海外旅行用メインバッグの選び方|容量・形・サブバッグとの違いは?
今回の記事では
- 海外旅行で利用するメインバッグの選び方
について記事をまとめたいと思います。
というのも当ブログを読んでくださっている読者の方から、以下のような質問をいただきました。
バックパックでもヨーロッパや遠めの国に行くときは機内には持って入らず預け荷物ですよね?
お土産などはあまり買わないのでしょうか?
ちなみに私の場合、海外旅行では
- メインバッグ(45ℓのバックパック)
を利用して、機内にすべての荷物を持ち込むようにしています。
ただ確かに
- バックパック1つじゃ荷物が入らない
- 預け荷物も利用した方がいいのでは
- スーツケース利用はどうなんだろう
といった具合に、メインバッグの選び方について悩む人も多いのでは…と質問を受けて考えさせられるものがありました。
ということで以下、メインバッグの選び方や容量について少しまとめてみたいと思います。
当記事がこれから海外旅行に出かける人の参考になれば幸いです。
1、メインバッグの種類は大きく3種類
主に、海外旅行に出かける人のメインバッグとして挙げられるのは
- バックパック
- スーツケース
- キャリーバッグ(スイッチバッグ)
の3種類です。
それぞれの形に利点と欠点がありますので、以下順番に見ていきましょう。
バックパック(リュックサック)の特徴
まず、私が愛用するバックパックの特徴です。
大きな利点としては
- 階段や坂道で動きやすい
- どんな場所でも持ち込める
- 電車やバスなどの移動で楽
といった点が挙げられます。
1回の旅行で複数の国や都市を移動するときはバックパック移動だと、非常にスムーズに行動でき、荷物の管理も楽なことが多いです。
欠点としては
- 体力が奪われる
- セキュリティ(防犯)
の2点でしょう。
特に体力に乏しい女性の場合は、重すぎるバックパックを背負って旅をするのは自殺行為になるので絶対に無理しないように気を付けてください。
またセキュリティに関しても、ワイヤーロックを愛用し、盗難に遭わないように細心の注意を払うことが必要になるでしょう。
スーツケースの利点
バックパックと同じくらい人気が高いのがスーツケースです。
スーツケースの利点は
- 転がすので体力は奪われない
- 重い荷物も運べる
- 鍵付き
という点です。
仮に巨大な岩がスーツケースの中に入っていても、転がして運ぶことができます。
体力的にも負担は軽いと思います。
また、きちんと鍵(TSAロック)付きのスーツケースを選べば、防犯対策も手軽にできます。
バックパックより見た目がオシャレで、クールな感じもしますよね。
スーツケースの欠点は
- 坂道、砂利道、階段での移動
- 持ち上げる動作がしんどい
という点です。
旅行をしていると、坂道や階段は頻繁に登場します。
その度にエレベータを探して遠回りしたり、気合をいれて階段や坂道を上ったりと負担も大きいです。
また地味な欠点として、ロッカーなどに荷物を収納する際に
- バックパックは変形する
- スーツケースは変形しない
という違いがあるので、押し込んで狭い場所に収納することもできないんです。
なので狭いゲストハウスのドミトリーで、置き場所に困ることもバックパックより多いと思います。
3wayキャリーバッグ(スイッチバッグ)
3wayキャリーバッグ(スイッチバッグ)というのは
- スーツケースとバックパックどっちにもなれちゃう
というバッグです。
ころころ転がすキャスナーと、背負うために必要な肩ベルト両方が付いています。
- 転がす
- 背負う
- 手に持つ
この3WAYで使用できる、いわば万能バッグとして魅力的なメインバッグになります。
長所は当然
- バッグパックとスーツケースの長所
どちらも全部持っているということですね。
(なんて素晴らしいバッグなんだ…!)
と思われた方もいるかもしれませんが、残念なことにこの手のキャリーバッグは
重い
という欠点があります。
スーツケースとして機能するもの(重さは約3kg)を背負うわけですから、当然普通のバックパックより背負う負担は大きいです。
この点から女性よりも、やはり男性の方が扱いやすい類のバッグなのではないでしょうか。
2、自分の旅行スタイルにあったメインバッグを選ぼう
以上をまとめると
- 移動が多い旅:バックパック
- 移動が少ない旅:スーツケース
- その中間:スイッチバッグ
という具合になるでしょう。
どのバッグが一番良いかという点に関しては個人の好みもあると思いますので、自分にとって一番負担が軽いものを選ぶのが正解だと思います。
3、メインバッグとサブバッグの中に入れるものは?
メインバッグの中には
- 衣類
- PCや充電器など
- 生活用品
など、旅行にもっていく大部分のものを収納することになるでしょう。
※具体的な旅行の持ち物に関しては、下記事を参考にしてください。
自分に必要なものを過不足なくいれられるバッグを選ぶのがポイントになるかと思います。
サブバッグの中には何を入れるの?
(あくまで私の場合)旅行のサブバッグは
- セキュリティポーチ
- ショルダーバッグ(サコッシュ)
の2つだけです。
セキュリティポーチには
- パスポート
- 現金(利用する分)
- クレジットカード
- デビットカード
- ボールペン
などをいれています。
サブバッグの中には
- カメラ
- 充電器とコード
- WiFiルーター
などを入れて、観光中のパンフレットなども収納していきます。
※サブバッグにショルダーバッグ(サコッシュ)を好んで使用している理由については、下記事に詳しくまとめているので参考にしてください。
スマホに関してはサブバッグに入れることが多いですが、盗難・紛失の心配もあるので最近は首掛けようのストラップを購入しようか悩んでいます。
4、メインバッグの容量は?
メインバッグの容量に関しては
- 40ℓ前後
がおすすめです。
バックパックに関しては、やはり重すぎると体力がもたないので、どんなに重くても50ℓ未満の方が良いのではと思います。
(あくまで女性目線ではありますが)
スーツケースに関しても40ℓなら、ギリギリ機内持ち込みできるサイズのものがあるはずです。
5、機内持ち込みできるメインバッグの大きさは?
飛行機内への荷物の持ち込みに関してメモしておくと
- 国際線は三辺合計が115cm以内であればOK
- 重さ7〜20kg以内(会社による)
とされています。
※国内線やLCCだと、規定が厳しくなることがあるので、注意しましょう。
また、持ち込み手荷物のほかに
- 身の回り品をつめたバッグ
も飛行機内に持ち込むことができます。
身の回り品をつめた手荷物に関しては、意外と大きいものも許されるので
- 原則手荷物2つまで
機内持ち込みOKと考えるとわかりやすいと思います。
私の場合は、空港で一気にバラマキ用のお土産を購入し、その袋の中にサブバッグも詰めてしまい
- メインバッグ(バックパック)
- 土産一式(+サブバッグ)
という感じで、帰国しています。
※ただし航空会社によって大きく異なりますし、海外では身の回り品をつめたサブバッグの大きさを制限しているLCCもあるのでご注意ください。
6、預け荷物に制限はあるのか?
預け荷物の場合
- 全日空(ANA):三辺158cm以内
- 日本航空(JAL):三辺203cm以内
となっています。
また重さに関しても
- 23kg以下
- 2個まで無料
と決められており、超過すると料金が発生します。
こういった点も、自分が利用する航空会社によって異なるので公式HPなどを必ずチェックしましょう。
ちなみに私はロストバゲージが怖いのと、飛行機を出た後すぐに行動したいので預け荷物は利用していません。
ただ私の友人は
- 機内(バックパック)
- 預け(小さめスーツケース)
という両刀遣いで旅行していました。
旅行を繰り返しながら、自分のスタイルにぴったりハマるバッグ選びをするとよいと思います。
7、メインバッグはどこで購入する?
メインバッグの購入について、あくまで私の場合は
Amazon
で済ましてしまっています。
店舗に行って、自分のあったものを選ぼうとしたこともあるのですが
- 荷物が詰まってない状態だとよくわからん
と感じて、放棄してしまいました。
Amazonは、バッグ類の品ぞろえがとても豊富です。
自分が気にいったブランドのものや、買いやすい値段の商品を購入すれば大丈夫だと思います。
スーツケースの場合は
- レンタル利用する
のも個人的にはおすすめです。
特に私のような一人暮らしだと、部屋に置き場所がなく、旅行後に処分に困ることも多いです。
最近ではシェアカーが流行っているように、旅行用品(スーツケース、カメラ、GoProなど)も多くレンタルされています。
上手にレンタルサービスを利用することで、旅の費用を節約することもできるかもしれません。
まとめ|海外旅行で利用するメインバッグの選び方
ということで今回の記事では
- 海外旅行のメインバッグの選び方
についてまとめてみました。
内容としては
- バックパック
- スーツケース
- 3wayキャリーケース
の3種類の長所と欠点をまとめたうえで、メインバッグやサブバッグの役割について自分なりの利用法を記載しました。
容量に関しては
- 40ℓ前後
を目安にするとわかりやすいでしょう。
また荷物の持ち込み制限に関しては、自分が利用する航空会社の公式HPを必ずご確認ください。
それでは最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました!
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