海外旅行の航空券を自分で予約する方法
今回の記事では海外旅行の際の航空券の手配方法をまとめたいと思います。
まず基本として、海外旅行をする前に絶対に揃えておかなければいけないモノが
- 航空券(飛行機のチケット)
- 宿の予約(最低でも初日の宿泊先)
- パスポート
の3つです。
今回はそのうち「航空券(飛行機のチケット)」の手配方法について説明したいと思います。
- 初めて個人手配で旅行をする人
- 外国行きのチケットの取り方がわからない
と不安を感じている人の参考になれば幸いです。
1、まずは航空券を検索する
まずは航空券の手配を行うために、自分の予定に合う便を探します。
利用するのは、格安航空券検索サイトです。
検索サイトは色々ありますが、私の場合は
の3つを好んで利用します。
どのサイトも行き先と日程を入力して検索すると、沢山の航空会社の中から安いチケットやお勧めのチケットを調べてくれます。
スカイスキャナーの特徴
1つ目の「スカイスキャナー」は国内外の航空券比較サイトです。
この検索サイトは、旅行の目的地が決まってない時
- 「すべての場所」で検索
できます。
多くの候補から、どこに行く航空券が安いのかざっくり確認しやすいです。
またカレンダー式で、ざっと安い日時をチェックできるのが◎
ただここは本部がイギリスにある会社で、国内便の網羅性に少し疑問を感じることもあります。
使い勝手が良く、旅好きからも人気の高い検索サイトです。
2、Googleフライト
Googleフライトは、非常にブラウザが見やすいのが魅力です。
「スカイキャスナー」と同じように
- カレンダー式で最安値をチェックできる
だけでなく
- 東南アジア
- ヨーロッパ
といった具合に地域別に、一括で航空券を検索できます。
ヨーロッパ内での飛行機検索に役立ちました。
▲パリから「ヨーロッパ」で片道便を探した画面。
とにかく見やすく、ざっと値段の安い日をチェックできるのが魅力です。
欠点は
- 最安値に信ぴょう性が乏しい
という点です。
検索しやすい分、実はもっと安い航空券がある場合が多々あります。
しかし非常に検索しやすく、使い勝手が良いので、ざっとザッピングする際に大変おすすめです。
▼Googleフライトを利用したヨーロッパ周遊術もまとめてますので、使い方は下の記事でご確認ください。
3、スカイチケット
スカイチケットは、とにかくブラウザ見やすいのが◎
また
- 検索スピードが速い
- 値段表示も丁寧で親切
- 国内・海外どちらも使える
のがいいなと思います。
日本の会社が運営してるのも安心感があります。
以前、多くの検索サイトで同じ場所を検索し、最安値を比較検証したことがあるのですが、ここは常に上位で信頼できると判断しました。
国内から出発する往復券を検索するなら、日本の航空券比較サイトを使った方が網羅率が高い気はしますね。
セールなどもありますので、ちょくちょく検索をかけるのを日課にするのがおすすめです。
4、サプライスもありかも?
もう1つ日本の航空券比較サイトをあげるなら
がおすすめです。
ここはHIS系列の航空券検索サイトで、サポートが良心的です。
3000円OFFクーポンなど割引キャンペーンをしてることがあります。
比較的新しい航空券検索サイトですが、最近サービスが充実してきた印象です。
2、航空券を購入する際に見るべきポイント
次に、航空券を予約するとき見るべきポイントなのですが
- 値段
- 出発・到着時刻
- 乗り換え(回数と所要時間)の有無
の3点は必ずチェックしましょう。
以下、順に確認していきます。
1、値段
まず航空券を検索したら、一番最初に飛び込んでくるのが値段です。
ポイントは
- 出来るだけ早く予約した方が安い
- 予定を1日ズラすと値段が一気に安くなることがある
という点です。
チケットの値段は、変動します。
なるべく早く予約をした方が安く、日にちをずらすと急に安くなることもあります。
なので、旅行の予定はなるべく早めに行い、チケットの予約をするのが◎です。
2、出発・到着時刻
次に確認しておきたいのは、飛行機の出発・到着時刻です。
思わず最安値とチケットに飛びつきたくなると思いますが、必ず落ち着いて時刻を確認してください。
よく見ると
- 早朝や深夜に日本を出発
- 乗り換えで10時間以上待つ
といった罠があります。
女性の場合は、とくに現地に着くのが深夜で移動手段がなくなると大変です。
時間を必ず見て、自分の旅程に一番合いそうなチケットを選びましょう。
3、乗り換え(回数と所要時間)の有無
安い飛行機には理由があり、現地に直行ではなく
- 乗り換え便(別の国の空港で飛行機を乗り換える必要がある)
がほとんどです。
いわゆるトランジットというものです。
長いと10時間の乗り換え時間以上があることもあります。必ず確認をしましょう!
ちなみに
- あえてトランジットが長い便を選び、待ち時間外に出て観光する
というのも1つの手ですよ。
ただ乗り換え時間が中途半端だと外に出る時間はありません。
なので、ずっと空港の無料wifiでネットサーフィンなんてことになりかねません。
空港の中には、トランジット客のためのサービスが豊富なところもあります。
例えば台湾の桃園国際空港は、トランジット客のための休憩所やシャワー室、マッサージ機もありました。
- 乗り換え時間がどれくらいか?
- 自分が飛行機を乗り換える国(空港)はどこか?
見落としがちな点なので、よく確認をしてチケットを購入しましょう。
3、ホテル+航空券のセット割引きもある
先ほど幾つかの航空券検索サイトを紹介しましたが
- 国や都市によって最安値の提示が異なる
と思います。
パリ行きを検索したら「スカイチケット」が一番安かった。
カンボジア行きを検索したら「サプライス」が一番安かったといったことがあるんです。
あくまでそのサイトが全力で検索した中の最安値。
だから複数の検索サイトを利用するのが◎です。
(色々使いすぎると、面倒で嫌になり検索難民にならないように気を付けてください。また、どことは言いませんが、どう考えても検索に信憑性のない検索サイトもあります。注意してください)
同様に
- パッケージツアー
- ホテルとのセット割引
も考慮に入れると良いと思います。
ツアーは高いイメージを持っている方もいるかもしれませんが、実を利用した方が、旅費が安くなることもあります。
(なぜなら航空券検索サイトには出回っていない、ツアー用の安価な航空券を利用して、パッケージにしている+ホテル代も込みだから)
なので
あたりのセット割は、確認して損はないと思います。
私が利用したことがあるのは「エクスペディア」のAIR割です。
- 航空券とホテルをセットで予約するとホテル代が安くなる
というもので、タイのバンコクのかなり高級なホテルに1泊無料で宿泊することができました。
タイミングや場所にもよりますが、うまくAIR割を利用して航空券と宿を手配すれば、節約になるとは思います。
またアメリカの会社なので、日本の大手旅行会社よりも、海外ホテルの網羅率と割引額が非常に高いです。
欠点は、サポート面。
この点は、日本の旅行会社に勝るものはないと思います。
そして検索スピードの遅さ、なので使い勝手は良いとは言えません。
ただホテルの割引はかなり魅力が高いので、一度検索してみるのがおすすめです。
4、予約後~当日の流れ
オンラインで航空券を予約すると、メールを通して電子予約チケットが自分の元に届けられます。
当日の流れは
- 時間内に空港に行く(時間に余裕をもつのが大切)
- 自分が乗る飛行機の航空会社の受付に行く
- 予約チケット(メール)とパスポートを見せる
- チケット(発券したもの)を受けとる
緊急時のために、予約チケットを紙に印刷して持っておくと◎です。
チケットを受け取った後は
- 荷物検査(外した時計などを荷物置き場に忘れないように)
- 出国(パスポートに判子をポン)
くらいでしょうか。
流れに従えば大丈夫です。
必ず自分の乗る飛行機がどの番号のゲートから出発するのかを確認して、乗り遅れないようにゲート付近で待機しましょう。
ちなみに具体的な流れは全て「空港での出国手続きの流れをまとめてみる」という記事にまとめています。
飛行機乗り換え時の注意点なども書いています。
初めて海外旅行に行くから不安だという方は参考にしてくださいね。
まとめ
ということで、今回は海外行きの航空券の取得方法についてまとめてみました。
本記事で紹介した航空券サイトは
の4つです。
そしてパッケージツアーを考慮するなら
の3つでしょう。
これだけの情報を知っていれば、自分で航空券を予約することは余裕でできると思います。
繰り返しますが飛行機のチケットはギリギリでも取れますが
- 予約が早ければ早いほど数万円安くなる
というのが事実です。
もし自分の予定が把握できる状態であれば、早目にチケットを予約することを強くお勧めいたします。
それでは、当記事が皆さんの旅の参考になれば幸いです。
最後まで目を通してくださり、ありがとうございました!