女一人旅の黒川温泉(熊本)*大の温泉好きが4つの日帰り湯に入った感想
今回の記事では、黒川温泉にふらっと一人旅に出たときの記録をまとめたいと思います。
端的に感想をまとめると
大満足
でした!
私は温泉が好きなので恐らく同年代の女性よりも、比較的色々な温泉に足を運んでいる方だと思います。
が
- 黒川温泉は今まで訪れたなかでも良い
と感じました。
かなりおすすめしたい気持ちが強いんですが、特に私と同じように
- 関西圏に住んでいる人
- 女一人旅の旅行地を探してる人
- 温泉の泉質にこだわりが強い人
に「黒川温泉ほんまにええで~」と語って聞かせたいです。
なんせ熊本は、本当に観光地としての満足度が高いですよね!
景色も雄大で、心が癒されます。
そのうえ食事も美味しいです!
そして温泉のクオリティも高いんですから、文句なしですよ!
ということで「黒川温泉、行ってみようかな」と少しでも多くの方に思っていただけれる記事を書ければ、幸いです。
1、熊本から黒川温泉へ移動(アクセス方法)
さて、この時私は飛行機で熊本へひとっ飛び!
夜に到着して、熊本駅周辺のカプセルホテルに宿泊しました。
(ホテルザゲートというところで、清潔で広く、非常に良かったです)
早朝、熊本駅周辺のレンタカー屋さんで車を借りて、黒川温泉へレッツゴー!
熊本は阿蘇周辺をドライブするのが、とても楽しいのでレンタカー利用がおすすめです。
ちなみにレンタカーは「たびらいレンタカー」さんで格安レンタルを検索し、予約しました。
- 丸々2日レンタルして1万円しなかった
と記憶しています。
この検索サイトは公式のレンタカー会社HPから予約するより安くなるので、レンタカーを利用するのであれば、非常におすすめです。
熊本駅からバスで黒川温泉に行く方法
ただ、車を運転できないという方もいると思うので、バスの情報も載せておきます。
実は、熊本駅からバスが出ていて
- 片道2500円
- 所要時間160分
で黒川温泉に行くことができます。宜しければ参考にしてください。
2、黒川温泉は手形式入浴
阿蘇ドライブを楽しんだ後、黒川温泉にたどり付いたのが昼頃。
私は温泉に行けるのが嬉しすぎて、興奮しまくりという感じで、最初の温泉に向かいました。
ここから早速、黒川温泉の魅力その1を紹介させていただきましょう。
それがこちら!
じゃじゃーん ♪
入湯手形が超かわいい
見てください。
熊本のご当地キャラクター「くまもん」が温泉でほっこりしています。
いやぁ、あざといですねぇ。
ちなみに「くまもん」は熊本観光していると、ありとあらゆる場所で出会うことができます。
突然現れるので、常に私の旅をどこかで見張ってる謎のエージェントみたいな感じで、ちょっと怖かったです。
さて、この入湯手形の素晴らしいところは「くまもん」の可愛さだけではないんです。
なんとお値段が1枚
1300円
と激安!
凄くないですか?
1300円で黒川温泉にある、あらゆる宿の日帰り入浴に3回まで足を運ぶことができますよ。
1件400円未満で日帰り入浴なんて、もうここは天国に違いないと眩暈を覚えました。
ちなみに私は黒川温泉で、計4つの湯に浸かってきました。
以下、順番にレポさせていただきます。
ちなみに黒川温泉は沢山の湯があるので
- どの湯を選ぶべきか?
- 3カ所選ぶならどこにするべきか?
悩む人も多いと思うんです。
その点でも、当記事の感想や情報が役立てば幸いです。
3、まずは「黒川荘」へ
まず最初に私が訪れたのは
- 「黒川荘」の日帰り温泉
です。
非常に清潔感のある内装で、女性の方は特に嬉しいと感じる温泉だと思います。
- ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉
で少し茶色く濁っているけれども、入りやすい上品な湯でした。
▲「黒川温泉 旅館 黒川荘 温泉のご案内」の公式HPから引用させていただきました。
手始めに、最初の一件としての満足度は高かったです。
ただ正直、今思い返すとあまり記憶に残っていない湯でもあります(汗)
でも間違いなく良いお湯でした!
4、二件目の「夢龍胆」でがっかり
次に足を運んだのは「夢龍胆」という湯でした。
選んだ理由は、なんか名前が素敵だったからです。
が正直
- 失敗した
と強く感じた湯でした。
まず受付をしている最中、ふっと煙草の臭いを感じて嫌な予感がしました。
でも、今更引き返せないなと思って入浴。
悪い予感は的中です。
入った瞬間「え?」
- 同じ黒川温泉なのに、こんなに違うの?
と愕然としました。
一番最初に入った黒川荘が、すごく良い湯だったんですね。
少し辛口かもしれませんが、黒川温泉に行くなら「夢龍胆」は間違っても選ばない方がいいです。
よほど泉質に拘りがなく、お湯との違いが判らないのであればOKですが…わざわざ黒川温泉に足を運んでいる日本人で、そういった方は少ないと思います。
なんだよ、がっかりだぜ…
という感じで、すぐに浴場からあがってしまいました。
すごくワクワクしていた私のテンションは一気に下降、しょぼしょぼと宿を後にしました。
5、3件目の「湯元荘」で大当たり
手形を見ると、もうあと1件しか残っていません。
次は絶対に外したくないと考えた私は、その場ですぐにGoogle検索しまくりました。
で、1つ「これはすごく信頼できそうだな」と思った情報を見つけたんです。
それがこちら!
レポがとても詳細なので信ぴょう性があるなと思い、1位として紹介されていた「湯元荘」に足を運びました。
これが
大正解♡
もうすっごく良い湯で、メロメロになってしまったんですよ…!
- 露天風呂の大きさはやや小さめ
で、正直最初に入った黒川荘のようなモダンさはないです。
でもとにかく湯がいい!!!
しかも誰もお客さんがいなくて、貸し切り状態の独占入浴。
幸せだ…
生まれてきて幸せだ…
そう思いながら、もうずっと湯の中で溶けてました。
すごく濃厚なのに、くどくなく、スッキリしていて、それでいてまろまろ。
私の語彙力が乏しくて湯の素晴らしさが伝えられなくて悲しいですが、もうずっとこの湯に入っていられるなと思えるくらいに、感動しました。
ここの湯は、超オススメです。
6、4件目の「花みず木」で幸せMAX
「湯元荘」の温泉に大感動した私。
ですがここで、悲しいお知らせが…。
そう、入湯手形を使い果たしてしまったんです。
時間があればもう1枚余裕で購入したいくらいだったのですが、少し離れた場所の宿に車を走らせてチェックインしなくてはならず、時間がありませんでした。
でも私、どうしても気になるお風呂が1件あったんです。
それが
- 旅館「山みず木」
の日帰り温泉です。
ここは非常に人気のある宿で、知名度も高いです。
ただ温泉に関してはレビューが二極化しています。
例えば、先ほど紹介した温泉ソムリエさんは
露天風呂の清潔感が気になる&お湯が熱くて火傷するレベルで入浴の皆さんとアタフタw
温泉分析書は非公開という謎対応で、温泉の扱いは全体的に信用できず・・・
風情があって人気のある宿なので、温泉のクオリティをあげてほしいな。
と書かれていました。
しかし私が数年来、温泉巡りの手引きとしてすごく信頼している「極上温泉、秘湯ランキング(泉質&景観重視) 」さんのサイトでは
管理人評価★4.9(泉質4.4、景色0.5)
ここ良いですね。
泉質は無色透明だが香りと味が濃厚。
析出物もみとめられる。4.4点。
そして景色が大変すばらしい。渓流に臨んだ美しい露天風呂で、初夏の新緑、秋の紅葉が美しい。景色は文句なしの0.5点。
名湯です。ちなみに、耕きちの湯も同じ会社が運営しているそうです。
とあって非常に悩みました。
で、考えた結論は「自分は自分、人は人」
湯の良さは
己の身体で確かめろっ!!!
ということで翌日、再び黒川温泉へ!
いざ「山みず木」の湯へ直行、朝から入浴してきました!!!
この日は予定が詰まっていたので駐車場に車を停めて、走る!
日帰りの旨を受付に伝えて、いざ入浴。
正直そこまで期待はしていなかったんですが…
脱衣所に着いた途端
あ、これはいい♡
と思いました。
何て言うか、雰囲気抜群だったんです。
脱衣所が小屋みたいになっていて、斬新でした。
床暖房が効いていて、ほんのり足元が暖かいのも印象的です。
さっと服を脱いで、ワクワクしながら露天風呂へ。
で、見た瞬間
きゃぁぁぁぁあ♡
と思わず叫びたくなる(というか誰もいなかったので叫んだ)開放感のある露天風呂が広がっており、もうニヤニヤが止まりませんでした!
広い露天に、まろっとしたお湯。
しかも白い湯の花がたくさんゆらゆらと浮いていて、朝の日の光で輝いているように見えました。
いや、もう抜群じゃないか、と!
この宿の日帰り入浴に関して思うのは
- 女性の方が絶対好き
- キュルキュル系の湯ではなく、まろっとした湯が好きな人向け
ですね。
露天風呂の開放感は、本当に素晴らしくて、まさに天国という感じでした。
足を運ぼうか悩みましたが結果的に訪れて本当に良かったです。
特に女性の一人旅でしたら、立ち寄り湯の満足度は高いと思います!
というか絶対に行った方がいいです。
受付になっている小屋もレストランになっていて、可愛かったです。
(少し周囲の湯と離れているので、車が必要にはなるかもしれませんが…)
私は、最後に立ち寄って本当に良かったと思いました。
超おすすめです。
まとめ|女一人旅の黒川温泉の感想
ということで今回は私が黒川温泉で立ち寄った湯の紹介をまとめました。
私が訪れたのは順に
- 黒川荘
- 夢龍胆
- 湯元荘
- 山みず木
の立ち寄り湯でした。
個人的な感想としては、満足度が高かった順に並べ替えると
- 湯元荘
- 山みず木(1位でもよいかも)
- 黒川荘
- (越えられない壁)
- 夢龍胆
という感じでした。
※ただし湯本荘は、本当に「湯」がメインなのでシャンプーやリンスをする場所が乏しく、洗い場として利用するのはお勧めできません。
今回入ることができなかった湯の紹介
ちなみに今回、私が足を運びたかった他の湯も紹介しておきます。
まず入りたかったのが
- 御客屋
というところです。
黒川温泉では唯一の酸性泉があるという情報で、最初から行くつもりだったのですが、残念ながら定休日でした。
もう1つ洞窟風呂があるという
- 新明館
にも立ち寄りましたが、テレビの撮影があるとのことで入浴できませんでした。
ほかには、温泉ソムリエさんが紹介されている
- 山河
- 帆山亭
- こうの湯
- 里の湯 和らく
- 彩もみぢ(月洸樹)
なども候補地として挙げるとよいかもしれませんね。
それぞれの宿の位置関係は?
宿の場所については、今回私が紹介した湯は「山みず木」以外(中心地から約2km離れている)は、全部温泉中心部から徒歩圏内にありました。
(黒川荘までは少し歩いた記憶があります)
こだわりがある人は各宿の場所を検索するために、スマホの地図機能は使えるようにしておくと〇です。
(充電が切れないようにモバイルバッテリーも必須)
駐車場もいくつかありますので、空いている場所に駐車するのがおすすめです。
バスで降りた方は
- 丸鈴橋
に向かって歩けば、食事処や宿があるエリアにたどり着けると思います。
黒川温泉の食事処は?
黒川温泉の中心部は、こじんまりとしています。
が、温泉巡りをしながらちょっとしたものを食べ歩きすることも可能でした。
食事処も一応ありましたが、私が訪れたときは定休日にあたっていて、お目当てのあか牛が食べられませんでした。
数はそれほど多くないので、定休日など事前にチェックしておくとよいと思います。
熊本&黒川温泉ひとり旅のしやすさは?
私の印象では、一人旅だけではなく
- 友人や恋人との入浴も行きやすい
と思いましたよ。
人混みで煩いというわけでもないので、のんびり一人旅にも最適だと思います。
- 田舎でのんびり
- 温泉で満足
- 食事も美味しい
とひとり旅の満足度は100点でした。
泉質は素晴らしいのに、寂れていて客足が遠のいている過疎地も少なくないですが、黒川温泉は若者も足を運びたくなる、人気の高い温泉地だなと思います。
どんどん多くの方に足を運んでほしいと応援したくなる温泉でした。
ちなみに黒川温泉のある熊本は、関西住みならLCCに乗れば安い時は往復1万円くらいで行けますよ。
しかも温泉だけでなく、熊本は絶景だらけです。
▲伊右衛門のCMで有名になった鍋ヶ滝。滝の裏側に行くことができます。
▲大観峰にて。晴天だったら最高だろうなと思いました。夏にもう一度行きたい。
写真好きの方にも超オススメですね。
▲夏に訪れたときの阿蘇は、このような景色でした。
仮に2泊3日の時間があれば、すごく充実した国内旅行できると思います。
しかも関西からはLCCで数千円の距離、意外と安いのでコスパ抜群だと思います。
体力があれば、青春18きっぷで旅するのもおすすめですよ。
私が宿泊した宿の紹介
ちなみに私は車を走らせて「豊礼の湯宿」という宿に素泊まりしました。
(黒川温泉の宿は、値段が高いので…)
ここは黒川温泉から少し離れた「わいた温泉郷」にある湯宿です。
ちなみにこの「豊礼の湯宿」は人生で5本指に入るレベルの温泉でした。
なんていうか、ガチ系ですね。
だって見てください。
湯が真っ青
私は一人で「奇跡の湯だ…」と呟きましたよ、思わず。
宿泊したので、夕方と夜と朝と三回入って心も体も満たされました。
女性客いなさ過ぎてほぼ貸し切りでした。
(ばんざい)
ぶっちゃけ、訪れた中で
ここの湯が一番良かった
誤解が無いように強調しておくと、黒川温泉も素晴らしく良かったんです!
が、この湯は本当に素晴らしかったんですよね…
※ただしここは「湯」が主役の温泉なので、シャンプーやリンスをする場所が乏しいです。気になる女性は、予め詳細を知っておくのがおすすめです。
素泊まりで1泊5000円未満でした。
近場の黒川温泉に埋もれてあまり知られていないみたいなので、温泉好きの方は要チェックですよ。
黒川温泉に宿泊希望の人は?
私はどうしても「豊礼の湯宿」に行きたいと考えていたので、黒川温泉の宿泊は控えさせていただきました。
ただ黒川温泉は
- 一人用のこじんまりした客室がある宿
が比較的多く、1名様でも宿泊しやすい温泉地だと思います。
黒川温泉の公式HPに素泊まり宿の安いプラン紹介もあるので参考にしてください。
恋人や家族と宿泊する場合は「
ハイグレードな宿を割引価格で選べると思います。
ちなみに「
それでは、当記事が何かしら訪問者の参考になれば幸いです。
最後まで記事を読んで下さり、有難うございました!
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