。

麻婆豆腐に使うための木綿豆腐を少しだけ、水を切ったものをブチ込んでみました。

出来上がったのがコチラ

豆腐のぬか漬け

「なんか地味だな」と思いながら、早速一口食べてみたところ予想以上に

ウマイ

豆腐のぬか漬けが美味しい!!!

今まで漬けたものの中でベスト、豆腐のぬか漬けが一番美味しい!!!

白米がとにかく進む味です。

あっという間に皿から無くなる。

コレは良い、ぬか床に入れるだけで豆腐がぐっと美味しくなって食欲が増す!!!

しかもめっちゃ安いですよね。

料理に余った豆腐を入れるだけ。個人的には冷奴より美味しい。

これは定番メニューになりそうです。

ナスのぬか漬け

ここで原点回帰という感じで、シンプルに茄子を漬け込みました。

予想通りの味です。

でも、やっぱり安心しますね。

正直に言います。

ぶっちゃけココまでの流れで「豆腐のぬか漬け」以外は、そこまで自分の心に響くものがありませんでした。

ミニトマトも美味しかったけど、漬けなくても美味しいかなと思う気持ちがあったり。

やっぱり

  • きゅうり
  • ニンジン
  • 茄子

あたりの野菜が無難なのかしら、と思い始めました。

ただ結論を出す前に気になっていて手を出さなかったあるモノを、ここでブチ込んでみようと決意しました。

アボカドのぬか漬け

それが「アボカド」です。

私、アボカド大好きなんです。

なので「アボカドのぬか漬けが美味しい」という情報を知ったときから、ずっと思っていたんです。

いやいやいやいやいやいや

当たり前やん

アボカドやで?あのアボカドやで?森のバター呼ばれて世界中から引く手数多で取引されてるあのアボカド様やで?そら美味しいに決まってるやん。アボカドは何をしても美味しい。醤油をかけるだけでも美味しいし、サンドイッチに挟んでも美味しいし、潰してパスタソースにしても美味しい。逆にやで?アボカドがマズくなるなんてことあるんか?アボカドをマズく調理することのほうが難しいでそら。それくらいアボカドは美味しいモンやで、元からそういう食べ物やねん。

という感じです。

まあ、ぬか漬けにしても普通にウマイやろ」と思っていました。

謎の反発心があったので、あまり前向きになれなかったのですが、とりあえず入れてみることに。

ガイドに書いてあるように、カチカチの熟していないアボカドの皮を向いて縦半分にして種を出し、そのままブチ込む。

さて、どうなるのか?

取り出してみると、カチカチだったアボカドがしっとり柔らかくなっていてビックリ。

洗って取り出したのがコチラ

アボカドのぬか漬け

まあ普通にアボカドだろうと思って、パクっと一口食べてみたところ

めっちゃウマイわ

いや、待ってコレ(パクッ)

めっちゃウマイわ…

秒で完食しました。

次の日、スーパーで袋に4つまとめ売りしてるアボカド買ってきてまた漬け込みました。

そしてまた食べました。

その繰り返しです。

この1ヶ月、ぬか床ライフを送った結果、私のぬか床は完全にアボカド専用ぬか床みたいになってしまいました。

それくらいウマイです。

私はアボカドのことを何も知らなかった、そしてぬか床を完全に見くびっていました。

アボカドのぬか漬けはウマイ。

どれくらいウマイかって言うと、居酒屋にあったら思わず注文したくなるレベルでウマイ。

それを好きなだけ安く作って食べれるんだから、楽しくてしゃーない。

とにかく白米が進む。

お酒が飲みたい。

みるみるとご飯が茶碗から無くなっていく、これはご飯がススム君もビックリレベル。

アボカドは元々美味しい。

でもぬか床に漬けこまれて、柔らかくしっとり味が染み込んだアボカドは極上。

アボカドのぬか漬け、出会えてよかったです。

まとめ|ぬか床ライフで新しい扉が開く

ということで今回はぬか床初心者が

  • 冷蔵庫で育てるぬか床

を購入した感想をまとめました。

無印のぬか床の代わりという感じで買いましたが、丁寧なガイドもついていたので「こうじや里村」さんにして良かったというのが1つ目の感想です。

もう1つは、色々なものを漬けることができるのでチャレンジする面白さがあるというのが魅力だと思いました。

正直、私は特別ぬか漬けが好きな人間ではないんです。

ただ実験(?)みたいに色々と試すのが好きな性分なので、単純に新しい発見があって面白いんです。

人が漬けたぬか漬けではなく、自分が漬けたぬか漬けだからこそ味も自由に調整できますし、愛着が湧くんでしょうね。

何より手軽で、簡単に箸休めの一品を作れるのは良いなと思いました。

ただ1つあえて欠点を書くと

ちょっと面倒

これはもう完全に私の性格なのですが、4日に一度でも面倒だなと思う瞬間があります。

(あんまり積極的にぬかに手を入れたくない)

夏になったらひんやりして気持ちいいと思うんですが、まだ寒いので「ヒャッ」となります。

それくらいです。

ただズボラな私でもここまで楽しめたので、自炊派の人であれば誰でもこの冷蔵庫ぬか床は挑戦できると思いますよ。

それくらいに手軽です。

何か新しい挑戦をしてみたい考えている料理好きの皆さん、ぜひ参考にしてくださいね。

(アボカドのぬか漬けは本当におすすめ)

それでは最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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