突然ですが、英検準一級受験料はご存知ですか?
英検準1級の受験料は7600円。
安い金額じゃありません…できることならば一発合格したいところですよね。
けれど
- 英検準一級の合格倍率は約15%
と案外厳しいものだったりします。
英検2級を取得している人のうち、10人に1人ないしは2人しか受からない試験ということです。
これまで出会った人の中には、4回受けているけれど一度も一次試験に合格できなかったという方もいらっしゃいました。
一度ハマってしまうと抜け出せない不合格地獄。
それを避けるためにも、やみくもに勉強し始める前に、きちんと方向性を定めて、少しでも合格に近づきたいですよね。
ということで今回は自分の経験から、英検準一級に一発合格するまでにしたことや心構えをまとめてみたいと思います。
ちなみに私は
- 留学経験なし
- 英語は独学
での勉強になります。
この記事に書いてあることは、もしかすると当たり前のことかもしれません。
それでも、これから英検準一級の取得を目指すという方のモチベーションアップになれば幸いです。
もくじ
独学で英検準一級に合格するための「メンタル」
最初に必要なのはメンタル。
すなわち、勉強に取り組む際の心構えになるかと思います。
例えば以前、塾で教えていた生徒の中に
- 英検2級を5回受験した生徒
がいました。
彼女は一冊の問題集をやり切ることができません。
参考書の後半部分に全く手を付けていない状態で、毎回「また落ちると思う」と言いながら受験し、その通り落ちては、また受験しというパターンを繰り返していました。
さて、指摘するまでもないことですが、英検受験にはお金がかかります。
2級であれば
- 5800×5=29000円
結構なお値段です。
これは高校生に顕著ですが、受験代は親に負担してもらうことが当然であり、勉強にお金をかけるのはむしろいいことと考え喜んで親がお金を出し、結果本人が何回受験しても構わないと考えているパターンが多いように思われます。
客観的に見て、これほどのコストと時間の無駄はないでしょう。
いいですか。
毎回スコアが出るTOEICと違い、英検には合格か不合格の二つしかありません。
ならば、初めから一発合格だけを狙いましょう!
では、どうしたらよいか?
おすすめは自分にプレッシャーを与えて、絶対に合格しなければいけないという危機感をもつということです。
- 周りの人に「絶対合格する」と宣言して逃げられなくする
- 合格しないと人生が左右されるような状況を設定する
というのも方法かと思います。
おすすめは
- 受験料をプレッシャーに利用する方法
です。
例えば、受験費は高校生であれば、お年玉などの自費。
大学生であれば、当然バイト代から出します。
すると試験に落ちることで損したお金が、あまりに勿体ないと思えますよね。
よほど優秀な人でない限り、人間というのはある程度のプレッシャーがなければ、底力を発揮できません。
誰でもそうなのです。
ですから自分に程よいストレスをかけながら「合格する」と覚悟をもって受験に挑める環境を設定することを、第一におすすめします。
それでは以下、具体的な勉強方法を見ていきましょう。
英検準1級合格に必要な参考書は2冊!単語帳&問題集
受験を決めたら、さっそく2冊の本を買ってください。
一つは
- 英検用の単語帳
公式の旺文社のものを強くおすすめします。
単語帳は、これ一冊で十分合格することができます。
2冊目は問題集です。
私の場合は同じく、旺文社の集中ゼミを利用しました。
(他にもおすすめできる書籍はありますので、気になる方はこちらから英検準一級のおすすめ書籍紹介をご覧ください)
時間がなく、できるだけ薄い参考書がよいという人は、こちらの書籍もおすすめです。
英検準1級は、何よりもまず「単語学習」からスタート
必用な参考書を購入したら、まずは単語帳を開いてみましょう。
ぱらぱらぱらっと捲ってみて
「ほとんどの単語知ってる」
と思えたのであれば、既に合格圏内にあると考えてくださって結構です。
早速問題集に取り掛かり、演習を積んで、一発合格まっしぐらです。
しかし単語帳を確認して
「ほとんど知らない単語ばかりだ…無理…」
と思った方(がほとんどだと思いますので)まずは単語を地道に覚えましょう。
英検は
- 語彙を重視した問題の得点配分が大きい
です。
長文の内容も語彙が足りないと精読できないでしょう。
ここで挫折すると準1級の合格はうんと遠くなってしまいます。
しかし逆をいえば、単語さえ覚えてしまえば、うんと合格に近づくことができるのです。
ですのでまずは、この単語帳に出てくる単語(最低でもAとBランクのもの)を覚える、という作業を必ず最後までやり切りましょう。
紙×アプリを使用した効率的な単語の覚え方
しかし覚えろと言われても、なかなか覚えられないのが外国語の単語暗記。
そんな方に滅茶苦茶おすすめしたいのがこちら。
- スマホのアプリ
です。
(スマホのアプリィ?そんなの役に立つの?)
という顔をした人もいるかもしれません。
が、私は外国語学習において
- スマホのアプリほど利用できるものはない
と考えています。
それはなぜかというと、単語学習で重要な音の聞き取りを、効率よく行うことができるからです。
単語帳に偏った勉強をすると
- 記号のように字面で単語を暗記する
- 発音はさっぱりわからない
- 単語の並び順で意味を暗記してしまう
- ランダムに復習しにくい
- 付箋を沢山貼るだけで満足
- 持ち歩くのが重い
といったデメリットがあります。
ここにアプリという方法を加えると
- 単語を音と一緒に覚えることができる
- 寝る前や電車の中で復習しやすい
- 単語カードを作る必要なし
- ランダム学習できる
といったメリットが加わります。
紙×アプリの二刀流、これで怖いものはなにもありませんね…!
1、まずは、単語と「知り合いになる」
では以下
- 具体的な単語の学習の仕方
を自分なりにまとめてみます。
まずは単語帳(英検準1級 でる順パス単 (旺文社英検書))を用意!
一通りの単語の綴りと意味を見ていきます。
このときは覚えるつもりではありません。
「へぇ、こんなんあんねんなぁ」
くらいに、把握するつもりで単語帳を見ていくと気持ちが楽です。
次にもう一回最初に戻って、見ていきます。
「ふぅん、ここアクセントかぁ」
という感じで、ちょっと詳しく見ていきます。
「この単語は知ってる!また会ったね」
とか
「君は小難しそうだから、後回し」
とか
「お、これは印象的!」
といった具合に、それぞれの単語のイメージを持ちます。
単語を確認して、また戻って、といった具合に満遍なく、アクセントの箇所に点をつけたり。
重要な部分に下線を引いたり、イラストを描いたり、単語とお知り合いになる準備をするというのが最初のイメージです。
なんでしょうね。
お見合いに例えるなら、相手の性格はあんまりまだわからないけど、とりあえず外見とか雰囲気を確認して、知り合いになりましょうっていう過程です。
ここで一気に明日結婚とか言われてもしんどいですよね。
ですから、肩の力を抜きましょう。
- 単語帳を開く
- さっくりと全体を見る
- 徐々に詳しく見ていく(この時点で単語帳を2~3周するイメージ)
- 一気に500個ほど単語を軽~く覚える
- 上記のようなやり方で一冊全体をさくっと回す
これで少し単語が頭に入った状態になります。
とにかく、ざっくり軽く何周もして全体像を把握するイメージです。
2、アプリを使い「ざっくり楽しく」訳語を覚えていく
単語帳で、素早く大量にざっくりと単語と知り合いになりました。
ここで登場するのが、スマホのアプリです。
おすすめのアプリは、こちら。
以前は、安く購入できたのですが現在は
- 1か月1000円の有料
で利用できます。
使用するのは、アプリに搭載されている4択問題です。
まずはリスト表示で、各単語の音声と綴りや意味を再確認してみましょう。
「この単語、マイナスなイメージだなぁ」とか
「お、これは覚えたやつだ」とか
イメージや意味をおおよそ頭に入れたら、4択問題を使用します。
こんな感じで、単語の意味当てゲームができますので、あとは正答率100%になるまで全ての単語をひたすら4択で覚えていきます。
さて、たまに「四択問題は意味がない」という極端なことを言う人もいます。
私はそう思いません。何故なら
- 全く意味の解らない単語は四択問題も答えられない
からです。
四択で即答できるようになったということは、その単語が持つイメージを少なくとも頭に入れることができたということです。
これはとても大切なことです。
長文であれば、文脈から意味を推測することもできるでしょうし、語彙問題にも全く対応できないということはなくなります。
さらに
- 正答率が数値化されるので、モチベーションUPにつながる
- 音声を聞きながら、単語と触れ合える
- ランダム学習ができる
というのは非常に効果があると感じます。
この段階で一番大切なのは、完璧に単語を覚えて頭に入れることではありません。
いかにモチベーションを保ちつつ、大量の単語の情報を頭に入れながら、何度も何度も繰り返し暗記学習を
「しようと思えるか」
なのです。
私は自分のことを、すごく怠け者の人間だと思っています。
そして単純なのですぐにできないことは嫌になりますし、目に見えて成果が出ないと頑張れません。
なので、勉強するときは、そんな阿呆な自分が「飽きない」「やる気が出る」やり方を最優先して考えます。
アプリだと正解すると「ピンポーン」と音が鳴るんですよね。
それだけで、すっごく楽しいじゃないですか!
え、全然楽しくない?
いやいやいまぁまぁ物は考えよう…
さて、四択問題をほぼ完ぺきにこなせるようになったら仕上げ段階に移ります。
3、単語の暗記の定着度を高める
最後に行うのが、英語⇒日本語の訳の暗記になります。
- 単語帳の赤シートを利用しながら、きちっと暗記をしていく
- アプリのカード暗記モードを利用する
といった方法で暗記の精度と定着度を高めていきます。
例えば先ほどのアプリではモードを切り替えると、こういった画面で単語を覚えることができます。
音声を聞いて、単語を見て、自分で口でぱっと意味が言えるか確認。
単語の部分をタッチすると、日本語の意味が表示されるので、答え合わせができます。間違っていたら青いボタンを、合っていたら緑のボタンをタッチして、分類していきます。
これを繰り返し行い、正答率を同じく100%まで上げていくといったやり方です。
勿論、紙の単語帳を利用してこの作業を行ってもいいと思います。
自分なりにモチベーションの上がりやすい学習法を見つけていけると良いでしょう。
単語に苦手意識を持っている人は「いきなり100%」を目指し過ぎ
人それぞれ単語の覚え方はあるかもしれません。
ただ個人的には
- 10個~20個といった少しずつの単語を毎日完璧に覚えていく
といった方法は全くおすすめしません。
なぜなら
- 完璧に覚えても、1週間後には忘れてしまう
- 少量なので進まない(飽きる)
- 最初のページだけ一生懸命で、後半を全く見ていない
という弊害が予想されるからです。
しかしこれは学校や塾の小テストでよく行われているやり方ですので、自然と正しいと思っている人も多いのです。
あれは単に採点するのが大変なので少量でテストをしているだけです(現に単語は大量に暗記した方が良いという研究結果が出ていたように記憶しています)。
ですので単語の暗記は
- 最初はざっくり単語帳全体を見回す
- 単語と少しずつ知り合いになる(イメージを抱き、難易度に関係なく覚えられそうな単語をすぐに覚えていく)
- 一度に大量に確認する(50~個ほど)
- 1か月などの具体的な期間を決める
というのが基本です。
ここから自分が覚えやすいように
- 単語の横にイラストを描く
- 単語の派生(語源)や例文を調べる
- 形容詞はプラスとマイナスイメージに分ける
- アプリを使う
といった工夫を適宜していきます。
私は単語の語源が好きで、必ずチェックをします。
また、繰り返しになりますが
- 単語帳×単語アプリ
が暗記の効率と定着度を上げるには最強だと思っています。
単語学習が習慣化するように
- (すぐに目に入るように)アプリをスマホの一番最初のページに置く
のも工夫としてはおすすめです。
(逆に時間が奪われてしまうSNS系のアプリは、スマホの一番奥のページに置くと◎です)
人によって学習方法は様々だと思いますが、参考にしてくださいね。
単語を6~7割ほど覚えたら問題集へ
上記の方法で単語を6~7割ほど覚えた時点で、問題集の登場です。
演習を解きながら更に定着度を高めるイメージなので100%覚える必要はないと思います。
問題を解きながら、さらに定着度を高めていきます。
問題集に出てきた単語も、どんどん覚えていくのが良いでしょう。
勉強方法はいたってシンプルです。
- 購入した問題集を開く
- 問題を三回解く
以上。
(いやいやそんなの勉強法でも何でもないわボケェ!)
という方もいらっしゃるかもしれませんが、特別なやり方なんて何もないと思います。
ただ、やっぱりコツがあります。これは人それぞれだと思うのですが…
例えば私の場合は、問題を解くときも
- 一度目はざっくりと説く
- 解答をよく読み、理解に努める(疑問点ない状態にする)
- 二度目、三度目で満点目指す(徐々に点数上げてく)
- 知らない単語があれば、必ず調べて覚える
といったプロセスを組みます。きっちりとやることが大切です。
どんな問題集でも三回きちんとすれば、必ず何かしら身になります。
ここまで問題集をやらずに受験することになったときは、ただの勉強不足なので、すでに試験代をドブに捨てたようなものだと考えてください。
ちなみに
- 問題集をきちんと丁寧に三回解く(単語も覚える)
- この時点で「合格できる」気がする人は、自信もってOK
- 三回解いても「無理だ」という人は、新規の知識や演習量を増やす
と道が分かれる段階かと思います。
これは偏に今までの積み重ね(実力)の差が出るのだと思います。
おそらく
- TOEIC700点なら少し寝てても取れる自信あるぜ!
- センター英語?そんなの楽勝よ!
- 私、留学してましたら聞き取れない英語ありませんの…
といった人であれば、以上の過程ですでに合格できるでしょう。
英語が好き得意という方であれば、チャンスを掴めると思います。
ただし、
- 英検2級をぎりぎり取得したばかり
- TOEIC700点の力は絶対ない…600点もないかも
といった不安がある方は、参考書1冊では足りないと思います。
(正直に言えば、少し背伸びをしている状態です)
このような場合は長期間で対策するという計画で、上記の勉強に加えて、2冊ほど足したいものです。
特に長文を読む力が不足している可能性が高いので、過去問か長文のテキストを追加するとよいでしょう。
過去問は量は多いですが、良問ばかりで絶対に為にはなるでしょう。
また英検準1級に挑む前に、2級レベルの少し上あたりの知識を固めるというのも手です。
準一級レベルであれば、こちらの単語帳の単語(DUOはTOEIC700点くらいまでカバーできる)はほとんど既知のものになっているはずです。
立ち読みして全然知らない単語ばかりだと思うようであれば、一度使ってみるのも良いかもしれません。
受験生でなくてもセンター英語よりレベルの高い長文を積極的に読むのをおすすめします。
下の長文がきちんと読めるのであれば、ほとんどの国立・私立受験に対応できるリーディング能力が保証されていると思います。
文法書の見直しや受験単語の復習など、できることは多いかもしれません。
現在の自分のレベルを知り、戦略を練る
ここまで読んでいて気付かれた方も多いと思いますが、私は一切リスニングの対策をしませんでした。
それは私が素晴らしく英語を聞き取れる能力があるからではなく、一番苦手なのがリスニングですので、完全に諦めていたからです。
そうですね。
何もアドバイスできることはないです。
(おい)
ただ、英検準1級に関しては、最低限のライティングとリスニングでも、リーディングをきちんとできる能力があれば、カバーできると考えています。
英語は一般的に、聞く・読む・書く・話すの4技能が必要だといわれますが、このうち自分が、どれが得意でどれが苦手かを知っているだけでも、勉強方法は大きく変わっていきます。
私の場合はリーディングに自信があったので
- 単語の暗記と長文読解で満点を目指す
- リスニングとライティングをカバー
という方向でした。
そして、この記事でもそのような方法で勉強法を記しています。
ただ、その逆もまたしかりでしょう。
リスニングが得意な人、ライティングが得意な人によって勉強方法は変わっていきます。
自分に合った勉強法は、結局自分で学んでいくしかないのかもしれません。
自分のできない部分を直視することはとても勇気がいります。
けれども、それを直視できれば克服するための具体的な戦法を立て、精進し、自信に変えるというプロセスをとれます。
一歩一歩階段を昇っていくようなイメージを持ちましょう。
やみくもに進む前に、自分の英語の実力を知っておくということは、とても大切です。
準1級の単語学習の前に覚えておくべき単語
ちなみに「準1級を目指そう」と思った段階で、大学受験用の英単語帳の英単語はすべて覚えているというのが前提と個人的には思います。
準1級の英単語暗記とは、上記の英単語帳レベルから更に追加で語彙力を伸ばしていく作業です。
漢字検定2級と準1級の間に差があるのと同様に、英検2級と準1級の間にも差があります。
逆にいえば、高校生のうちに英検準1級を取得することは、非常に大きなアドバンテージになるといえるでしょう。
なので英検準1級は、受験前の実力試しとしても、非常にお勧めできます。
二次試験対策は?
一次試験に無事合格出来たら、次は二次試験です。
これは非常に主観的な意見かもしれないのですが、英検準1級の面接は、筆記に合格したのであれば自信をもって望めば大丈夫だと思います。
一番よくないのは、黙ってしまうことです。
が、準1級の1次試験に受かっているのであれば、そういった失敗も少ないと思います。
英検公式サイトのバーチャル二次試験はおすすめですね。
受験の流れが一通りわかるので、安心感があるでしょう。
また、普段から英語を話す機会があれば練習もできますが、なかなかそういった機会がないかもしれませんよね。
不安であれば、受験までの間にオンライン英会話の無料お試しするのも、個人的にはおすすめです。
たった2回と思うかもしれませんが、二次試験前に英会話のレッスンを無料で受けられると思えば、絶対に損はないでしょう。
英検の面接とは内容が違っても
- 試験前に(好きな時間で)外国人と会話ができる
- 緊張をほぐし、本番をイメージトレーニングできる
というのは大きなメリットです。
個人的におすすめするのは、値段が安くて手軽なDMM英会話です。
値段も安く、試しに英語で喋る手軽なツールとしては申し分ないでしょう。
英会話に自信がない人は「ゼロから学べる!初心者向け英会話学習本(ツール)6選」という記事におすすめの学習ツールをまとています。

二次試験に落ちたら、もう一度受験料を払って面接しないといけないことを考えて、出来る対策はできることを何でもしておきましょう。
英検準1級合格者のレベルは?
最後に、英検準1級はどれくらいのレベルなのか記しておくと
- 1人でふらっと海外に遊びに行ける
- 日常生活に必要な英文を精読できる
かと思います。
私自身は英語に苦手意識を持っていたのですが、準1級を取得してから少し自信を持てるようになりました。
海外旅行にも一人でふらっと行くことが増えました。
個人的にはTOEICよりも英検の方が、文章も面白く、語彙強化のモチベーションに繋げやすいと思います。
TOEICの点数にすると英検準1級のレベルは?
参考までに私が準1級に合格したときは
- TOEIC790点
を取得していました。
英検2級と準1級では、やはり大きな壁があります。
正直
- TOEIC700以下で準1級合格するのはかなり厳しい
と私は思います。
TOEIC700点越えは、英検準1級より明らかに簡単です。
英検2級と準1級の間にあるようなイメージですね。
なので、現時点で英検2級を取得したばかりという人や、TOEICを受けたことない人は
- 先にTOEIC700点越えを目指す
- 自分の力に自信を付けてから英検準1級に挑む
と英検準1級のハードルは下がると思いますし、一発合格もしやすいでしょう。
特にTOEICの場合は「
なので点数も伸ばしやすく、独学での勉強もしやすいです。
「
お得なキャンペーンも多いので、ぜひ一度お試しください。
CHECK NOW
ということで、現在英検2級に合格しているなら
- 1か月期限を決めて集中学習
- TOEICで目標点数(700点後半)をクリア
それから英検準1級一発合格というのが一番スムーズでしょう。
>>TOEIC700点台まで跳ね上がったおすすめ参考書を紹介



最後に|英検準1級に合格の分かれ目とは…
この記事に書いてある内容は、特別なものではないと思います。
ただもしかすると、少し耳が痛いと思われた方もいるかもしれません。
結局
- どれだけ徹底して勉強できるかが勝敗の分かれ目
なのだと思います。
中途半端にやるよりは、最善の策を練り、万事を尽くしてから戦場に赴いた兵の方が勝機を逃さないと思います。
皆さんも受験するだけで満足せず、ぜひ合格証書をその手につかんでくださいね。
それでは最後まで読んでくださり、有難うございました!
補足*英検用のおすすめ書籍(アプリ)
▲単語帳は一冊持っておくと心強い。アプリと合わせて購入が◎
▲私自身この一冊だけで合格することが出来たということもあり、信頼度が高い。
▲時間があまりになく、とりあえず対策をしたいという方のピンチヒッターはこれ。
▲語彙・イディオム問題集はおすすめできない。英検1級対策用に購入したが、このようなテキストを利用するのは、どうしても不安な人の最後の総仕上げ。
▲過去問をいきなりやるのは一番効率が悪い。最初は集中ゼミや短期七日間ドリルで概要を掴み、それらのテキストを何度もやって、問題を覚えてしまったくらいの状態で、実力試しに使うと◎。
▲本記事で紹介したアプリ。非常におすすめ。ただし人気が出て、英検対策は有料になってしまった。
▲androidに公式のアプリもあるが、こちらはスマホを横にしないと使うことができず、リスト表示も使い勝手が悪い。
英語の勉強に関する他の記事
学生向けにセンター対策用の記事も書いています。
目安としては
- センター8割
- =英検2級にするっと合格できるレベル
だと思います。
英検準1級に合格していれば、大学受験(英語)で苦戦することは無いと思います。



TOEIC700を超えた後で、英検準1級を目指すと苦労が少ないかなと思います。


