海外旅行の貴重品管理はどうすべき?私が実際にしてる「お金の管理方法」5つ
今回の記事では、海外旅行時のお金の持ち歩き方について記事をまとめておきたいと思います。
当ブログを訪れた方から有難くコメントを頂くことも多いのですが特に
- お金の管理方法に関する質問が多い
と、以前から気になっていました。
ということで以下、出来るだけ詳細に海外旅行時のお金の管理方法(持ち歩き方)のポイントをまとめておきたいと思います。
初めての海外旅行で不安だという方や、いつもお金の管理で悩むという方は、宜しければ参考にしてください。
1、現金はできるだけ「少なく」する
まず大事なのは
- 旅行時に持ち歩く現金は少なくする
という点です。
私自身、最初の海外旅行の時はとにかく不安で、普段持ち歩かないような多額の現金をごっそり持って、日本を飛び立った経験があります。
その結果
- 多額のお金が常にバッグに入っている
- 旅が終わるまでずっと不安
という状態でした(笑)
何度も海外旅行して、現金の目安としては
- 普段、自分が日本で持ち歩いていて不安ではない額
が正解だと学びました。
(私の場合は、2~3万円と考えています)
旅行時は特別と考えてしまいがちですが、日本で持っていて不安な額を、海外で持ち歩くというのはかなり矛盾している行為だと考えてください。
現金が足りなくなったら、現地でおろすことも簡単にできますからね。
2、クレジットカードを数枚持っていく
次に大切なのは、クレジットカードを数枚持っていくという点です。
海外旅行時の支払いは
- 基本的にクレジットカードが中心
と考えてください。
現金と違って、クレジットカードであれば
- 紛失・盗難時にすぐに止めることができる
- かさばらない
- 両替をする手間も要らない
という利点が光ります。
繰り返しますが、旅先で大量の現金を持ち歩くのがお金の管理方法としては一番危険です。
できれば旅行の前に2~3枚は準備しておきたいところです。
カード選びのポイントは
- 海外旅行保険がついてくるクレジットカードを選ぶ
- 「VISA」と「MasterCard」両方を持つ
という点です。
以下、順に説明していきたいと思います。
①クレジットカードには海外旅行保険が付いてくる
私も昔、全く知らなかったのですが
- クレジットカードには海外旅行保険が付帯している
という非常に有難いメリットがあります。
海外旅行保険に入らず、海外に行くのは、保険に入らず車に乗るようなもの。
誰もが海外旅行の前に、加入するかと思いますが
- 自分の持っているクレジットカードの旅行保険をきちんと把握していれば、保険代をかなり節約することができる
という旅の節約術みたいなのがあるんです。
ざっとまとめると
- 無料のクレジットカードで、海外保険の額が高いものを利用
- 2~3枚持てば、保険が合算される
という仕組みです。
オススメのクレジットカードは海外保険の額が大きく、無料のものです。
そのなかで特に、旅行好きに人気の高い
は筆頭に挙がります。
旅ブログでしょっちゅう紹介されているので既に持っている方も多いかもしれませんね。
このカードは海外旅行保険項目で一番重視すべき傷害・疫病保険の額が270万円と無料クレカの中でトップクラスです。
さらに最短即日審査・即日発行可能なので、旅行まで日がない人にもおすめできるカードになります。
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ちなみに海外旅行保険とクレジットカードの関係性や、選び方に関しては下の記事に詳しくまとめています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
②「VISA」と「MasterCard」両方を持つ
大切な点は、できればクレジットカードを作るときに
- 「VISA」と「MasterCard」の両方が手元にある
ような状態にしておくということです。
世界シェアTOP2の国際ブランドですから、大体どこの国に訪れても利用することができます。
参考までに2014年3月時点での世界シェアは
Visa 48.5%
MasterCard 31.7%
Union Pay(銀聯)8.9%
Amex 8.2%
JCB 2.5%
Diners 0.2%
(wikipediaより引用)
となっています。
日本で馴染みがある「JCB」の世界シェアはかなり低め。
なので「JCB」はあくまでサブカードとして持ち歩くという選択肢はあるでしょう。
が、主に旅行時に使うクレジットカードは「VISA」「MasterCard」のどちらかにしておくことを強く勧めます。
3、セキュリティポーチを使う
次にお金の管理方法としておすすめするのがセキュリティポーチの利用です。
私は旅行時は基本的に
- パスポート、クレジットカード、現金
- =セキュリティポーチに入れて持ち歩く
という方法で旅行しています。
セキュリティポーチといっても、薄型で非常に軽いです。
服の下に身につければ、ポーチを巻いていてもバレない感じになります。
具体的には
- 表面のチャック付きのポケット:クレジットカード
- 粘着テープを開いたチャック付きの中のポケット:パスポート
- 背面の網ポケット:その日使う現金
と分類しています。
セキュリティポーチの着用方法
セキュリティポーチの着用方法については
- 腹巻というよりも、下腹部の腰あたりに巻く
のがおすすめです。
私の場合はちょうど
- ズボンに下半分が入るくらいの位置
- 上から上着でしっかりと隠す
- ズボンと上着の合間にチャックがくる
という位置に巻いています。
なのでいちいちガバっと服をめくってポーチを取り出さなくても
- ちょっと上着をめくる
- すっと指を伸ばして、背面のポケットから現金を出し、手の上で数える
- 表面のチャックを開けて、クレジットカードが取り出せる
という状態にしています。
▲服をめくるとこのような感じです。薄いので半分ズボンの中に入れ込んでます。ポーチをいちいち服の外に取り出すのも、少し目立ちます。いかにも旅行者という感じがしますからね。
ちなみにパスポートだけは、粘着テープを開けないといけない位置に収納していますが
- 提示する機会は少ない
- 空港、宿のチェックイン前など、急いで取り出す必要がないパターンが多い
ので不便を感じることはありません。
カードやパスポートをそのままポーチに入れるのに抵抗がある場合は、ケースに収納するのもアリだと思います。
※ポーチの使い方に関しては体格の違いなどもありますから、人それぞれ一番使いやすいように利用することをおすすめします。
4、財布を使わない
あくまで私の場合ですが、海外旅行時に財布は一切使用していません。
貴重品の収納に関して、最初のころは
- ホテルの金庫にパスポートをしまう
- かばんの奥底に入れる
- 財布にきちんと収納する
といった方法をとっていたこともありました。
しかし
- 金庫に入れて、置き忘れたままチェックインする可能性大
- かばんは自分の身から離すことが多い
と考えて、財布は利用しなくなり、自分の体から離す必要がないセキュリティポーチを愛用するようになりました。
さらに財布に関しても
- 利用した後に置き忘れる可能性がある
- うっかり落とす可能性がある
と自分の性格を考慮して、持たなくなりました。
特に感じるのは
- 「財布」という存在そのものが「ここに金が入っている」とスリに教えるようなものだ
という点です。
例えば、支払いをして財布にお金やクレジットカードを戻し、一安心します。
その財布をリュックに収納します。
けれども、そのリュックのチャック半開きのままです。
何も気づかず、そんなリュックを背負って観光地へ向かっているアジア人旅行客、多いです。
私がスリなら確実に狙いを定めるだろうなと横目で見ながらいつも思います。
スリや置き引きに遭わないようにするためには?
私自身、今のところ一人旅でスリや詐欺に遭ったことは一度もありません。
運が良いだけともいえますが、常に
- 犯罪に巻き込まれないように注意して旅行
するようには心がけています。
友人の中で留学中、荷物の置き引きに遭い、パスポートやスマホや現金を一瞬で失った経験のある人がいます。
やはり高いコートにブランド物のバッグを身に着け、全ての貴重品をバッグに入れていたと言っていました。
- セキュリティポーチはダサい
という意見もあるかと思います。
でも、ですよ?
バイクに例えれば「ダサくて面倒だ」とゆるゆるのヘルメットを適当に被り、いざ事故に遭って大けがを負うというパターンが逆に一番カッコ悪いですよね。
ダサいを理由に防犯を怠って痛い目に遭うのが一番ダサいです。
海外旅行を楽しく過ごすためにも、できるだけ犯罪被害者にならないように、対策を怠らないことはとても大切だと思います。
5、貴重品は2つに分散させる
最後のポイントは
- 貴重品を2つの場所に分散させること
です。特に
- 観光時に被害に遭っても、宿に残してる荷物でどうにかなる
というバランスで管理するよう心がけています。
私の場合、具体的には
- セキュリティポーチ
- 観光時のショルダーバッグ
- 荷物を積めるバッグパック
の3つの鞄を持って海外旅行に行きます。
貴重品の位置づけとしては
- セキュリティポーチ(クレカ、パスポート、現金)
- 観光時のショルダーバッグ(スマホ、カメラ)
- バッグパック(クレカ、現金、タブレット)
という感じです。
一番利用率が高く、人の目に触れ、自分の身から離しやすい観光時のショルダーバッグは、あくまでダミーと考えていて、最悪無くしてもどうにかなるものしか入れないようにすると考えています。
確かにスマホは大切ですが
- 宿に置いてあるバッグパックの中にサブ機を入れておけば、最悪旅を続けられる(帰国できる)
と考えています。
また現金とクレカは全てセキュリティポーチに入れるのでなく分散させています。
少しだけ宿に置いてあるバックパックの奥底に緊急時用に収納しています。
出かけるときもパスポートは常に自分の身から離さずセキュリティポーチに入れていますが
- パスポートのコピーは宿に置く
ようにしています。
パスポート紛失時に必要になるので、必ずコピーは持っていきましょう。
まとめ|海外旅行でお金(貴重品)を管理する方法
ということで今回の記事では貴重品の管理方法についてまとめてみました。
ポイントとしては
- 現金を大量に持ち歩かない
- クレジットカードを複数枚利用する
- セキュリティポーチを利用する
- 財布を使わない
- 貴重品を分散させる
というものでした。
このパターンで自分の中ではしっくりと来ていて、旅行時にお金の管理面で不安を感じることはほぼ無くなりました。
財布に関しては、人それぞれだと思いますが、あくまで私はこうしているということで宜しければ参考にしてください。
ちなみにクレジットカードに関して「複数枚」としたのは
- 磁器不良で突然使えなくなる
- 利用限度額を超えてしまう
というトラブル対策用です。
また、繰り返しますが
- 海外旅行保険の額を合算させて増やす
と旅行保険の節約になります。
持ちすぎるのもあれですが、自分の管理できる範囲であればたくさん持っておいて損はないと思います。
お金の管理に関しては、人それぞれ拘りもあるかもしれませんから、色々な旅行者の経験談を探してみるのも良いかもしれませんね。
それでは、最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました!
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