英検準一級に独学で一発合格するための勉強法とおすすめ参考書

突然ですが、英検準一級受験料はご存知ですか?
2021年度から英検準1級の受験料は10,700円。
安い金額じゃありません…できることならば一発合格したいところです。
けれど
- 英検準一級の合格倍率は約15%
と案外厳しいものだったりします。
英検2級を取得している人のうち、10人に1人ないしは2人しか受からない試験ということです。
これまで出会った人の中には、4回受けているけれど一度も一次試験に合格できなかったという方もいらっしゃいました。

一度ハマってしまうと抜け出せない不合格地獄。
それを避けるためにも、やみくもに勉強し始める前に、きちんと方向性を定めて、少しでも合格に近づきたいですよね。
ということで今回は自分の経験から、英検準一級に一発合格するまでにしたことや心構えをまとめてみたいと思います。

ちなみに私は
- 留学経験なし
- 英語は独学
での勉強になります。
この記事に書いてあることは、もしかすると当たり前のことかもしれません。
それでも、これから英検準一級の取得を目指すという方のモチベーションアップになれば幸いです。
独学で英検準一級に合格するための「メンタル」
最初に必要なのはメンタル。
すなわち、勉強に取り組む際の心構えになるかと思います。
例えば以前、塾で教えていた生徒の中に
- 英検2級を5回受験した生徒
がいました。
彼女は一冊の問題集をやり切ることができません。
参考書の後半部分に全く手を付けていない状態で、毎回「また落ちると思う」と言いながら受験し、その通り落ちては、また受験しというパターンを繰り返していました。
さて、指摘するまでもないことですが、英検受験にはお金がかかります。
2級であれば
- 6,100×5=30500円
結構なお値段です。
これは高校生に顕著ですが、受験代は親に負担してもらうことが当然であり、勉強にお金をかけるのはむしろいいことと考え喜んで親がお金を出し、本人が何回受験しても構わないと考えているパターンが多いように思われます。
客観的に見て、これほどのコストと時間の無駄はないです。
いいですか。
毎回スコアが出るTOEICと違い、英検には合格か不合格の二つしかありません。
ならば、初めから一発合格だけを狙いましょう!
では、どうしたらよいか?
自分にプレッシャーを与えて、絶対に合格しなければいけないという危機感をもつということです。
- 周りに「絶対合格」を宣言
- 合格しないとヤバイ状況に追い込む
など色々とありますが、おすすめは
- 受験料をプレッシャーに利用する
受験費は高校生であれば、お年玉などの自費。
大学生であれば、当然バイト代から。
試験に落ちることで損したお金が、あまりに勿体ないと思えたらやはり必死になって学習するしかありません。
よほど優秀な人でない限り、人間というのはある程度のプレッシャーがなければ、底力を発揮できません。
誰でもそうなのです。
ですから自分に程よいストレスをかけながら「合格する」と覚悟をもって受験に挑める環境を設定することを、第一におすすめします。
それでは以下、具体的な勉強方法をみていきます。
英検準1級合格に必要な参考書は2冊!単語帳&問題集
受験を決めたら、さっそく単語帳を買ってください。
以前
シス単やターゲット1900の単語を完璧にすれば、英検準1級受かりますか?
と聞かれたことがありますが、受かりません。
英検準1級で出題される語彙は、高校受験単語より1つ難易度が上と考えてください。
なので、ターゲットやシス単に出てくる単語を覚えているのは前提で、そこに英検準一対策用の単語を上乗せして覚えていくイメージをもってください。
なので
- 英検用の単語帳
が必ず必要になります。
おすすめは公式の旺文社の単語帳です。
単語帳は、これ一冊で十分合格することができます。
旺文社とは違うものがほしかったら、こちらのジャパンタイムズの単語帳一択です。
これはとても良い単語帳です。
絶対に受かりたいという人は、この2冊を併用して使ってもいいと思います。
2冊目は問題集です。
私の場合は同じく、旺文社の集中ゼミを利用しました。
(他にもおすすめできる書籍はあります。気になる方はこちらから英検準一級のおすすめ書籍紹介をご覧ください)
時間がなく、できるだけ薄い参考書がよいという人は、こちらの書籍もおすすめです。
何冊も買うのではなく、まずは総合的にリスニングやライティング、リーディングなどをバランス良く学べるテキストをやり込みます。
あとから苦手な分野があれば、それに特化した問題酒を足していくのがベストです。
英検準1級は、何よりもまず「単語学習」からスタート
必用な参考書を購入したら、まずは単語帳を開いてみましょう。
ぱらぱらっと捲ってみて
「ほとんどの単語知ってる」
と思えたのであれば、既に合格圏内にあると考えてくださって結構です。
早速問題集に取り掛かり、一発合格まっしぐらです。
しかし単語帳を確認して
「ほとんど知らない単語ばかりだ…無理」
と思った方(がほとんどだと思いますので)まずは単語を地道に覚えます。
英検は
- 語彙を重視した問題の得点配分が大きい
です。
長文の内容も語彙が足りないと精読できないでしょう。
ここで挫折すると準1級の合格はうんと遠くなってしまいます。
しかし逆をいえば、単語さえ覚えてしまえば、うんと合格に近づくことができるのです。
ですのでまずは、この単語帳に出てくる単語(最低でもAとBランクのもの)を覚える、という作業を必ず最後までやり切りましょう。
紙×アプリを使用した効率的な単語の覚え方
しかし覚えろと言われても、なかなか覚えられないのが外国語の単語暗記。
そんな方におすすめしたいのが
- スマホのアプリ
です。
アプリは英語学習と非常に相性がよく、単語学習で重要な音の聞き取りを、効率よく行うことができるのがメリットです。
単語帳に偏った勉強をすると
- 記号のように単語を暗記
- 発音さっぱりわからない
- 単語の並び順で意味を暗記
- ランダム復習しにくい
といったデメリットがあります。
持ち歩くのが重かったり、付箋だけ大量に貼って満足している学生も多くいました。
ここにアプリという方法を加えると
- 単語を音と一緒に覚える
- 寝る前や電車の中で復習できる
- 単語カードを作る必要なし
- ランダム学習できる
といったメリットが加わります。
紙×アプリの二刀流、これで怖いものはなにもありません。
英検対策用のアプリは他にもたくさんあるので、ぜひ自分に合うものを探してみてください。
まずは単語と「知り合いになる」
以下
- 具体的な単語の学習の仕方
を自分なりにまとめてみます。
まずは単語帳(英検準1級 でる順パス単 (旺文社英検書))を用意します。
一通りの単語の綴りと意味を見ていきますが、最初は覚えるつもりはありません。
「へぇ、こんなんあんねんなぁ」
くらいに把握するつもりで単語帳を見ていくと気持ちが楽です。
次にもう一回最初に戻って、見ていきます。
「ふぅん、ここアクセントかぁ」
という感じで、ちょっと詳しく見ていきます。
「この単語は知ってる!また会ったね」とか「君は小難しそうだから、後回し」とか「お、これは印象的!」
といった具合に、それぞれの単語のイメージをもちます。
に満遍なく、アクセントの箇所に点をつけたり。
重要な部分に下線を引いたり、イラストを描いたり、単語とお知り合いになる準備をするというのが最初のイメージです。
なんでしょうね。
お見合いに例えるなら、相手の性格はあんまりまだわからないけど、外見とか雰囲気を確認して知り合いになりましょうっていう過程です。
ここで一気に明日結婚とか言われてもしんどいですよ。
ですから、肩の力を抜きましょう。
- 単語帳を開く
- さっくり全体を見る
- 徐々に詳しく見ていく
というのが導入で、単語帳の全体を何周も見ていく感じです。
2、アプリを使い「ざっくり楽しく」訳語を覚えていく
単語帳で、素早く大量にざっくりと単語と知り合いになりました。
ここで登場するのが、スマホのアプリです。
おすすめのアプリは、こちら。
以前は、安く購入できたのですが現在は
- 1か月1000円の有料
で利用できます。
使用するのは、アプリに搭載されている4択問題です。
まずはリスト表示で、各単語の音声と綴りや意味を再確認してみましょう。
「この単語、マイナスなイメージだな」とか「お、これは覚えたやつだ」とか
イメージや意味をおおよそ頭に入れたら、4択問題を使用します。
単語の意味当てゲームができますので、あとは正答率100%になるまで全ての単語をひたすら4択で覚えていきます。

たまに「四択問題は意味がない」という極端なことを言う人もいます。
私はそう思いません。何故なら
- 全く意味の解らない単語は四択問題も答えられない
からです。
四択で即答できるようになったということは、その単語が持つイメージを少なくとも頭に入れることができたということです。
これはとても大切なことです。
長文であれば、文脈から意味を推測することもできますし、語彙問題にも全く対応できないということはなくなります。
さらに
- 正答率が数値化される
- モチベーションUPにつながる
- 音声を聞きながら、単語と触れ合える
- ランダム学習ができる
というのは非常に効果があると感じます。
この段階で一番大切なのは、完璧に単語を覚えて頭に入れることではありません。
いかにモチベーションを保ちつつ、大量の単語の情報を頭に入れながら、何度も何度も繰り返し暗記学習を
「しようと思えるか」
なのです。
私は自分のことを、すごく怠け者の人間だと思っています。
単純なのですぐにできないことは嫌になりますし、目に見えて成果が出ないと頑張れません。
なので勉強するときは、そんな阿呆な自分が「飽きない」「やる気が出る」やり方を最優先して考えます。
アプリだと正解すると「ピンポーン」と音が鳴るんですよね。
それだけですっごく楽しいじゃないですか!
え、全然楽しくない?
いやいやいまぁまぁ物は考えようですよ…
さて、四択問題をほぼ完ぺきにこなせるようになったら仕上げ段階に移ります。
3、単語の暗記の定着度を高める
最後に行うのが、英語⇒日本語の訳の暗記になります。
アプリの4択問題に慣れた頃には大分、単語が頭に入っていると思うので
- 単語帳
を確認する精度を上げていきます。
具体的には1日25~50個と決めて、順々に単語を赤シートで隠して覚えていくだけです。
ただ私はこのとき絶対に
- 1日目:25個
- 2日目:1日目に覚えた25個+25個
- 3日目:1日目2日目の50個+25個
- 4日目:…
という感じで、必ず前の日までに覚えた単語の復習を行います。
なので10日目には250個の単語を、20日目には500個の単語を復習しているというルーティンです。
すごく負担が大きそうですが
- 既に知ってる単語
- アプリなどで見た単語
であれば覚えるのは簡単ですし、1日目にやった単語は10日目くらいにはスラスラ全部意味が言えるようになっています。
※単語帳の最初の方に出てくる単語のほうが重要度は高いので、私は最初から順に覚えました。最終的には1冊すべて単語を復習しても大した時間がかからないくらいには記憶に残るようになります。
他にもアプリを使って、単語の定着度を高めることは可能です。
例えば先ほどのアプリではモードを切り替えると、こういった画面で単語を覚えることができます。

音声を聞いて、単語を見て、自分で口でぱっと意味が言えるか確認。
単語の部分をタッチすると、日本語の意味が表示されるので、答え合わせができます。
間違っていたら青いボタンを、合っていたら緑のボタンをタッチして、分類していきます。
これを繰り返し行い、正答率を同じく100%まで上げていくといったやり方です。
あくまで一例ですが、自分なりにモチベーションの上がりやすい学習法を見つけていけると良いでしょう。
単語に苦手意識を持っている人は「いきなり100%」を目指し過ぎ
人それぞれ単語の覚え方はあるかもしれません。
個人的には
- 少しずつ単語を覚える
- 1日だけ完璧に学習して放置
といった方法はおすすめしません。
なぜなら
- 完璧に覚えても1週間後には忘れる
というのが人間だからです。
しかしこれは学校や塾の小テストでよく行われているやり方ですので、自然と正しいと思っている人も多いのです。
あれは単に採点するのが大変なので少量でテストをしているだけです(現に単語は大量に暗記した方が良いという研究結果が出ていたように記憶しています)。
ですので単語の暗記は
- 最初はざっくり単語帳全体を見回す
- 一度に大量に確認して何周かする
- 徐々に精度を上げていく
というのが基本です。
まず全体を把握して、覚えられそうなものは覚えてあやふやな記憶を徐々に定着させていくイメージです。
1日に25個覚えるのであれば、先ほども書いたように日に日に単語を追加して、毎日復習するのが大事です。
何度もやるのが前提なので、最初はあやふやでいいんです。
自分が覚えやすいように
- 単語の横にイラストを描く
- 単語の派生(語源)や例文を調べる
- 形容詞はプラスとマイナスイメージに分ける
- アプリを使う
といった工夫をありだと思います。
単語学習が習慣化するように
- アプリをスマホの一番最初のページに置く
のも工夫としてはおすすめです。
※逆に時間が奪われてしまうSNS系のアプリは、スマホの一番奥のページに置くと◎です。
人によって学習方法は様々だと思いますが、参考にしてくださいね。
単語を7割ほど覚えたらリーディングへ
上記の方法で単語を6~7割ほど覚えた時点で、問題集の登場です。
問題集に出てきた単語も、どんどん覚えていくのが良いでしょう。
ちなみにその英文が読めるかどうかは、英文に出てくる英語の95%~98%くらいの単語がわかっているかどうかで決まるという研究結果があった気がします。
(読みながら単語の推測ができる最低ラインなのだとか)
つまり、出てくる単語を95%以上知らないとそもそもその長文を読むのは無理ということです。
(それくらいリーディングにおいて単語暗記は重要)
ただシス単やターゲット1900をちゃんと覚えていて、かつパス単準1のAとBに出てくる単語も覚えたのなら、基本的には読めるレベルの英文しか出てきません。
勉強方法はいたってシンプルです。
- 購入した問題集を開く
- 問題を解く
以上。
(いやいやそんなの勉強法でもなんでもないわ)
という方もいらっしゃるかもしれませんが、特別なやり方はないと思います。
ただ人によるかも知れませんが、私はシンプルに
- ザックリ解く
- 答え合わせをする
- 精読する
特に精読にはかなり力を入れて、解いた問題は必ず文構造と単語をすべて理解した状態にしたがる性格です。
難問か解いていくと
- 答えの根拠
を見つける重要性に気づくと思うので、問題を解く際に「ここが答えの根拠だな」と当たりをつける癖をつけるようにしました。
基本的に本文に書いていないことは答えになりません。
あと、必ず選択肢の英語も精読できるようにします。
できれば3周、無理なら2周はするのがベストです。
問題集を1周すらできずに受験したときは、ただの勉強不足なので試験代をドブに捨てたと考えてください。
英検準1級のライティングは案外に点がもらえる
人によって、印象は異なるかも知れませんが個人的には
- 英検ライティングは点が取りやすい
と思います。
基本中の基本ですが必ず本番前に、ライティングに何分時間を費やすかを決めること。
※私は一番最後にライティングのための時間を確保して、書くというのを好みますがこの辺は人によって違うかも。
そしてその時間内に、必ず空欄を埋める(英文を書く)ようにしましょう。
- スペルが覚えられない
- 英文を書く自信がない
- 文法ミスが怖い
などあるかもしれませんが、白紙(結論まで達していないor途中で時間切れ)を恐れた方がいいので、ガンガン英文を書くのがベストです。
案外「これでいいのか」という点が出たりします。
私は本番中にリーディングを解きながら「この表現いいな」と思った表現をライティングで入れたりもしました。
大体使う表現というのを決めておけば、躓くことはないかと思います。
リスニングのアドバイスは何もできない
ここまで読んでいて気付かれた方も多いと思いますが、私は一切リスニングの対策をしませんでした。
それは私が素晴らしく英語を聞き取れる能力があるからではなく、一番苦手なのがリスニングなので、完全に諦めていたからです。
そうです。
何もアドバイスできることはないです(おい)
ただ英検準1級に関しては、最低限のライティングとリスニングでも、語彙とリーディングでカバーできると考えています。
というのも英検準1の長文は、リーディングが得意な人なら難易度はそれほど高くなく、満点近い点数が取れると感じるからです。
英語は一般的に、聞く・読む・書く・話すの4技能が必要だといわれます。
このうち自分が、どれが得意でどれが苦手かを知っているだけでも、勉強方法は大きく変わっていくはずです。
私はリーディング重視でしたが自分に合った勉強法は、結局自分で学んでいくしかないのかもしれません。
英検準1級の二次試験対策は?
一次試験に無事合格出来たら、次は二次試験です。
英検準1級の面接は、筆記に合格したのであれば自信をもって望めば大丈夫だと思います。
一番よくないのは、黙ってしまうことです。
が、準1級の1次試験に受かっているのであれば、そういった失敗も少ないと思います。
英検公式サイトのバーチャル二次試験はおすすめですね。
受験の流れが一通りわかるので、安心感があるでしょう。
普段から英語を話す機会があれば練習もできますが、なかなかそういった機会がないかもしれませんよね。
不安であれば、受験までの間にオンライン英会話の無料お試しするのもいいです。
最近のおすすめなら「ネイティブキャンプ」というオンライン英会話ですね。
ここは回数制限がなく、自分の好きな時間に好きなだけ英会話の勉強ができますし、ネイティブ講師も選べます。
英検対策レッスンも受けられるので、準1受験者レベルにはかなり使いやすいと思います。
7日間無料で使い放題なので、英会話実践したい人はぜひ。


英検準1級合格者のレベルは?
英検準1級のレベルは人によると思いますが
- 基礎的な日常英会話
- 基礎的な英文精読
ができるくらいだと思います。
なんとなくですが「ちょっと英語使えるかも?」と思えるような気持ちになり、準1級を取得してから少し自信を持てるようになりました。
海外旅行にも一人で行けるようになったのもこの頃です。
TOEICの点数にすると英検準1級のレベルは?
参考までに私が準1級に合格したときは
- TOEIC790点
を取得していました。
英検2級と準1級では、やはり大きな壁があります。
正直
- TOEIC700以下で準1級合格するのは厳しい
と私は思います。
TOEIC700点越えは、英検準1級より明らかに簡単です。
英検2級と準1級の間にあるようなイメージです。
なので、現時点で英検2級を取得したばかりという人や、TOEICを受けたことない人は
- 先にTOEIC700点越えを目指す
と英検準1級のハードルは下がると思いますし、一発合格もしやすいでしょう。
TOEIC700点をとるまでの勉強法は、こちらにまとめているので参考にしてください。
最後に|英検準1級に合格の分かれ目とは…
この記事に書いてある内容は、特別なものではないと思います。
ただも少し耳が痛いと思われた方もいるかもしれません。
中途半端にやるよりは、最善の策を練り、万事を尽くしてから戦場に赴いた兵の方が勝機を逃さないと思います。
あとは繰り返しになりますが、やみくもに進む前に、自分の英語の実力を知っておくのは、とても大切です。
- 英検2級ギリギリ合格者
- TOEIC700点の力は絶対ない
といった不安がある方は、参考書1冊では足りないと思います。
(正直に言えば、少し背伸びをしている)
このような場合は長期間で対策するという計画で、ベースとなる教本や問題集を3周くらいした上で、さらに2冊ほど足したいものです。
過去問は量は多いですが、良問ばかりで絶対に為にはなるでしょう。
英検準1級に挑む前に、2級レベルの少し上あたりの知識を固めるというのも手です。
準一級レベルであれば、こちらの単語帳の単語(DUOはTOEIC700点らいまでカバーできる)はほとんど既知のものになっているはずです。
立ち読みして全然知らない単語ばかりだと思うようであれば、一度使ってみるのも良いかもしれません。
ちなみに「準1級を目指そう」と思った段階で、大学受験用の英単語帳の英単語はすべて覚えているというのが前提と思います。
漢字検定2級と準1級の間に差があるのと同様に、英検2級と準1級の間にも差があります。
逆にいえば、高校生のうちに英検準1級を取得することは、非常に大きなアドバンテージになるといえるでしょう。
なので英検準1級は、受験前の実力試しとしてもおすすめできます。
ということで長くなりましたが皆さんも受験するだけで満足せず、ぜひ合格証書をその手につかんでくださいね。
それでは最後まで読んでくださり、有難うございました!
補足*英検用のおすすめ書籍(アプリ
▲単語帳は一冊持っておくと心強い。アプリと合わせて購入が◎
▲私自身この一冊だけで合格することが出来たということもあり、信頼度が高い。
▲時間があまりになく、とりあえず対策をしたいという方のピンチヒッターはこれ。
▲語彙・イディオム問題集はおすすめできない。英検1級対策用に購入したが、このようなテキストを利用するのは、どうしても不安な人の最後の総仕上げ。
▲過去問をいきなりやるのは一番効率が悪い。最初は集中ゼミや短期七日間ドリルで概要を掴み、それらのテキストを何度もやって、問題を覚えてしまったくらいの状態で、実力試しに使うと◎。
▲本記事で紹介したアプリ。非常におすすめ。ただし人気が出て、英検対策は有料になってしまった。
▲androidに公式のアプリもあるが、こちらはスマホを横にしないと使うことができず、リスト表示も使い勝手が悪い。
二次試験が不安な人は、早めにオンライン英会話(おすすめは「ネイティブキャンプ
」)で実践するのが吉。


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