フランス映画監督のおすすめ代表作|初心者向け~難解な作品まで紹介
今回の記事では私が好きなフランス映画を監督別に
- 初心者向け
- 中級者向け
- 上級者向け
の3段階に分けて紹介しています。
特に
- フランスの映画監督を知りたい
という人には参考になるかと思います。
フランスを舞台にした素敵な映画は山ほどあります。
この記事では、フランス映画をもっと知りたいという人にオススメのフランス映画を紹介していきたいと思います。
興味がある方は、映画鑑賞の手引きとしてご参照ください。
フランス映画初心者向け*最初の名作4本
まずはフランス映画をあまり見たことのない人にも
- おすすめしやすい映画監督
の代表作を紹介したします。
1、ジャン=ピエール・ジュネ『アメリ』Le Fabuleux Destin d’Amélie Poulain(2001)
フランス映画を見たことのない女子におすすめの最初の一本。
ご存知の方も多い映画かもしれませんね。
私がフランス映画にはまった原点も、この『アメリ』というフランス映画にあった気がします。
サウンドトラックも繰り返し聞いていました。
もしあなたが「恋」というワードに胸躍る年頃ならば、これほど面白い映画はほかにないと思います。
この映画を見て以来、パリ・モンマルトルに行くことがずっと夢だったんです。
ちなみに後日、念願叶ってフランス旅行に出かけたのですが、偶然モンマルトルを舞台にした映画展を開催していました。
アメリの撮影小道具を沢山見ることができました。
気になる方は、こちらのモンマルトル旅行記もお読みください。
ちなみにジュネ監督の作品は全部鑑賞していますが『アメリ』が一番面白いですね。
次点は『デリカテッセン』かな?
『アメリ』以外の作品は、登場人物のキャラクタライズに力を入れ過ぎて、ストーリーが置いてけぼりな印象。
『アメリ』は非常によくストーリがまとまっていて、かつ映像やキャラのディティールを楽しむことができる面白い映画です。
最初の1本として、非常におすすめです。
2、アルベール・ラモリス『赤い風船』Le Ballon Rouge(1956)
とても有名な短編映画です。
まるでディズニーのアニメーションを見ているように幸福な気持ちで鑑賞できます。
フランス映画に付きまとう難解なイメージは一切ありません。
『赤い風船』アナログ撮影の魅力
この映画の中には
- 命を宿しているかのように動き回る赤い風船
が登場します。
でも、よく見ると糸で引っ張られているのがわかります。
つまり最近のデジタル映画のようにフェイクとして作り出された動きではなく、実際に風船を動かして、生きているように見えるよう工夫して撮影しているんです。
この映画が製作されたのは
- 1956年
しかし、60年以上も前に撮影されたとは思えないくらいに、今見ても我々の心を動かす力があります。
モノが命を宿すというのは、ディズニー映画が良く使うストーリーテリングの常套手段。
アニメーションでなくてもここまで、ファンタスティックに愛らしく、きらきらと映画の魅力に満ち溢れた素晴らしい作品を撮影することも可能なのだなと感嘆のため息が漏れますね。
ちなみにこの映画を撮影した監督ラモリスは空に魅せられ、その後ドキュメンタリー映画製作中のフライトで墜落死してしまうという悲惨な最期を遂げてしまいます。
何とも悲しい気持ちになるエピソードです。
このエピソードを知っていると、最後に風船とともに空に旅立つ少年の姿が何かの暗示のようで、少し恐怖を感じてしまいます。
アンドレ・バザン「禁じられたモンタージュ」
『赤い風船』という作品に関して、フランスの有名な映画批評家アンドレ・バザンが「禁じられたモンタージュ」という小論を書いているのも有名です。
彼はモンタージュ(AとBという別々のショットをつなげて関連性を持たせる技法)を否定し、その代わり長回し(カメラを回したまま一つのショットを撮影する技法)を評価しました。
岩波文庫化されている「映画とは何か(上)」という本に収録されています。
なかなか面白いので、映画好きな人はぜひ。
同時収録されている『白い馬』
DVDに同時収録されている『白い馬』もおすすめです。
ただ『白い馬』は白黒なので『赤い風船』のほうが見やすいと思います。
URLは載せられませんが両作品とも、YouTubeに本編動画が挙がっていますよ。
気になる方は
- ”The Red Ballon”
- ”1956″
で検索してみてくださいね。
3、フランソワ・オゾン『焼け石に水』Gouttes d’eau sur pierres brulantes(2000)
同性愛者の映画監督と言えば
- スペインを代表する映画監督ペドロ・アルモドバル
- 実若手映画監督としてケベック出身グザヴィエ・ドラン
といった名前が上がるかと思います。
今回はフランス映画というくくりのため紹介しませんが、両人とも素晴らしい映画を撮影する映画監督ですよね。
フランスから名前を挙げるならば
- フランソワ・オゾン
という監督がいらっしゃいます。
大胆な男性らしさと繊細な女性らしさの中間に位置するような映像美を生み出す映画監督です。
個人的におすすめしたいのが
- 『焼け石に水』
という初期作品。
自分の頭の中にある常識が全部ひっくり返ってしまう面白さ。
超おすすめです。
初期作品を集めたDVDBOXに収録されています。
『海を見る』という背筋の凍りそうなサスペンス映画も収録されています。
機会がありましたら、ぜひ一見ください。
上記の作品はレンタルショップの棚にはないと思いますが
という宅配レンタルを利用すれば見れるはず。
レンタルショップに置いてありそうな三作品もおすすめしておきます。
『ぼくを葬る』
レンタルショップ(もしくはネット)で借りやすいものなら、メルヴィル・プポー主演
- 『ぼくを葬る』
繊細さに満ちた一本。
フランソワ・オゾン監督の感性がいかに鋭くみずみずしいものであるかを体感できる作品。
『スイミング・プール』
次におすすめしたいのは
- 『スイミング・プール』
こちらはサスペンス映画になっています。
先ほど紹介したDVDBOXに収録してある『海を見る』には劣りますが、洒落たサスペンス映画の小品として万人が鑑賞できる映画。
『8人の女たち』
最後に
- 『8人の女たち』
も併せてみてほしいところです。
上記二つを見たうえでこの作品を見るとフランソワ・オゾンという映画監督にもつイメージが、がらりと変化するかと思います。
以上の三作品であれば、比較的どのレンタルショップにも在庫があるかと思われます。
機会がありましたら、ぜひ手にお取りください。
4、ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ『少年と自転車』Le gamin au vélo(2011)
次におすすめするのは
- ダルデンヌ兄弟
という監督の『少年と自転車』という映画です。
一何とも可哀そうな男の子とお姉さんの交流をひっそりと描いた作品。
この監督の映画は、どうにも不遇な子供の出てくる映画が多いので、悲しい気持ちになってしまうかもしれません。
が、お涙頂戴映画とは一線を画し、絶妙な塩梅で鑑賞者の琴線に触れる素晴らしい映画ばかりを撮影されています。
厳密にいうとベルギー出身ですのでフランス映画の括りに入れるのは少し躊躇いもあるのですが。
フランスとの合作映画なので、大目に見ましょう。
レンタルショップにも比較的、作品が置いてあります。
パルム・ドール賞を取った『ロゼッタ』が一番有名な代表作かもしれません。
フランス映画おすすめ中級編
時代を少し遡り、今度はよりフランス映画を知りたい人におすすめな
- 「ヌーヴェル・ヴァーグ」の映画監督
に限定して作品を紹介します。
5、フランソワ・トリュフォー『大人は判ってくれない』 Les Quatre Cents Coups(1959)
フランス映画紹介で、トリュフォーの作品を入れないわけにはいかない。
おすすめは処女作
- 『大人は判ってくれない』
です。
トリュフォーといえばフランスの映画運動「ヌーヴェル・ヴァーグ」を牽引した代表的人物として真っ先に名前が挙がる映画監督。
ヌーヴェル・ヴァーグとは?
すこしだけ説明すると「ヌーヴェル・ヴァーグ」というのは
- 「新しい波」
の意をもつ運動。
批評活動を中心に活動する映画好きの若者たちが、自分たちも映画を撮れるぞ!と宣言した試みです。
彼らの映画を、何も映画史の知識を持たないまま見ると、その良さがさっぱりわからないというのが正直な感想だと思います。
でも、それでいいんです。
彼らが製作したのはあくまで実験的な低予算映画の範疇にあるものばかり。
演出の仕方もカメラワークも非常に独特なもの。
大事なのは、彼らの作品がそれまでの映画にはない新しさを纏い、観客を魅了したという点です。
この『大人は判ってくれない』は
- 「ヌーヴェル・ヴァーグ」の始まりを告げる映画
(ゴダールの『勝手にしやがれ』はその1年後)としても最初に見ておきたい1本でしょう。
トリュフォーは他のヌーヴェル・ヴァーグ時代の監督に比べると代表作を非常に挙げにくい。
そんなトリュフォーの特徴を一つ分かりやすく語るのであれば
- 「自分語り」が多い
という点。
『大人は判ってくれない』もそうですが、トリュフォー自身のことを俳優であるジャン・ピエール・レオに投影して描いたような作品がシリーズになってます。
映画の中でジャン=ピエール・レオがどんどんと大人になっていく姿を眺めるというのも、彼の映画を楽しむ一つの方法です。
それとは別に個人的なおすすめをあげるなら
- 『恋愛日記』(1977)
です。
女の脚が好きすぎて仕方がない男が、美脚を持つ女性を次々に口説く作品。
女と子供を愛したことで知られるトリュフォーならではの、なんだか憎めない作品だなと思います。
6、ジャン=リュック・ゴダール『女は女である』Une femme est une femme (1961)
ゴダールの映画は少し難解なものが多く、なんとも近寄りがたい印象を抱いてしまう方も多いでしょう。
しかし、意外にも
- ゴダールの初期作品は見やすい
ので、フランス映画に興味を抱いたばかりの方にもおすすめできます。
初めて一本として、見やすいのは
- 『女は女である』
でしょうか。
主役のアンナ・カリーナの美しさに魅了されます。
まさに今でいうミュージックビデオの先駆けといってよい作品。
テンポも良く、途中で居眠りする気にもならないはず。
ちなみにアンナ・カリーナというのは、ゴダールの元妻でフランスを代表する女優。
(どう?俺の女めっちゃいい女やと思わへん?)
というゴダールの声が聞こえてきそうな
(元)嫁映画
コミカルでポップ。
ハイセンスな映像が続く楽しい映画ですよ。
ゴダールの映画は難解?
余談ですが昔、映画好きの友人と集まり
- ゴダール鑑賞会
なる企画を開いたことがありました。
レンタルショップでアルバイトする各人が、ゴダールの映画を集められるだけすべて借りる。
そして制作順に並べて鑑賞。
意見を述べ合う、というストイックな会でした。
その結果、集まった全員が途中で寝てしまい、どこまで鑑賞したかさっぱりわからなくなるという悲劇に見舞われ、残念ながら2日目で鑑賞会は、お開きに。
一度ゴダールにかぶれてみたいという気持ちも強いのです。
が、どうにも中期後期の作品は、私の足りない頭では入ってこない。
ただ知識が無くても
- ゴダールの初期作(『勝手にしやがれ』~『気狂いピエロ』)は見やすい
と思います。
個人的に一番のおすすめは
- 『気狂いピエロ』
この映画を見ていると、日常の中でゴダールの映画に出てくる登場人物のモノマネをしたくなります。
ゴダールに関しても書籍とあわせて映画を楽しむとより理解が深まるかと。
映画と同じく難解な書籍が多いです。
が、四方田犬彦さんの『ゴダールと女たち』なんかは読みやすかったです。
あわせておすすめしておきます。
7、エリック・ロメール『海辺のポーリーヌ』Pauline à la plage(1983)
ロメールは元語学教師ということもあり、非常に文学的な作品を撮る映画監督です。
とにかく登場人物がよく喋ります。
それでいて会話が非常に面白い。
見てると、いつの間にか引き込まれてしまう独特のスタイルがあります。
基本的には
- 恋愛が主題の映画ばかり
です。
あと、どの映画もよく似ています。
小さな人間関係の中で起こる摩擦や連れ違いを含めた色恋沙汰。
そこに散りばめられたユーモアたっぷりの会話劇。
どれも似たような映画ばかりなのに、まるで中毒になったように見漁ってしまうのがロメール映画の魅力。
なかでも特に見やすいのは『海辺のポーリーヌ』それから『緑の光線』
『飛行士の妻』あたりでしょうか。
この三作はすべて「喜劇と格言劇(Comédies et roverbes)」シリーズという6作品セットになっています。
この6本は、どれも本当に面白いです。
ちなみに『海辺のポーリーヌ』で主役を務めているアマンダ・ラングレが再び
- 『夏物語』
という作品でも起用されています。
この「四季の物語」シリーズも非常にお気に入りです。
ちなみにエリック・ロメールの評論集に『美の味わい』という一冊があります。
ロメールの映画制作の指針がうかがえる貴重な一冊です。
ヌーヴェル・ヴァーグの監督たちはそもそも批評活動を出発点としていた人たちです。
なので、映画だけでなく文章も味わってほしいと思います。
フランス映画上級編
次に鑑賞者には少し内容の分かり辛いかもしれない2本の映画をおすすめします。
8、レオス・カラックス『ホーリー・モーターズ』Holy Motors(2012)
レオス・カラックスという映画監督は、とても寡作で作品数が少ないです。
なので、一気に全作品を鑑賞することもできます。
今回紹介するのは一番新しい
- 『ホーリー・モーターズ』
という映画。
この映画はレオス・カラックスの13年ぶりの長編映画として公開当時話題になりました。
ただ内容が小難しく、今まであまり多くの映画を見たことがないという人には何が何だかさっぱりわからない映画かもしれません。
ただ映画好きなら間違いなくハマる。
パンフレットの中のインタビューでカラックスはこのように語っています。
17歳のとき映画と出会えたことはとても幸運でした。
私は「島」と呼んでいますが、地上のどこかにその場所はあります。私はその島に住みたいと望みました。
島を出発点として、生きること、人生や死を別の角度から見ることが出来ます。
私はあまり多くを作品を作っていませんが、自分ではその映画という島に住んでいるつもりです。
その島は、大きな美しい墓場であるかもしれない。
だから責任があるとすれば、そこに眠る死者たちに対して、ときどき名誉を返してやることだと思います。
確かに映画の中には不吉な部分がある。
しかし大変美しい墓場です。
確かコクトーが「映画とは、働いている死者を撮影することだ」と言っていました。
ですから死は、常に映画の中に存在しています。
同時に、私はその島なしで生きる自分を想像できません。
カラックスにとって映画がどれほどに大切か伝わってくる文章です。
早熟の天才レオス・カラックスの「アレックス三部作」
23歳で初の長編映画『ボーイ・ミーツ・ガール』を撮影。
一躍脚光を浴びたカラックスは”神童”もしくは”アンファン・テリブル(恐るべき子供)”という呼び名で、広くその名を世界に知られる映画監督となりました。
特徴を一つ上げるのであれば、長編処女作から続いて第二作、第三作とも
- ドニ・ラヴァン
という男優が主演を務めていること。
一度見たら忘れられない容貌と身体能力、唯一無二の映画俳優。
この作品の中でドニ・ラヴァンは一貫して”アレックス”という名を持つ少年の役を演じています。
なのでカラックスの3作品
- 『ボーイ・ミーツ・ガール』(1984)
- 『汚れた血』(1986)
- 『ポンヌフの恋人』(1991)
を総称して「アレックス三部作」と呼んだりします。
アレックスという同じ名をもつ少年のパラレルワールドを展開した三作品と考えてください(つまりどの映画から見ても問題はありません)
フランス映画に興味があるのであれば、この三作はぜひすべて鑑賞してほしい。
最近では
- TSUTAYA発掘良品
が精力的に映画のDVDレンタル化を進めてくださっています。
(この企画は、控えめに言って素晴らしいと思っています)
近くにTSUTAYA店舗がない場合は
を利用してください。
ちなみに三部作の中で一番好きなのは『汚れた血』(1986)です。
短編作品もおすすめ
レオス・カラックスは作品数の少ない監督です。
が、面白い短編映画を製作しています。
『TOKYO!』(2008)というオムニバス映画集の中に入った「メルド」という作品です。
「メルド」というのは日本語で「糞」の意。
なかなかインパクトの強い映画になっています。
『ホーリー・モーターズ』の予告編的な位置づけになりますので、合わせてご覧になられることをおすすめします。
検索するとYouTubeで動画を見ることが出来ますので、自分の嗜好に合うかどうかを確認してみてください。
『ポーラX』は駄作か?
ちなみに「アレックス三部作」の後に取られた長編映画に
- 『ポーラX』
という作品があります。
この作品はドニ・ラヴァンが出ていないカラックスの作品の中では少し異色の作品。
世間的には駄作と評価されています。
私も、駄作だと心から思います。
なのでこの映画を一番最初に見て「これがカラックスか…」と思わないようにしてください。
9、ロベール・ブレッソン『バルタザールどこへ行く』(1970)AU HASARD BALTHAZAR
今回紹介する映画監督の中で一番の古参となるロベール・ブレッソンの作品。
今もなお、多くの映画監督たちに愛され続けているフランス映画の名匠。
一番おすすめしやすいのは
- 『バルタザールどこへ行く』
ではないかと思います。
タイトルがなんだかとても可愛らしいと思いませんか?
内容はどうでしょうね♡
ブレッソンの映画もなかなか悲哀に満ちた重苦しい作品が多いです。
先に紹介したダルデンヌ兄弟が敬愛してるのも頷けます。
映画を見て興味がわいた方は以下の書籍を手に取ってみると、ブレッソンの映画の特徴や一貫した演出技法がつかみやすくなるかもしれません。
とても薄い本です。
パラパラとめくるだけでも非常に興味のそそられる一冊。
他にドストエフスキーを原作とした
- 『白夜』
- 『やさしい女』
あたりもおすすめです。
個人的には「ブローニュの森の貴婦人たち」も好きです。
だれでも見やすいフランス映画
最後に、フランス映画というジャンルを抜きにしておすすめしたい名作を一本紹介します。
10、ジャック・ベッケル『穴』Le Trou(1960)
最後に紹介するのは
- ジャック・ベッケル『穴』
です。
脱獄映画というのは沢山あるでしょう。
高校生の時にハマった海外ドラマは『プリズン・ブレイク』でした。
脱走映画の名作と知られる『大脱走』や『セルピコ』なども鑑賞しました。
でも
「脱走映画のおすすめをあげよ?」
と言われたら真っ先にベッケルの『穴』あげます。
この映画は
- フランス映画は少し苦手だという人
- 白黒映画は古くて見たくないという人
でも楽しめます。
鑑賞者の心を鷲掴みににする名作です。
派手な演出は一切ありません。
すごく渋いといってもよいです。でもこんな痺れる映画はなかなかありません。
私は一人でも多くの人にこの映画を見てほしいと切に願っていますし、絶対に後悔はさせないと心から思っています。
ということで、この記事を読んで何から見たらいいのか…と最後に悩んだ人はぜひ『穴』を鑑賞してみてください。
※こちらの作品も、ツタヤディスカスで借りられます。
まとめ|フランス映画の監督おすすめしたい代表作を一挙紹介
以上で
- おすすめのフランス映画(監督)10選
を終わりたいと思います。
何かしら参考にしてもらえれば幸いです。
まだまだ紹介していない作品や監督が沢山いますので、ぜひフランス映画の魅力にハマってほしいと思います。
昔は視聴の難しい映画作品が多かったのですが、最近では
- TSUTAYA発掘良品
という企画が本当に素晴らしく、ビデオで見ていた作品の多くをDVD鑑賞できるようになりました。
最近はオンライン動画が主流になりましたね。
が、大体見れる作品は同じですしアート系の傑作はほとんど見れないですね。
そのうえ
- TSUTAYAの店舗は相次いで閉店
- 店に置いてる在庫数も激減した
と感じます。
なので、本気で応援したいです。
(発掘良品終わってしまったら、本当にショックなので)
ツタヤディスカス(宅配レンタル)を利用すれば、ミニシアターが街にないような遠方住みの方も映画ライフを楽しめると思います。
- 1度に2枚同時レンタル可能
- 初回入会から30日間無料お試し
- ポストで返却
することができます。
延滞料金もかからない仕組みになっているので、非常にありがたいです。
\CHECK NOW/
皆が知ってる作品だけでなく、知られざる名作を見てみたい方は、ぜひ発掘良品のDVD見漁ってみてください。
それでは、長い記事でしたが最後まで読んでくださり有難うございました!
コメント