女性ライダーに憧れて*普通二輪免許取得の道のり【第一段階終了までの記録】

バイクに憧れて現在、教習所に通っています。

今回の記事では、これから普通二輪の教習所に通う方に参考になるように、より詳しく

  • 第一段階の技能教習を終えるまでの記録

を残したいと思います。

割と真面目にバイクの面白さと危険性の両面について語っている記事になるかと思います。

これから教習を受ける方へのアドバイスを含め、自分のためにも教習内容を振り返りたいと考えております。

目次

Step1  バイクの基本操作指導、初乗車

初めてバイクに乗った初日、優しい教習官の方と他二人の受講者とともに、バイクの基本操作を習いました。

事前に教習本を読み、基礎的な知識をもったうえで話を聞きましたが、なかなかついていけず。この日は、全員補習となりました。

ちなみに私は初回の講習で三回転びました。

原因は、すべて

  • 停止時の立ちゴケ

です。

走っているときのバイクは怖くない。

けれども停止の際、バイクを支えることができず、転んでしまうのです。

特に最初は

  • 車体に乗るとき&降りるとき

転んでしまいました。

反省し、3回目以降から、バイクに乗るときも降りるときも、ブレーキを握って車体を安定させるようにしました。

できるだけサッと素早く、バイクを引きずるのではなく、軽く身を離すように体を動かすように心がけることで、転ばなくなりました。

乗車降車が怖いという方は、参考にしてください。

Step2 外周2周

初回から外周を求められますが、私は補講だったのでのんびりペースで外周を行いました。

ただ回るだけかと思いきや、ギアチェンジが求められるので、最初はとても苦労しました。

そもそもギアチェンジが何なのかよくわからないまま、足をがしゃんごしょんと動かしていた私。

けれども、ぶぅんと思った以上に快適にバイクが進むので、楽しいと思えたのが幸いでした。

このときも苦労したのは

  • 停止

です。

動いているときは楽しい。

けれども停止になると、バランスを崩し、必ずと言っていいほど転んでしまう。

多分、プロテクターがなかったら確実に足の骨、折っていたなあという場面が何度もありました。

停止の時は、ギアをローに戻さなくてはいけない。

これが最初、本当にできませんでした。慣れもあると思います。

大切なことは、必ずブレーキをかけるときに、クラッチもぎゅっと握るということです。クラッチを絶対に忘れない。

そして停止しているときは、クラッチを握ったままでいる、再び発信するときまで、離さない。

これが私、なかなかできませんでした。

Step3 コース1(出発、停止、右折、左折、横断歩道など)

最初のコースは、直進と大回りの右折左折を繰り返すシンプルなものでした。

信号のある横断歩道を通過するので、たまに停止が求められます。

もっとも簡単なコースなのですが、最初は本当に教習を終えられるのか不安になるくらい難しく感じました。

ここでも課題になったのが

  • 信号時の停止

です。

停止の際に、どうしてもバイクのバランスがとれず、こけそうになってしまう。体力を消耗してしまうんですね。

  • 「右足は常に乗せたまま、左足を少し前に出しながら、停止する」

という教習官のアドバイスが参考になりました。

Step4 コース1(急制動

一番簡単なコースを一通り走った後、急制動を習いました。

急制動とは、直線コースで一気に加速し、ゴール地点通過後に急ブレーキをかけて停止するという課題です。

私はビビりなので、なかなか速度を上げることができませんでした。

しかし慣れると、スピードを出す面白さにハマっていきます。

思ったよりもスムーズにこなすことができました。

Step5 シュミレーター(1回目)

シュミレーターって何だろう?

とぼんやりしながら教習所へ。実際にバイクには乗らず、ゲームセンターにあるようなバイクを模したシュミレーション機に腰かけて、様々な状況に合わせた運転の練習をします。

この日は、私と男性の方、二人合わせてシュミレーションを行いました。

感想は

  • 吃驚するほど退屈…

という感じでした。

あまり緊張しなくても大丈夫です。

黙々と疑似運転の練習を行う時間でした。

普通にやれば、問題なくクリアできると思います。

Step6 コース2 (一本橋)

次なるコースの第一課題は一本橋です。

これは細長い段差の上を、できるだけゆっくりとスピードを落としながら、ローギアで進むという課題です。

最初の二、三回は上手くバランスをとれず、段差から落ちてしまいましたが、その後、コツをつかみ、得意課題になりました。

ポイントはまっすぐと前を見て、焦らず、少しずつアクセルをかけながら進むこと、バイクとぴったりくっつくように太ももをしめるといいです。

Step7 コース2(スラローム)

ここまで割と順調に進んできた技能教習。

しかし、このスラロームという課題がなかなかできず、私は

  • 3回補習を受ける

ことになりました。

スラロームは、パイロンが立っている蛇のようなくねくね道を、できるだけ早いスピードで進むという課題です。

私はこれが全くうまくできず、ビビッて曲がることなく、スラロームを回避してしまう始末。

初回は何度やっても10秒台(一番早くて9.8秒)

クリア基準となる7秒台には到底届かず、途方にくれました。

二度目も延々とスラロームの練習を続けましたが、8秒台を切ることができず。見かねた教習官の方が、バイクの後ろに乗っけてくださり、自分の運転とどう違うか教えてくださいました。

ちなみに教習官の方は、結構良い年のおじさんだったのです。

が、運転がうますぎて、ちょっとドキドキしてしまいました。

まあ、私の運転とは天と地の差。

目の前のパイロンを見ないで、先を見ながら、体を傾けることに怯えず、最後は一気に加速して逃げ切るというアドバイスに従い、繰り返しスラロームの練習を続けました。

三回目の補習では、延々とスラロームをやった成果がようやくあらわれ、ちらほらと8秒を切るタイムを出すことができるようになりました。

結果的には、安心パックに入っていたこともあり、苦手なコースを何度も練習することができたと考えれば、とてもプラスの時間を過ごせたと思っています。

Step8 コース3(坂道発進、S字クランク、L字クランク)

スラロームを無事クリアした直後、次の講習を予約していたため、いきなりコース3へ進んだ私。

延々とスラロームを走り続けていたこともあり、体力を完全に消耗していたので、新しいコースをうまく走ることができず、ここでも補講がついてしまいました。

教習は2時間続けて受けることができますが、体力のない女性の方は、自分のやる課題を見越して、予約を取ることを勧めます。

S字クランク、L字クランクは、一本橋の要領で難なく進むことができました。

コツは、右手のブレーキを一切かけず、少しずつアクセルを踏みながら、右足のブレーキで微調整を続けることだと考えています。

個人的に、最も難しかったのが

  • 坂道発進

です。

今でも苦手で、思わずクラッチを緩めてしまい、すぐエンストしてしまうんです。

第二段階では、しっかりとコツをつかみたいと考えています。

このころには、あんなに難しいと感じていた最初のコースがとても簡単に思えるようになっている自分に驚きました。

補講がついてしまった私でしたが、補講を終えた際には同じ教習官の方に

  • 「うまくなったな」

と声をかけていただき、嬉しく感じました。

Step9 AT車の操作(審査コースの予習)

第一段階の見極めを行う際に使うコースをAT車で走るという課題。色々な課題を今までこなしてきましたが、

もう二度と

やりたくない!!!

と心から思ったのは

この地獄課題だけ

です。

乗ったのはスズキのスカイウェイブ400というAT車。

これがいつも乗っているCB400とは比べ物にならないくらい

重い

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やることは少ないんです。

ハンドル操作とブレーキだけ

いや、だからこそギアを変えたり、細かいブレーキを調整したり、という自由が利かない。

そのうえ、ハンドルが重く、操作が上手くできず、実は腕立て伏せを一回もできないという驚異の運動音痴スペックをもつ私には、地獄のような時間でした。

車の運転では、AT車の方が簡単というので、私はてっきり楽な課題だと思って教習に向かいました。

が、バイクは違うんです。

あまりの重さに始終よろけ、得意の一本橋、L字、S字クランクはすべて脱線!

反対車線に突っ込むほどの大暴走!!!

皆の視線を独り占め!!!

そして転倒

左足

バイクに挟まる

映画でよく瓦礫の下敷きになって足が挟まり、逃げられないというシーンがありますよね。

「頑張って引っ張ったらいけるんじゃね?」

って思いますよね。

あ、本当に抜け出せないんだ…ってぼんやり思いました。

教習官の方もさすがに慌てて、骨が折れていないか確認される。

が、しかし無事とわかるや否や

「さあ、走ろう」

(は、走ろう…!?)

もう無理

全身から汗が吹き出し、運転をしながら

もうやだ」と真顔で声に出して呟いていました。

無事、教習を終えることができましたがあまりの辛さに、もう

二度とATのバイクには

乗りたくない

と心から思いました。

Step10 見極め(第一段階終了)

AT車の課題を終えた直後に、MT車に乗り換え、連続で見極めを受けました。

このとき、吃驚したのが、AT車があまりに重く、扱いづらく、つらかったので、MT車のCB400が物凄く軽く、扱いやすく、楽しい車体に感じたということです

初めのころは、あまりの重さに教習をやっていけるか不安を感じていた私。

その車体を軽いと思えるほどに、バイクを乗れるようになっている自分に驚きました。

苦手だったスラロームも、一発で合格時間内に通り抜けることができ、頑張って良かったと幸せな気持ちに♡

この日は教習官の方が優しい方だったこともあり、無事第一段階を終えることができました

まとめ|普通二輪免許取得を目指して

まだまだ課題は多くあります。

が、とりあえず一通りの走行を覚えることができ、満足しています。

第二段階では、走りの精度をもっと上げて、安全にバイクに乗車できる力を身に着けたいところです。

  • エンスト
  • 左側走行
  • スラローム
  • 視界が下がってしまうこと

色々と気を付けることが多いですが、少しずつ上達していけるバイクという乗り物に、とても惹かれています。

腕の運動にもなりますしね(笑)

また職場帰りの息抜きとしては、これ以上のものはないです。

最後まで、しっかりと免許取得、やり遂げたいと思います。

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*後日談

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