甘すぎた!!初めて青色申告(複式簿記)に挑戦してみたブロガーの反省

今回の記事では、ただひたすら
確定申告終わったぁぁぁぁぁぁっっっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっ!!!!
という気持ちを記録しておきたいと思います。
というのも
- 簿記知識ゼロ
- はじめての青色申告(複式簿記)
だったので、大げさではなく地獄にいるみたいでした。
(無事に生還できて良かった)
色々と反省点も多いので素直な感想を同じようなブロガーさんの確定申告参考用に少しメモを残しておきます。
興味がある方は参考にしてください。
1. ド素人に複式簿記は難しい
まず最初に、声を大にして言いたいんですが
複式簿記は難しい
です。
ってかね
- 超簡単!
- 便利でラクラク!
- 初心者でも大丈夫!
みたいな書籍・会計ソフト・情報の類が、巷に多すぎやしませんか?
元々、簿記の知識があるなら別ですよ。
でも、私みたいなド素人単純(簿記知識ゼロ)人間がこんなの本気にしたら、その先には絶望しかないです。
悪いことは言わないので
- 単式簿記
- 複式簿記
の違いをちゃんと理解したうえで、作業を行う必要があります。
簡単に述べると、複式は
- 帳簿と通帳の数字
を一致させないといけません。
利子1円に至るまでお金の動きを全部記録する必要があったと書けば、単式経験者はその差がイメージできるかと思います。
つまり、複式になると超面倒くさいんです。
私は最初この2つ(単式・複式)を混同していたため、全く意味が分からず迷走していました。
根拠なき自信を持ってる人が1番ヤバイ
私は、人に頼るのが苦手な性格で
- 何でも自分でやる
と考えてしまいがちです。
そのうえ、やっていくなかで仕組みが見えるから大丈夫だろうという謎の自信がありました。
断言します。
こういう人間が一番ヤバいです。
そもそも
- 簿記の知識がある
のなら良いのですが、ゼロなのに勝手に大丈夫と思ってる人は意味が分からなくて泣くと思います。
脅すわけではないのですが
- 簿記検定
といった資格もありますし、過信はせず予めの勉強は必須だと注意喚起しておきます。
2. 可能なら「税理士」に頼もう
私の場合は、途中あまりに苦しくなってしまい
- 税理士に頼む
のが正解だった…とマジで思いました。
税理士探しは「税理士ドットコム」を利用すれば、そう困ることもないと思います。
ブログ収益の額にもよるかもしれませんが
- 5万円~
といった費用でこの手間が全てなくなるのなら、結果的には楽&間違いもなくて安心です。
税理士に依頼するのに抵抗があっても最低限
- 各税務署の無料相談会
- 税理士会主催の無料相談会
をきちんとチェックして、事前に問題手を把握し質問した方が良いです。
知識ゼロから
- 自力で全部やる
- しかも期限ぎりぎりに準備
なんて、もう救いようがないくらい辛い思いをする可能性もあるので本当に注意してください。
3. 青色申告ソフトって何なの?
もう1つ、誤解がないように強調しておきたいのが「やよいの青色申告オンライン」のような
- 青色申告ソフト
の存在理由です。
絶対に誤解してはいけないのが
- 誰でも簡単!
- 一瞬で終わる!
- ちゃちゃっと終了!
みたいな魔法のようなソフトではないんです、決して。
このソフトは複式簿記が「簡単になる」のではなく、これがなかったら
自力は無理
なんです。
もう絶対に無理、不可能、ミッション・インポッシブルって感じ。
素人が自力では無理レベルだけど、ソフトのおかげで可能レベルまで引き上げることができます…そんな具合ではないでしょうか。
なので
- ソフト使えば楽々簡単
という幻想は一切もたないほうがいいです。
私は「やよいの青色申告オンライン」を利用していますが「おかげで簡単だった」という気持ちはないです。
ただ、これなかったら「絶対に不可能だった」と力強く断言できます。
「青色申告ソフト」は
- 料理で使う素人包丁
と理解してください。
あくまで包丁であって「誰でも簡単★料理キット」ではないので本気で誤解しないよう気を付けてください。
4. 絶望したら「単式簿記」もアリ
私は昨年、白色申告だったこともあり手間はかかりましたが割とスムーズに終わりました。
慎重に行ったのですが白色申告は簡単すぎて、かなり拍子抜けしました。
なので「大丈夫だろう」という謎の自信を抱いてしまい、今年は
- 経費
- 収益
に関しても昨年度より意識的に記録していたこともあり
- イケル
という謎の自信があったんです。
で、いざ見直すと
何が何だか
もうサッパリ
調べれば調べるほど何かがおかしいと察し、どんどん迷走。
あまりの辛さに口開けて、PCの前で放心し、ストレスでハゲるんじゃないかと思った。
諦めて単式で提出しようかな…
と何度も思いました。
一応、整理しておくと
- 白色申告
- 青色申告(10万円控除)
の場合は、単式簿記で提出することができます。
複式は青色申告で65万円控除が認められますが、収益を確認してあまり影響がないなら
- あえて単式簿記
で済ますのも手だと思います。
詳しくは以下にまとめられていたので、悩んでいる方は参考にしてください。
フリーランスの確定申告をぶっちゃける 1 – 青色申告と白色申告、手間も考慮した費用対効果
フリーランスの確定申告をぶっちゃける4 – 青色申告/複式簿記に苦労して、白色申告や青色申告/簡易簿記に比べていくらお得?
ただ私の場合は調べてみると
- 税金に差が出る
と悩み、とにかくギリギリまで複式簿記と格闘する道を選びました。
5. 突然、簿記の仕組みを理解した
ここまで、とにかく
- 複式帳簿に絶望した
という内容でした。
ただこれだけだと不安をあおるだけなので、最終的に私が複式帳簿を理解したキッカケもまとめておきます。
それが
- 事業主貸
- 事業主借
です。
事業主貸は、事業のお金を
- プライベートで使用した
ときの勘定科目です。
生活費が1番わかりやすい例だと思います。
事業主借は、事業のお金を
- プライベートで支払った
ときに使います。
預金利息(利子)などの勘定科目も、事業主借を使用します。
私はこの2つについて正しく理解した瞬間に、すっと頭上に光がさしたように複式帳簿の仕組みを理解できるようになりました。
(そう思い込んでるだけかもしれないけど)
「事業主貸」もわからずお前は複式に挑戦してたのか…
と呆れる人もいるかもしれませんが
- 売掛金
- 事業主借
- 事業主貸
に関して知らない人がいれば、まず知ってから帳簿を付けるように気を付けてください。
6. 複式帳簿から学んだこと
今年の確定申告は、コロナの影響もあり
- 期限が伸びた
のも或る意味、救いの手になりました。
もし例年通りだったら途中で挫折して、単式の青色で提出していたかもしれません。
ちなみに青色申告を行うためには
- 事前申請
も必要ですし、早め早めの準備をおすすめしておきます。
今の私の心境としては本当に、地獄から無事に生還したような気持ちです。
後半は数字を合わせるのが結構楽しかった気もします。
迷走を重ねて苦労しましたが、わかってくると
- 興味が湧いてくる
というのも本音で、とりあえず簿記検定3級くらいは取得したいです。
お金の勉強は、やはり積極的にしていきたいですね。
最近は特に
数字って面白い
と思える機会が多いので、これをチャンスにして自分ができることを増やせていければ幸いです。
まとめ|ブロガーが青色申告(複式)に挑戦した感想
ということで今回の記事では
- 複式で絶望した
という気持ちをひたすらブログにまとめておきました。
まとめると
- 複式は簡単ではない
- 簿記知識ゼロから自力はキツイ
- 税理士&相談会の利用がおすすめ
といった内容です。
役に立つ情報提供とかではないですが(=知識が浅いので複式簿記の付け方などには触れませんでした)ただとにかく今年初めて自力で行う予定の方は本気で危機感をもってほしいという思いだけで書きました。
私は「やよいの青色申告オンライン」を使ってますがこういったソフトは
- 魔法の道具じゃない
と強調したうえで、複式簿記がかなり煩雑なものだと知っておいてください。
初めて複式簿記に挑戦する人はくれぐれも油断しないように!
ただそれだけを叫ぶ内容でした(笑)
ちなみに2020年(※追記で2021年も)コロナの影響で
- 期限の区切りなし
という発表も出ています。
私自身も申告に誤りがないかどうか、見直します。
当記事が誰かの参考になるかはわかりませんが、どなたかの反面教師になれば幸いです。
それでは、最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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