ひとり旅に必要なのは「勇気」ではなく**!女1人で30か国旅して気づいたこと
今回の記事では、一人旅に興味があるけれど
- 不安で踏み出せず悩んでいるという人
に向けて、なにかしら参考になる記事を書きたいと思います。
というのも私自身、最初に海外ひとり旅をする前
- めちゃくちゃ不安
- ネガティブなことばかり考える
- 悩んでは諦める
という時期があったんです。
海外留学の経験もなければお金がたくさんあるわけでもない、のんびり系女子大生だった私。
1人で海外旅行なんてハードル高すぎる!
ムリムリ~一生ムリ~!
と勝手に決めつけていたんです。
そんな私ですが、20代のうちにヨーロッパを1人で3周し、東南アジアや中東も含めて計30か国ほどバックパッカーするくらい一人旅好きになりました。
年齢を重ねるって、恐ろしいですね。
ということで今回の記事では、自分の経験を踏まえて
- ひとり旅に必要なのは「勇気」より○○
という話をしたいと思います。
当記事が、海外ひとり旅に行きたくて悩んでる方の参考になれば幸いです。
1、はじめての一人旅に必要なのは○○
最初に結論を言うと、初めての海外ひとり旅に必要なのは
勇気
なんて大それたものではない、と私は思います。
では、必要なものとは何なのか?
それはズバリ
ノリ
あなたに足りないのはノリだけなんです。
そもそもですよ?
旅行って冷静に考えて
- 準備大変
- お金かかる
- 犯罪の危険ある
- 休みとる必要ある
など、かなりデメリットが多い趣味だと思いませんか?
なにか形になるものが手に入るわけでもなく、いわば一時的な気晴らし享楽にすぎず、かつハイリスク。
そんなもののために、何万もしくは何十万、ぽんとお金を出す。
こんなバカげたことを、今まさにたった1人で実行しようかあなたは悩んでいるんです。
いやいやいや…
冷静に考えて
- なかなか踏み出せないのが当たり前
だと思いませんか?
だからこそ「勇気が出ない」なんて高尚な表現は、適切ではないと思います。
今のあなたは
- 冷静だから(諸々のデメリットを考慮すると)一人旅できない
という状態なだけです。
2、不安を消す唯一の方法とは、何か
では、どうしたらいいのか?
簡単です。
どんなことでも当てはまりますが、不安を消す唯一の方法は
行動する
ただこれだけです。
私が最初に
- 一人旅に必要なのは「ノリ」だ
と書いたのも、これが理由です。
ノリで、とりあえず行動してみるんです。
具体的に、例を挙げると
- 航空券の値段を検索する
- ホテルの予約が空いてるか調べる
- 行きたい国のガイドを読む
- 旅行会社に問い合わせる
- 口コミをネットで調べる
- 地図にチェックを付ける
- 旅程を自分なりに立ててみる
こういった「行動」で、頭の中に具体的な情報をどんどん増やしてください。
というと
でも、本当に行けるかわからないし…
なんだかんだで、お金ないし…
航空券とかなんか難しそ…
という気持ちがおそらく芽生えるからこそ
ノリ
本当にひとり旅って勢い1つ、ノリ1つなんですよ。
すこし行動すれば、あとは簡単。
- 不安が具体的な形をもち、対処可能なものに変化
し始めます。
3、ひとり旅の「何」が不安なのか?
何も具体的な行動をとっていない状態で
- ひとり旅の何が怖いのか?
と考えます。
すると、答えは
- 犯罪が怖い
- ぼったくり怖い
- 英語しゃべれない
- 知らない土地こわい
といった類の、大きくて漠然とした対処の方法が見当たらない不安になりますよね。
こんなものに立ち向かうなんて、どんだけ勇気があっても無理です。
でも、仮に
- パリに行く
と決めてみましょう、ノリでパリ。
具体的に旅程を考え、情報を調べたり、旅の計画を具体的にしていけば
- 空港から市内への移動方法が不安
- 地下鉄内のスリが不安
- 飛行機の乗り換えが不安
といった具合に、どんどんと「不安の内容」が明確な形を帯びてきます。
物事の情報が乏しいままだと、不安は勝手にどんどん膨れ上がり、最終的には見えないお化けのようになって、あなたの行く手を遮りますよね。
でも、情報量をふやして
- 「不安」をより具体的にする
だけで1つ1つ対処方法を調べて準備ができ、不安を取り除けます。
なので、もし
- ひとり旅 勇気
- 勇気でない 一人旅
といったワードで検索し、この記事にたどり着いたなら、検索するワード変えましょう。
調べるべきは
- 行きたい場所(国)の旅行情報
です。
同じように一人旅してる人はいないか?
旅費はどれくらい必要か?
治安はいいか?
ツアーは?
疑問点を明確にし、答えを探す。
それだけで不安は、簡単に撃退できます。
4、ひとり旅にはステップがある
とはいうものの
- いくら情報を調べても不安
という人も、中にはいらっしゃるかもしれませんよね。
この場合
- ひとり旅のステップ
を正しく踏めているか?
自分の経験値を明らかに超えるような無理していないか、確認してみるのがおすすめです。
例えば、私の場合
- 国内ひとり旅にハマる
- 海外旅行に友達と行く
- 1人で飛行機に乗る(現地で待ち合わせ)
- 1人で海外旅行に行く
という段階で、少しずつひとり旅に慣れていきました。
海外ひとり旅にいきなり出かける前に、国内ひとり旅に慣れておく。
私は青春18きっぷの列車旅からスタートしました。
友人と海外旅行に出かけ、空港での流れを把握してから、次は1人で出かけてみる。
最初から全部1人で旅程を立てるのが不安なら
- ツアーを活用する
というのも手です。
少しずつ自分を一人旅に慣らすような感覚で、旅行のプランニングをするのがおすすめです。
5、ひとり旅に出かけるときの「一番効果的な方法」
最後にぶっちゃけますが、こんな偉そうなことを書いてる私自身
- とても行動力があるとは言い難い性格
をしてるんです。
- 超面倒くさがり
- 腰が重いタイプ
- 自室にずっと引きこもれる
もともと超インドア派です。
「海外旅行が趣味なんです(キラキラ~)」
みたいな要素は皆無ですし、内気でむっつり万年ユニクロ着てるような芋女ですよ。
ただ
- 旅行を習慣にする簡単なコツ
が、わかってしまっただけなんです。
癖のようにそれを繰り返していくと、知らない間に旅行回数が増えていくんです。
そのコツというのが
とりえあず予約
これです。
これだけです。
繰り返しますが
ノリ
で、とりあえず、予約しちゃうんです。
というか冷静に考えてたら、ぽんと何万もお金出せないですよ、旅行に。
脳内をマヒさせる。
もうすべてノリに身を任せて、決済ボタンクリック。
あ~~~~~やっちまったぜ~~~~~~~~~~って思いながら当日イヤイヤ飛行機乗って、現地行っちゃえば「超楽しい~~~~ウェェェイ~~」ってなってますよ。
これ身も蓋もない話なのですが
- 予約してしまったら旅行に出かけるしかない
んです。
私は気が変わりやすい性格ということもあり、今でも旅行前になると
- やっぱり行きたくない!
と考えて、すごく鬱になることも多いんです。
でも、面倒臭がりで行動力に乏しい性格だらこそ
- 予約したものをキャンセルするのも面倒
なんです。
だから、ノリで予約します。
予約しちゃえば、行くしかないからです。
私がはじめての海外ひとり旅でカンボジアに行った時も
- 往復航空券
- ホテル
だけノリで予約して、飛行機に乗りました。
何も考えてなかった阿呆なので、色々とヤバイことも多くありましたが
行ってしまえば
どうにかするしかない
で!
案外どうにかなります。
6、ひとり旅も、案ずるより産むがやすし
どんなこともそうだと思いますが
- とりあえずやってみたら大したことなかった
という感想を抱くこと、結構ありますよね?
怖いのは
- 最初の1度だけ
です。
1度経験すると免疫がついて、行動の範囲は広がります。
1人旅も同じで1度やってみれば、そのあと「怖い」という感情は薄れていきます。
海外旅行に関しても
- コツさえわかれば国内旅行と同じ
だと気づくはずです。
突然ですが以前、私は何の気なしに
- ものすごい行動力
とGoogleで検索したことがありました。
すると、幾つかの記事がヒットしたんです。
そのなかで気になったのが、あるブログに書かれていたエピソードでした。
先日も写真好きが集まる会で聞いたんですが、ニューヨークの夜景の写真がどうしても撮りたくて、有給休暇をもらい、ニューヨークに行ってきたという話を聞きました。
[…]
私がこの人をすごいと思うのは「行動が早い」ということです。
この人は、ニューヨークの夜景の写真を撮りたいと思ってから2ヵ月後には行動に移し、そして夢は叶いました。
行動したから夢が叶ったのです。
一方で、私はここ数年いつかはニューヨークの夜景の写真を撮りたいとは
思っていましたが、いつかいつかと思いながら、まだ行動には移していません。だから夢は叶っていないのです。
彼と私の違いは行動したかしていないか、そこだけです。
私は、このシンプルな内容の記事に、納得してしまいました。
「いつか」ってすごく便利なんです。
- 「いつか」○○の勉強しよう
- 「いつか」○○の本を読もう
- 「いつか」○○へ行こう
でも、この「いつか」は大抵やって来ません。
今まで生きていて行動力をもった人に出会い、驚くエピソードを聞いたことがあります。
彼らに共通しているのは、まず第一に行動という姿勢です。
そして
- 必用なものは後からどうにかなるだろうという楽天的な思考
当記事でも繰り返した
ノリ
という言葉が軽すぎる、と思う人もいるでしょう。
でもこれは、チャンスを掴むための瞬発力のようなものだと私は思います。
だから
- とにかくやってみよう
でいいんじゃないですか?
「いつか」と保留しても、その「いつか」がやってくる保証ないです。
10年後、5年後、1年後、明日にだって自分がこの世に存在しているのかわからない。
時間やお金といった柵もあるかもしれません。
でも、可能性を探っていけば、案外簡単な抜け道があるかもしれませんよ。
やりたいことは今しかできない。
思い立ったら吉日。
二十代までの人生で、習慣をつくり
三十代までの習慣で、
その後の人生がつくられる
以前なにかの本で読んだ覚えがあります。
- ひとり旅をする勇気
そんな仰々しい言葉で、語る必要はありません。
あるのは「いつか」をやめて「いま」やる、というノリの違いだけ。
案外、簡単に手に入れられるものだと思いませんか?
まとめ|ひとり旅したくても「勇気が出ない」と悩んでる人へ
ということで、今回の記事の結論は
- 大事なのはノリ
ということでした。
具体的には
- 情報を集める
- 不安を明確にし、対策を知る
- 航空券を予約しちゃう
という姿勢が、私としてはおすすめです。
ちなみに私自身、友人と旅行に出かけるのも大好きです。
でも行きたいところにすべて行くには
- 一人で出かけた方が圧倒的に早い
お金がかかることなので、軽く考えることができないという意見もあるかもしれませんが
行きたい場所に「とりあえず」行ってみよう
そんな気楽さをもって、すこしでも旅の不安を打ち消してくだされば幸いです。
ただノリも大切ですが、女性一人なら防犯対策も大事。
旅に関するエッセーなどを読んで気分を盛り上げるのもおすすめです。
当ブログには、私の一人旅の記録や初心者向け旅行記事がたくさんありますので、興味がある方はお立ち寄りくださいね。
(旅に関する質問なども、受け付けています)
それでは最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました!
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