もう迷わない!海外旅行用モバイルバッテリーを選ぶときの注意点
今回の記事では、海外旅行に必須なモバイルバッテリー(モバブ)の選び方について、まとめたいと思います。
- 容量の違いがわからない
- 10000mAhは飛行機に持ち込める?
といった海外旅行初心者のモバイルバッテリーに関する疑問点も全てまとめておきたいと思います。
先に答えを言うと、モバイルバッテリーは
- 手荷物として機内持ち込みはOK
です。
海外旅行ではモバイルバッテリーは必要になる場面が多いので、絶対に持っていきましょう。
以下、具体的な注意点をまとめていきますね
モバイルバッテリーの容量とは?
まずは、モバイルバッテリーの容量についてです。
基本的にモバイルバッテリーの容量は
- mAh(ミリアンペアアワー)の数字が大きいほど短時間で充電が可能
といわれています。
そして、何度もスマホの充電をすることができます。
具体的にスマホ(iphone7)を充電できる回数は
- 5000mAh (約1.5回)
- 10000mAh (約3回)
- 20000mAh (約5回)
例えば、20100mAhのAnker社のモバイルバッテリーは
- iPhone 8を約8回
- Galaxy S8を約5回
- iPad mini 4を約3回
充電することが可能で
- 重さは缶ジュース1個分(350g)
と説明書きにあります。
(8回も充電できるの!?すっごーい♡)
という感じで、とにかくバッテリーの容量は大きい方が良い気がしてきます。
ただ個人的には海外旅行の際は
- 大きすぎるものはおすすめできない
というのが本音です。
以下、理由を説明していきましょう。
海外旅行用モバイルバッテリーは重さも考慮する
海外旅行の間は、外に出て刊行している時間が長いですよね。
旅行用のカメラがあるのなら、1日フルで使っても
- スマホの充電が切れるのは1度くらい
です。
つまり1日中観光していて、8回も充電が必要になることはまずありません。
そうすると、こんな大容量のバッテリーを持ち歩く必要はあるのでしょうか?
ここで、容量半分の10000mAhのAnkerのモバイルバッテリーを見てみましょう。
説明書きには
- iPad Airに約1回
- Galaxy S8に約2回半
- iPhone 8に約4回
充電することができ、重さは
- 重さは卵3つ分(180g)
とあります。
日常生活においても、これくらいの回数、充電できれば満足と思うところがあると思います。
ここで注目したいのが、容量が半分になったことで重量が軽くなっているという点です。
さらに容量が少ない5200mAhのAnkerのモバイルバッテリーも加えて重さを比較してみると
- 5200mAh: 小さなアイスキャンディ分(125g)
- 10000mAh:卵3つ分(180g)
- 20100mAh:缶ジュース1個分(350g)
と、重量が変化しているのがよくわかると思います。
(値段も、非常に安価です)
つまりmAhの数字が大きいほど、充電回数も多く短時間で充電ができますが
- nAhの数字が小さい
- =小型で軽い
- =持ち運びやすい
- +安い
というメリットもあるわけです。
旅行においてモバイルバッテリーは
- 観光の際に常に持ち歩くもの
- 携帯の充電に必須
といった具合に、常に持ち歩くアイテムになります。
※私の場合は特に、基本的に携帯のオフラインマップを頼りに観光するので、基本的に鞄の中にはモバイルバッテリーと充電コードをもって出かけています。
このように考えると
- 300gを超えるバッテリーを持ち歩くのは重い
と思うところがあります。
安易に容量が一番大きいからと言って、20000mAhのものに飛びつくと、持ち運びが面倒になる可能性もあるということです。
実際に使用しているバッテリーの感想
実際、私が海外旅行で利用しているのは一番小さな5000mAhのものです。
軽くて、見た目もカッコよく、日常生活でも重宝しています。
旅の途中も、困ったことも特にありませんでした。
2年以上使用していますが、まだ充電機能は衰えていません。
▲現在は、スティック型のバッテリーも登場しているみたいですね。
ただ最近は、iPadの充電にも利用したいと考えているので、もう少し容量があればいいなと思っているのが本音です。
もし新たに買いなおすのであれば
- 10000mAhのモバイルバッテリーを選ぶ(200g以下)
かと思います。
海外旅行の持ち歩きを想定し、モバイルバッテリーは
- 容量と重さのバランスを考慮して選ぶ
のが一番ということです。
変圧器は必要か否か?
昔は、海外旅行の際
- 変圧器(電圧を変えるもの)
- 変換プラグ(コンセントの差込口の形を変えるもの)
の2つ(もしくは2つの機能が合わさっているもの)が必要といわれていました。
しかし現在では
- スマホやカメラの電圧はほとんど海外対応(100~240V)
- 変圧器の出番なし
といわれています。
モバイルバッテリーに関しても同様で、充電の際に変圧器は必要ありません。
※気になる方は電化製品のラベルのInputという場所を確認してみましょう。数値が100~240Vでしたら殆どの国で問題なく利用できます。
ただし充電の際は
- 国によって変換プラグが必要
という点は変わりません。
コンセントの差込口の形が違うからです。
ちなみに私は、こちらの全世界対応のマルチ変換プラグを利用しています。
写真付きのレビューもありますので、海外旅行前に参考にしてください。
飛行機への持ち込みは可能?
ちなみに飛行機に乗る時、モバイルバッテリーは
- 手荷物として機内への持ち込みは可能◎
- 受託手荷物として預けることはできない×
となっています。
つまり、自分と一緒に機内へ持ち込むことはできます。
けれどスーツケースなどの大きな荷物に入れて、人の手を離れたところに預けることはできないということです
(不意の衝撃などで発火する恐れがあるからです)
荷物の詰込み時に間違えないように、必ず手元のバッグにいれましょう。
渡航前にチェックすると良いかもしれませんね。
まとめ|海外旅行用のモバイルバッテリーの選び方
ということで今回は海外旅行用のモバイルバッテリーの選び方についてまとめてみました。
内容は
- 容量が大きいほど充電スピードは速い
- 充電回数も多い
- ただし容量が大きいほど重い
- 200g以下のバッテリーを選ぶのがオススメ
- 充電に変圧器は要らない
- ただし変換プラグは必要
- 機内持ち込み◎
- (預けるのは×)
といったものでした。
私自身、海外旅行前に詳しいことがわからず、かなり適当にモバイルバッテリーを選んだところがありました。
なので、これから購入する人の参考になれば、と考えています。
また、今回は海外旅行用として記事を書きましたが、最近自然災害も多いです。
非常時用に容量が大きく、手動で発電できるモバイルバッテリーを備えるのもおすすめです。
例えば、このようなソーラーパネルがついたモバイルバッテリーもあります。
懐中電灯機能も付いていて、光るようになっています。
(持ち運びには、重くて適さないと思いますが)
非常用と思えば、持っていて損になるものではないと考えています。
Amazonにはいろいろなタイプのバッテリーが売っているので、ぜひ自分の用途にあったモバイルバッテリーを探してみてください。
それでは、最後まで記事を読んでくださり、有難うございました!
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