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The Cat's Pajamas

旅と読書をこよなく愛する平成育ちの猫好きです。自分の好きなことだけをのんびりぽつぽつ紡いでいく趣味ブログを目指しています。

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センター試験(英語)で8割を目指す受験生は知っておくべき”95%仮説”について

私は4年間、個別塾でアルバイトをしながら、英語を教えてきました。今回はその経験談から、今後受験を控える高校生へのアドバイス(勉強法)を簡単にまとめたいと思います。特に

  • センター試験で8割を超えたい受験生
  • 英語が苦手(嫌い)な受験生
  • TOEICテスト500~600あたりを目指して勉強中の方

の参考になれば幸いです。

1、最大の攻略法 

センター英語の最大の攻略法をお教えします。それは

とにかく単語を覚えてください

とてもつまらない答えですね。そんなこと知っていると思うかもしれませんね。

しかしもし、センターレベルの英長文を読めないと感じているのであれば、貴方は実際に理解している数百倍くらい単語を覚えることが大切だと腹をくくる必要があります。

95%仮説という言葉を知っていますか?

読んでいる英文の95%の単語を知っていた場合、その英文を読む力が自分にはあります。しかし逆に、5%以上知らない単語がある場合は自力でその英文を読むことは不可能という説です。

 もしもあなたが受験生で、英単語帳に収録されている重要単語(およそ800~語)の中に意味の知らない単語があるとすれば、プールに行くのに水着とタオルをもっていないような状況にあると想像してください

なんやこいつ、なんでプールに来てんねん、と単純に思いますよね。それと同じことを貴方はまさにしようとしています。単語を覚えていなければ、どれだけ難しい英文法を勉強していても、意味がありません

頭が悪いから、英語ができない。

理系だから、文系の英語が苦手だ。

英語が全然読めないから、文法の勉強ばかりしている。

違います。

まず、考え方を根本的に変えてください。

センター英語というのは、英単語を覚えるというあまりにも当たり前でつまらない作業をいかに乗り越えられるのかという精神力を測るためのテストと考えてください。私は正直それだけでいいのではないか、と思うくらいボキャビルは重要だと考えています。

単語カード、派生語、語源、語呂、どんな手段を使ってもかまいません。

繰り返します。

単語を覚えている自信がない場合は、とにかくひたすら単語を覚えてください

これは、英語読解が苦手な貴方の前にある夢の扉でもあるのです。

毎日100個でも200個でも構いません。試しに、受験用の英単語帳1冊の日本語の意味をとにかくひたすら馬鹿みたいにマスターしてください。これだけで、まず貴方の模試の点数は必ず変化する、と断言します。

個人的には単語帳はシステム英単語一択です。

気になる単語の学習法については、以下にまとめたいと思います。

kinako18.hatenadiary.com

 2、長文マスターになれ

センターは長文の比重が高いです。第3問から第6問まで続く長文を時間内に解けるスピードがないと高得点を取ることはできません。8割越えを狙う受験生は、

各長文問題で1ミスまでなら、OK

と思いながら問題を解いてください。6点×4問=24点までの失点ならば、自分を許すいうモチベーションです。勿論、9割超えたい学生の目標は全問正解です。

センター英語は形式への慣れが重要です

赤本やセンター形式と名の付く問題集を手あたり次第そろえてください。解きまくりましょう。センター形式の問題を大体20回~30回分を解いたころには、センター長文を長いと感じずに問題を解くことができるようになっているでしょう。

 

上記は赤本と同じくらい必須テキストです。毎年発売されているので、最新のものを買うことをお勧めします。また下記のような薄い形式別の問題集を多量にやるのもお勧めします。

3、必ず見直しと分析を繰り返す

私は受験生にセンター形式の問題を大量に解かせます。しかし長年、見ていて思うのは、伸びる生徒と伸びない生徒の差が激しいという点です。観察した結果その違いは、見直しの有無にありました。伸びる生徒は、同じ問題を解かせると二度目は必ず解けます。伸びない生徒は一度目に解いた時と全く同じです。

問題は解くだけでは意味がありません。

必ず見直しをしてください。そして自分の英文読解を分析してください。分析ポイントは大きく分けて3つです。

1、知らない単語が多い

⇒読んでいる英文の95%の単語を知っていますか?5%以上知らない単語がある場合は自力でその英文を読むことは不可能です。でも安心してください。センターレベルの英文は、受験用の英単語帳をマスターさえしていれば、ほとんどの単語を知っている状態で、楽々と試験に臨むことができます。単語を覚えましょう。

2、単語は知っているのに読めなかった

⇒その英文の中に、知らない単語の意味や熟語、慣用表現はありませんか?また知らない文法や構文を含んではいませんか?あれば、必ずその場で覚えて次に生かしましょう。そうでない場合は、構造解釈で躓いている可能性があります。その英文のSV関係をしっかり見抜けていますか?このような場合は、スラッシュリーディングを行うと効果があるでしょう。英文もきちんと解釈できている場合は、読解のレベル(いわゆる国語力に該当するもの)で躓いている可能性があります。答えの訳文を読み、日本語でその文章の意味が読み取れるか確認してみてください。

3、設問の見直し

⇒多くの受験生が見落としているのが、設問の精読です。間違えた問題だけでなく、読めなかった設問があれば、必ず見直しをしましょう。センター英語は設問を正しく読めるか明暗を分けるカギとなります。よくある誤訳のパターンは、

1、勝手に主語と目的語を入れ替えて読む

2、肯定文と否定文(hardlyやrarelyなどの否定語の見落とし)を間違える

3、比較、最上級などの読解ミス

設問を選ぶときは、必ず設問自体を精読すること。そして長文の中から答えの根拠となる部分を必ず見つけ出すことです。英語の場合はパラグラフの頭と最後に要点がまとまっていることが多いです。とにかく、書いていないことは答えになりません。この点は、センター国語と同じですね。

4、自分の実力を知ることが大切

さて、センター試験対策をする受験生は、赤本を購入しましょう。安いです。ちなみに参考書を買うことに渋る学生が多いですが、塾一回行くのお金の3分の1もかかりません。こういうものは躊躇うことなくバンバン買ってください。

購入したら、実際に問題を解いてみましょう。できれば2000年代以降の問題を解きましょう。ポイントは

1、必ず時間をはかってとくこと

2、知らない単語にさっと丸をつけながら解くこと

この二点です。受験生は勉強用にキッチンタイマーを用意するといいです。終わったら次に、大事なポイントがあります。それは答えを見て採点する前に時間制限なしで、同じ問題を解いてみるということです。

3、時間内に解き終わったら、解答を見る前にもう一度無制限で精読します。

4、その際に変更したいと思った答えを青ペンで記入します。

5、答え合わせ

というプロセスです。何故このようなことをするかというと、センター試験に必要な精読力と速読力の二つの力を測定するためです。このテストを実施することで、受験生は大体以下の5パターンに分類されます

A、時間内に余裕をもって全問解答でき、かつ8割を超える

B、時間はオーバーするが、精読すると8割を超える

C、時間内に余裕をもって全問解答できるが、8割を超えられない

D、時間をオーバーし、かつ精読しても8割超えられない

E、センター試験の問題を、全部解く前に力尽きる。もしくは3桁の点数が出ない。

この5つのタイプのどれに自分が当てはまるか確認してください。A, Cタイプの方は、英文法の重視の学習をお勧めします。B.の学生は速読重視の学習をお勧めします。Dのタイプは単語学習をお勧めします。Eのタイプは徹底した単語学習(場合によっては中学英語から復習)もしくは受験へのモチベーションアップをお勧めします。ちなみにAタイプの受験生には、2パターンいます。

①どんなセンター形式の問題でも、余裕で8割を超える受験生

②問題によっては、130~140点代まで点数が下がってしまう受験生

注意すべきは②の受験生です。

問題の相性が悪かったという考えはセンター英語では捨てます。センター英語はある程度のレベルに達している学習者であれば、必ず8割を超えられるようにできているペーパーテストです。もし8割を取れない(130~140点代まで点数が下がってしまう)ということがあるならば、何か根本的な原因があります。このタイプはCタイプの学生とほぼ同じレベルと考えて、センター対策を怠らないでください。

①の受験生と②の受験生の違いは、英文法の定着度にあります。特に国語が得意な学生に多いのですが、英単語の羅列からなんとなく意味を読み取り、なんとなく設問を把握して、なんとなく正解してしまうという学生がいます。もしあなたが、英文法をきちんと学習している自信がない、もしくはセンターレベルの英文の構造を事細かに説明することができないのであれば、改善の余地があります。

またすべてのタイプの学生に当てはまるのが、単語の見直しです。自分が丸を付けた単語は意味を確認し、次に見たときは意味が言えるようにしてください。

英文法の学習法についても、機会を見てまとめたいと思います。

最後に

たまに国立志望で英語を苦手としている受験生で、学校ですごく難しい長文を辞書ありで延々と和訳したり、すごく細かな文法問題をやらされているのに、マーク模試やセンター英語過去問で点を取ることができず、苦しんでいる学生がいると、胸が痛くなります。

そんなに難しく考えなくても大丈夫です。謎々じゃないんですから。

まずはセンターレベルの英文における95%仮説を乗り越えてください

とにかく単語を覚えます。

そこから、センター英語で8割を目指した土台作りです。

私は昔、英語が大っ嫌いでした。今でも得意だとは思っていません。けれども制限時間の半分くらいの時間で8割取れるくらいの自信はあります。そして今だからこそ、断言できるのは、センター8割というのは難しい数字ではありません。むしろ単語の暗記で点数を確実に伸ばせるチャンス科目というくらいの意気込みで、頑張ってください。

一人でも多くの受験生に春が訪れることを心から願っています。

*英語学習に興味がある方はこちらの記事もどうぞ

www.nekopajamas.net