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The Cat's Pajamas

旅と読書をこよなく愛する平成育ちの猫好きです。自分の好きなことだけをのんびりぽつぽつ紡いでいく趣味ブログを目指しています。

ブログタイトル

ものすごい行動力は「いつか」を「いま」に変えるだけで手に入れられるのかもしれない

鳥取砂丘から帰宅後の話

前回の記事にも書きましたが、日帰りで念願の鳥取砂丘に行ってきました。

www.nekopajamas.net

晴天に恵まれ、良い旅行となったなあとしみじみしていたのも束の間。

翌日に下痢と嘔吐、急な発熱で苦しみ、病院に行って点滴を受け、自宅療養をすることとになってしまいました。

発熱で苦しんだのは久々でしたし、こうなると一人暮らしは本当につらい。

鳥取砂丘の広大な景色を思い出しながら、部屋の無機質な天井を見つめ続け、時折寝ては目を覚まし、常温のスポーツドリンクをすすり、トイレに行くといった行為を繰り返す辛い一日。

やっぱり健康が何より大事なものなんだ、と私はふと思いました。

健康より大切なものなんてないんだ。

日々の生活に感謝しよう。

仕事とか恋愛とか将来とか。

そんなものに悩んでいる時間が勿体ない。

今自分のもっているものに感謝しよう。

健康に感謝して、なんでもできるうちにしよう。

そんなありきたりな言葉を頭の中で何度も反芻したあと、私は携帯電話を片手にもち、熱にうなされながら「ものすごい行動力」と検索しました。多分、布団に入っているのに飽きてきていて、ものすごく行動したかったんでしょうね。

すると「ものすごい行動力」というキーワードに誘われて、幾つかの記事がヒットしました。そのなかで気になったのが、あるブログに書かれていたエピソードです。

以下、該当ブログさん(行動力のすごい人に出会うと自分の行動力も増します: 多趣味な男の平凡日記)から、少し引用させていただきました。

先日も写真好きが集まる会で
聞いたんですが
ニューヨークの夜景の写真がどうしても
撮りたくて
有給休暇をもらい
ニューヨークに行ってきたという話を聞きました

[…]

私が この人をすごいと思うのは
行動が早い ということです。

この人は ニューヨークの夜景の写真を撮りたいと
思ってから2ヵ月後には
行動に移し そして夢は叶いました

行動したから夢が叶ったのです。

一方で 私は ここ数年いつかは
ニューヨークの夜景の写真を撮りたいとは
思っていましたが
いつか いつか と思いながら
まだ行動には移していません

だから夢は叶っていないのです

彼と私の違いは行動したかしていないか
そこだけです。

私は熱にうなされながら「ものすごい行動力」について検索していた私は、このシンプルな内容の記事に、妙に納得してしまいました。おそらく書かれていたエピソードがすごく印象的でかつリアルだったからだと思います。

私はよく世界一周に出かけたという方と偶然知り合いになることが多いです。いつもそのような話を聞くたびに「いいなあ」と思い「いつか」自分も行ってみたいと保留してしまいます。

それから海外留学も同じです。これも夢なのですが、お金も時間もないと判断し保留したまま、月日が流れてしまいました。

「いつかやる」は「永遠にやらない」

「いつか」ってすごく便利なんです。

「いつか」○○の勉強をしよう。

「いつか」○○に関する本を読もう。

「いつか」○○へ行こう。

といった具合に、便利な「いつか」に頼ってしまいます。

でも、この「いつか」って大抵やってこないんですよね。

そのまま何年も時間だけが流れて、やりたいという気持ちはいつの間にかやらなくちゃいけないという焦燥感に変わってしまいます。

私も今まで生きていて、ものすごい行動力をもった人に出会い、驚くようなエピソードをいくつか聞いたことがあります。

彼らに共通しているのは、まず第一に行動という姿勢でした。

そして必用なものは後からどうにかなるだろうという楽天的な思考でした。

自分はまだ足りない

とか

自分なんてこんな場所にふさわしくない

とか

一切考えないある種の図太さをもっているんですよね。

図太さなどというと批判しているようなニュアンスですが、これはある種、人生を前向きに送るための強さであって、チャンスを掴める瞬発力につながるものだと思います。図太さって、ものすごく強力な武器なんですよね。

図太さは常に「死」と隣り合わせ

人が図太くなれるときってどういうときか

単純に、生死がかかっているときかと思います。

誰だって生死がかかっていれば、目の前のチャンスなんて食らいつくように奪っていくし、そのたびに「自分なんて」とか「いつかまた」なんて絶対に思いません。もし砂漠で迷子になっていて喉がカラカラに乾いているとき、奇跡的にオアシスにたどり着いたら、

「勝手に水を飲んで怒られたら怖い」

「この水を飲んでお腹壊したりしないかな」

「水の中にわにがいたらどうしよう」

なんて一切考えないで

「うあああああああウォォォォォタアアアアアアア」って勢いで水を飲みますよね。

例えば、映画のなかの主人公って

大抵、物凄い行動力を持っていて現状を打破していくんですが、それは映画の上映時間が決まっているからなんですよね。

つまり始まった瞬間から「死」と隣り合わせだから、映画とか漫画とかの主人公は行動しなくてはいけないんですよね。主人公が誰にも会わずにのんびりのびのびとコタツでみかん食べているだけでは話が始まりませんから。

でもいつか死ぬという点では、フィクションの中の登場人物だけでなく、実生活に生きている私たちも同じのはずです。

つい先日、スティーブ・ジョブズの伝記を読んでいたんですが、ジョブズの有名な逸話の中に、彼が常に「死」を意識して行動していたというのがあります。「死」より恐ろしいものはない、と思えば何でもできるというのがジョブズの考え方で

死こそ最高の発明だ

というのはなかなか彼の有名な言葉ですよね。

ちなみにこの伝記、めちゃくちゃ面白かったです。

ペーパーバック版 スティーブ・ジョブズ 1

ペーパーバック版 スティーブ・ジョブズ 1

 

伝記を読みながら、私は何度も

スティーブ・ジョブズって素敵!!!!!

とキラキラ目を輝かすことは一切ありませんでした。

逆に

こいつほんま最低やな

と何度か呟きながら、それでいて爆笑しながら「すごいな…」と半分呆れたようにつぶやいていました。

伝記を読んでみて驚いたのは、スティーブ・ジョブズが図太いなんて生ぬるい表現では収まらないくらいに傲慢で、人を動かすのが大好きで、自分は誰よりも特別だと信じ切っているような方だったということです。私は伝記を読みながら、ジョブズの悪行三昧の人生に何度も爆笑してしまいました。

ジョブズにとって、人にどう思われることも、嫌われることも、行動して失敗することも、死ぬことに比べたら全く怖くなかったのでしょう。

ちなみにこのジョブズの考え方は、のちに科学的にも証明されています(興味がある方は、以下の記事をお読みください)。

wired.jp

正直、私は自分の欲望ばかりを優先して、人を不快にさせる図太さは好みませんが、自分を後回しにして、卑下して、道を譲るほどにお人よしになる必要もないのではないかとこの歳になってようやく思えるようになりました。

それほど余裕があるわけではない。

それほど悩む時間が残されているわけでもない。

誰かの図太さを羨んでしまうのであれば

そこに足りないのは圧倒的な危機感なのかもしれません。

やりたいことは今しかできない。

思い立ったら吉日。

二十代までの人生で、習慣をつくり

三十代までの習慣で、

その後の人生がつくられる

と以前なにかで読んだ覚えがあります。

ものすごい行動力。

それは「いつか」をやめて「いま」やるという習慣の違いだけで、案外簡単に手に入れられるほどに身近なものなのかもしれません。

今年一年の目標として

今日で三月が終わります。

私の中では一年というのは一月ではなく四月に始まり、三月で終わるというイメージがとても強いです。

今年一年、何を目標にどう進んでいくのか。

ずっと考えていたのですが熱にうなされながらふと

「いつかやる」をやめることにしようと思いました。

やってしまえば、それについて悩むことがなくなる。

失敗すれば、また次に挑戦できる。

全部、やってみる。

その一択。

すると、不思議なくらい自分の中にやる気が満ちてきて、今まで悩んでいたことがすぅっと飛んで行ったような気持ちになりました。我ながら、単純なものです。

さて熱も下がったことですし早速、春から絵画教室にでも通ってみようかなと考え、即電話をして体験授業に申し込みをしました。

それから断捨離。部屋中が本で溢れているので、ネットで古本を売ろうと思い「もったいない本舗」というネット古本屋に無料段ボールを注文しました。あとは仕事で忙しくなる前に国内旅行にあと二回ほど行きます。

訪れるかわからない「いつか」に託すのではなく、ここに絶対にある「いま」に期待する。そう自分に言い聞かせることを習慣にする一年にしたいものです。

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ということで、当ブログには珍しいくらいの雑記記事ですね。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

すぐやる!  「行動力」を高める“科学的な

すぐやる! 「行動力」を高める“科学的な"方法

 

*当ブログの雑記記事は以下からも読めます。

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