ロッテルダム観光の感想*オランダ第二の都市の治安・見どころは?

ヨーロッパ旅行の後

「オランダのロッテルダムに行ってきたよ」

と母に伝えたところ

「ロッテルダム…?アムステルダムじゃなくて?」

という返事が返ってきました。

確かに!!!

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▲アムステルダムで撮影した一枚。いかにもヨーロッパといった自転車と運河の街でした。

オランダといえば

  • 首都アムステルダム

の印象が強いかもしれませんね。

でも、ロッテルダムもなかなか魅力的な都市だったんですよ!

ロッテルダムの街の写真

▲ロッテルダムで撮影した一枚。個性的な建築が際立つビジネス街という感じでした。

ということで今回は、ヨーロッパ観光の候補地として

  • ロッテルダム

を挙げたくなる記事を書けたらと考えています。

旅の参考にしてもらえれば、幸いです。

目次

1. ロッテルダムはどこにある?

地図で確認すると、ロッテルダムはアムステルダムよりも南にあり、ベルギーから移動しやすいことがわかります。

ロッテルダムの位置

私は

  • 高速バス(FLIXBUS)

でチケットを予約し、片道11~15€の安さでベルギーから国境を渡ることができました。

FLIXBUSでヨーロッパ周遊した感想はこちらの記事にまとめています。

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バスの中から空を仰ぐと、雲があまりに近く、目を見張るほど。

初めての場所に行く期待と共に、バスに揺られること

  • 約2時間

という距離でした。

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2時間であっという間に別の国に行けるなんて、日本ではなかなか考えられない体験です。

(ちなみにパスポートのチェックもありません)

さぁ、到着しました。

人生初めてのオランダ・ロッテルダムです!

ロッテルダムの駅の写真

それでは以下、ロッテルダムの魅力を3つのポイントに絞ってお伝えしたいと思います。

2. ロッテルダムの個性的な建物を観光

ロッテルダムの魅力の1つに

  • 建物が近代的でユニークという点

が挙げられます。

先ほど紹介した駅もなかなか印象的なのですが、駅から少し歩くとこんな建物が…!

ロッテルダムの街の写真

時空のゆがみからうっかり見えてしまった未来都市の一風景って感じです。

なかなかフォトジェニックな一枚を撮ることもできます。

ロッテルダムの街の写真

観光客が少ないからでしょうか?

見てください。

ロッテルダムの街の写真

ゴミが落ちていない

パリやブリュッセルに比べると、圧倒的にゴミが少なく、治安が良いんです。

ロッテルダムの街の写真

街のいたるところにオブジェがあります。

歩いていて面白かったです。

ロッテルダムの街の写真

住み心地が大変気になる*キューブハウス

ロッテルダムの個性的な建物の1つとして有名な

も見に行きました。

だれもいないビジネス街をただひたすらに歩きました。

日曜日だったからでしょうか?

2キロほど歩いたのですが

街に誰もいない

ロッテルダムの街の写真

ロッテルダムの街の写真

知らない間に世界滅んで、取り残された気がして怖かったです。

とことこ歩くと見えてきました噂の「キューブハウス」がこちら!

おぉ~!

ロッテルダムでみたキュービックハウス

抽象的な森をイメージした建物だそうです。

森…?どこが?

このキューブハウス、じつは宿泊施設だそうで、調べてみたところ1泊1万円ほどで寝泊まりすることが可能なようです。

>>キューブハウスの宿泊料金・予約はこちら

住み心地が気になるので、機会があったら泊まってみたいなとも感じました。

ロッテルダムで見たキュービックハウスの写真

ロッテルダムのシンボルタワー*「ユーロマスト」

ロッテルダムのシンボルタワーといわれる

  • ユーロマスト

にも足を運びました。

これもなかなか奇抜な形のタワーです。

ロッテルダムのユーロマストの写真

タワーは登ることもできるようです。

ロッテルダムのユーロマストの写真

私は高所恐怖症と金欠の残念人間でしたので、上りませんでした。

時間がある方は、ゆっくりと観光して時間をつぶせる場所だなとも感じました。

緑の豊かな、港の美しい、超モダンなビジネス街

ロッテルダムは

  • モダンなビジネス街

といった様相なのですが、このような緑に囲まれた美しい公園もありました。

ロッテルダムの公園の写真

港町なので、こういった風景も目にすることができます。

ロッテルダムの港の写真

高層ビルより一際高い橋もあります。

ロッテルダムは、ヨーロッパの内陸部と海をつなぐ河川沿いにある港町。

たくさんの船が行き来しています。

ロッテルダムの港の写真

フォトジェニックな風景を撮るのにも最適です。

早朝の河川沿いを散歩するのは、本当に気持ちが良いんです。

この街に住んでいたら、毎日ランニングをするだろうなぁとぼんやり思いました。

ロッテルダムの港の写真

3. ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館

ヨーロッパの楽しみといえば

  • 美術館巡り

です。

ロッテルダムに至るまで、既に多くの美術館を巡っていたのですがロッテルダムの

  • ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館

は内容が充実していて、行ってよかったと心から思えました。

ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館の写真

荷物を入れるためのロッカーが既に作品になっています。

ロッテルダムのボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館の写真

巨大オブジェが入り口にあるのですが実は、よく見ると

ロッテルダムのボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館の写真

コート掛け

ロッテルダムのボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館の写真

こういうの個人的には大好き。

有名どころでいえば、ダリやマグリットなどのシュールレアリスムの作品が所蔵されています。

ロッテルダムのボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館

▲サルバドール・ダリ、”Couple aux têtes pleines de nuages”1936。1930年代におけるダリの最も傑出した作品の1つ。このカップルの中にダリは、彼自身と彼の妻でありミューズであるガラを見ています。しかし実は、この輪郭は、もう一つ由来があり、19世紀の画家ジャン=フランソワ・ミレー『晩鐘』から借用したものだと解説がありました。ちなみにミレーの『晩鐘』もオルセー美術館で実物を見ることができました。

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▲こちらはルネ・マグリット、『複製禁止』”La reproduction interdite”1937。我々は肩越しに、男を覗き見ている。彼は鏡を見ているが、その鏡は後方から男の正確なイメージを映し出している。マグリットはこのような矛盾したイメージの巨匠で、その作品の多くに興味をそそるような、謎めいた題名をつけている。彼はこの絵画を「複製禁止」と呼んだ。彼のパトロンであった英国の詩人エドワード・ジェイムスの肖像。ちなみに絵の中の本だけが、正確に鏡に映し出されている…と解説には書かれていました。

所蔵作品が多く、時代も千差万別で、非常にバラエティに富んでいました。

例えば、このような展示も。

ロッテルダムのボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館

中世から20世紀の作品にいたるまで、時代や流派バラバラに無造作に常展示しています。

ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館
面白いですね…!

地下に印象派画家の下絵が置いてあったり(下はセザンヌ)

ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館

レースで作られた世界地図があったり

ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館

こんなユニークな作品があったりと、飽きることがありませんでした。

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ちなみに『バベルの塔』展と時期がかぶっていて、ブリューゲルのこちらの作品は見れませんでした。

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大々的に宣伝されていたのが印象的でした。

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この旅ではいろんな美術館を廻りましたが、本当にここは一押しです。

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ぜひ美術館巡りが好きという方には足を運んでほしい!

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現代美術館好きにはおすすめです。

4.世界遺産キンデルダイクに行ける

ロッテルダムから

  • 世界遺産キンデルダイク

にウォーターバスに乗って、20分ほどで行くこともできます。

風車が並ぶ、絶景世界遺産です。

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キンデルダイクは心から訪れてよかったと思える場所でした。

ぜひ、ロッテルダムの街巡りと合わせて足を運んでほしいです。

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キンデルダイクの行き方はこちらの記事にまとめていますので、参考にしてください。

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まとめ|ロッテルダム観光の感想・気になる治安や見どころは?

ということで今回の記事では

  • ロッテルダム観光の魅力

をまとめてみました。

ブリュッセル(ベルギー)から高速バスで2時間という距離にあり

  • 個性的で近代的な建物
  • ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館
  • 世界遺産キンデルダイク

を楽しむことができます。

近代的なビジネス街、個性的な建築、充実した美術館。

そして港町と世界遺産の風車。

アムステルダムほど観光地化されているといった都市ではありません。

だからこそ魅力ある面も大きく、個人的には非常に楽しい時間を過ごすことができました。

治安に関しては

  • 女1人で怖いことはなかった

です。

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むしろパリやブリュッセルの方が治安は悪いと感じました。

アムステルダムにも日帰りで行きましたが、できれば1泊した方がいいとも思いました。

やはり見どころは

  • アムステルダムに多い

ので計画的に旅程を立てましょう。

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ロッテルダムは日帰りでキンデルダイクに行くだけでも良いですし、1泊すれば十分だと思います。

あまり知られている場所ではありませんが、少しでも興味を持ってもらえたら嬉しいです。

それでは、最後まで読んでくださり有難うございました。

補足*食事やゲストハウスの感想

ちなみにロッテルダムでは日本食が恋しくて、ゲストハウス近くの日本食屋さんに入りました。

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ちなみにお店の名前は「wagamama」でした。

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我儘ってローマ字表記にすると、すごくかわいいんだなと思いました。

焼き鳥丼とビールを飲みました。

うまうまです。

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ただオランダの食事に関しては、フランスやベルギーに比べると

  • うまい!

と目を見開くような驚きはなかったです。

値段も少し高いような気もしましたが、普通に美味しく頂けました。

宿泊したのは「King Kong Hostel」というゲストハウスでした。

駅近でした。

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予約が遅くて空いておらず、男女兼用の安い大部屋に泊まったのですが失敗でした。

というのも、カーテンがついていなかったのです。

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トイレが綺麗で広かったので着替えには困りませんでした。

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ただもう二度と

  • 男女兼用の大部屋

は宿泊しないと思います。

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ここのタオルはシミがついていたのも、少し印象が良くなかったです。

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ゲストハウスの評判が気になり、情報を検索するという方もいると思いますので、参考にしてください。

ちなみにロッテルダムは

  • ロッテルダム駅周辺に宿泊すると楽

ですよ。

美術館も港も徒歩圏内ですし、他都市への移動も楽だと思います。

▶ロッテルダム ホテル|Agoda.com – 宿泊予約

▶ロッテルダムの格安ホテル予約

オランダ一人旅の流れ(関連記事)

私のオランダ旅行は

  • 1日目ブリュッセル~ロッテルダム(街歩き)
  • 2日目キンデルダイクへ
  • 3日目アムステルダム(日帰り)
  • 4日目ロッテルダム~ケルン

という流れでした。

キンデルダイクは、本当におすすめの観光スポットです。

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宿の予約が間に合わずアムステルダムは日帰り観光にしましたが、これは失敗。

見どころが多いので、やはり一泊はしたほうがいいです。

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ドイツのケルンには、バスで訪問しました。

大聖堂は一見の価値ありです。

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宜しければ、参考にしてください。

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