バイクに乗る女性が知っておきたい*服装の選び方・注意点【初心者向け】
今回の記事では、初心者女性ライダー向けに
- バイク乗車時の服装
について記事を書きたいと思います。
男性向けの情報は多い一方
- 女性のバイク乗車時の服装
に関する情報が乏しく、悩んでいる女性も多いと思います。
私自身も最初はかなり悩んだので
- 安全性
- ファッション性
この2つのバランスを保ちながら楽しくバイクに乗れるようなおすすめの服装選びについてまとめてみました。
ぜひ、参考にしてください。
1. ジャケットは季節で使い分ける
まずバイク用のジャケットを購入する際は
- 夏
- 春秋冬
と季節ごとに最低2枚のジャケットを使い分けるのがおすすめです。
というのも
- 夏のツーリング
は滅茶苦茶に暑いので、熱中症対策のためにも通気性良いものをおすすめします。
一方で、寒い季節は
- 風
がバシバシ体に当たるので防寒対策をしていないと凍えてしまいます。
寒さで体がこわばり、事故の危険を招くこともあると思いますので、暖かい服装が必要です。
私の場合も
- 夏用
- 春秋用
の2枚のジャケットを購入して使用していました。
どうしても服装にお金をかけたくない人は、夏用のプロテクター入りジャケットを1枚購入し
- 上から防寒着を羽織る
という重ね着スタイルにするのも一案だと思います。
2. 夏におすすめの服装は?
夏におすすめなバイク女子の服装は
- メッシュジャケット
です。
通気性が非常に良く、走っていると体にさわやかな風が当たって涼しいです。
かなり快適ですし
- 夏のツーリング
がとても楽しくなるので、ぜひ1枚所有しておくことをおすすめします。
私が使用しているのは、こちらのロッソスタイルラボ(白色メッシュジャケット)です。
中の布地が淡いブルーになっています。
メッシュなので暑さを感じにくく、夏のツーリングには最適でした。
袖口にチャックが付いているので、体が汗でべた付いても脱ぎやすかったです。
実際に羽織ってみるとこんな感じ。
かなりシンプルで野暮ったさもなく、デザインも気に入りました。
熱を吸収しやすい黒よりも、白系のジャケットを選んだ方が楽だと思います。
夏用のメッシュジャケットを羽織ったうえで
- 速乾性
- 吸汗性
の服や下着を着用すると便利です。
真夏は(特に信号停止時など)びっくりするくらいに汗をかきますので、ツーリングの持ち物として
も1枚持っていくと良いですよ。
熱中症・ふらつきが事故の原因にならないように水分補給をしっかりと行いましょう。
3. 春秋におすすめの服装は?
ツーリングのベストシーズンといえば、春と秋です。
バイク女子向けに
- おしゃれなジャケット
も多くあるので、ぜひ好きなものを1枚購入するのをおすすめします。
私はこちらのロッソスタイルラボのフェイクレザージャケットを購入しました。
中の布地が赤でオシャレだったのが購入の決め手です。
裏にロゴなども一切ありません。
実際に羽織ってみるとこんな感じです。
パット見ると普通のジャケットと変わらないので、街歩きしやすかったです。
費用に余裕があるのならばフェイクではなく
- 本革
のジャケットを使用した方が安全面・耐久性に優れていると思います。
※女性用のジャケットやメーカーに関してはこちらの記事にまとめているので参考にしてください。
また、バイク用の靴(ライディングシューズ)に関しても
- 革製のブーツ
などを揃えると、かなりおしゃれな装いになると思います。
バイク用のライディングシューズは、乗車時の負担を軽くするための必需品です。
おすすめのレディース用ライディングシューズはこちらの記事に紹介しているので、よろしければ参考にしてください。
4. 冬におすすめの服装は?
ハッキリ言って、冬のツーリングは
- 全くおすすめしない
です。
滅茶苦茶に寒くてバイクを楽しめないですし、体がこわばって事故を誘発しそうになります。
普段使っている
- あたたかい防寒着
をライディング用のジャケットの上に羽織ると良いと思います。
当然ですが、長すぎる
- マフラー
- コート(紐・ベルト類)
をダランと下に伸ばしていると、タイヤに巻き込まれて事故の原因になります。
この点、必ず意識して乗車しましょう。
首元の防寒は危険性のあるマフラーではなく、ネックウォーマーを使うのが賢いと思います。
また、手元が凍えて操作しにくいです。
しかし、手袋は厚みがあってハンドル操作をしにくいので
- ハンドルカバー
を1つ購入すると良いと思います。
冬の運転はできるだけ避けて、特に初心者ライダーさんは無理をしないよう気を付けてください。
5. パンツは革製もしくはジーンズ
ジャケットではなく、パンツに関しては
- できるだけ丈夫な生地
で作られているものを履きましょう。
最低でも
- ジーンズ
かなと思います。
この点、私はバイクを購入したばかりの時に転倒してしまい、大変反省しました。
適当なパンツを履いていたため
- 布はビリビリ
- 膝はずる剥け
の状態で一歩間違えていれば、大惨事だったと思います。
カードレールに20kmも出さないくらいの速度で
- 少しこすっただけ
でビリビリに破けたので、普通のズボンは絶対に履かないほうがいいと思います。
初心者ライダーの場合は
- 膝プロテクター
は購入しておいた方が無難だと思います。
もし予算に余裕があれば、本革のレザーパンツを購入して愛用するのも良いと思います。
6. 靴下はロングタイプ
教習所で注意を受けた方も多いと思いますが
- 靴下
は必ず踝(くるぶし)まで隠れる長いものを選ぶようにしましょう。
ツーリング中に汗をかくことも多いので
- 抗菌防臭
- 吸汗速乾
のものを選ぶと良いと思います。
布地が長ければ長いほど、いざ転倒したときのケガを防ぐことができます。
また、足元はバイクの熱を感じやすい部分なので夏でも靴下をきちんと履いてる方が快適なはずです。
寒い季節は、防寒にもつながります。
間違っても、踝が出ているような短いものを選ばないように注意してください。
7. ヘルメットはフルフェイス
ヘルメットに関しては
- フルフェイス一択
だと私は考えています。
購入時はかなり悩みましたが、結果として本当に良い選択だったと思っています。
- アライ
- ショウエイ
どちらかのヘルメットを使えば、まず失敗しないです。
フルフェイスは
- 重い
- 暑い
- 視界が狭い
といった誤解をしてる人もいるかもしれませんが、乗車時はむしろ風の抵抗を全く受けずに済むので
- 軽い
- 快適
- 視界は良好
で、めちゃくちゃ快適です。
おしゃれでカワイイヘルメットを使いたいという方もいるかもしれませんが、事故でアゴが砕けたらオシャレも何もないです。
値段が高いと思う人もいるかもしれませんが、保険代と考えたら超安いです。
この点は、こちらの女性用ヘルメットに関する記事で警告しているので参考にしてください。
前髪直しに帽子を1つ
ヘルメットを脱いだ後に
- 髪の乱れ
を気にする女性も多いと思います。
おすすめは帽子(キャップ)を1つ持っていき、ヘルメットを脱いだらすぐに被ることです。
これだけで前髪も隠せますし、お洒落できます。
カジュアルなバイクジャケットにあう帽子を選ぶと、良いと思います。
チークパッドを洗えるタイプがおすすめ
フルフェイスを被っていても、空間があるため
- 眉
- 目元
- 鼻
- 口元
の化粧は可能です。
ただ夏の場合は特に、汗でドロドロになる可能性が高いです。
どうしても頬に化粧をしたい女性には
- チークパッド
が取り外して、洗濯できるものが良いと思います。
が、肌荒れの原因になるので過度な化粧は控えた方が良いと思います。
8. バイクグローブはデザイン×機能性
レディース用のバイクグローブは
- 機能性
を考慮しつつ、好きなデザインを選ぶと良いと思います。
私はバイクグローブは
- 汚れやすい
と教習時に感じたので、黒色のものを1つ選びました。
とにかく夏は
- 汗でベトベト
になりやすいので、メッシュタイプで洗えるものの方が利便性高いと思います。
値段も安く、汚れたら買い替えるのもアリです。
スマホ操作が可能なものを選んだ方が、マップ操作がしやすくて便利ですよ。
お洒落に拘りがある人は
- 春秋
- 汗をかかない季節
に限定して、気に入ったものを購入しておくのも良いと思います。
女性用のおすすめバイクグローブはこちらの記事にまとめているので、参考にしてください。
まとめ|バイクに乗る女性におすすめの服装
ということで今回の記事では、初心者女性ライダー向けに
- おすすめの服装
をまとめてみました。
服装コーディネートに関しては、バイクの色を考慮しつつ自分のテーマカラーのようなものを決めると良いかもしれません。
注意喚起として強調しておきますが、自分の身を守るためにも
- 半そで
- 短パン
- ミニスカート
といった肌の露出している服装では、絶対にバイクに乗らないようにしてください。
見た目のオシャレも大切かもしれませんが
- 安全性
- 機能性
を最優先してバイクを楽しんだ方が、結果的にカッコいいと思います。
靴に関しても
- ライディングシューズ
を利用するだけでシフトチェンジが快適になります。
ちなみに私はこちらのシューズを愛用しています(機能性重視の方にオススメ)
レディース用のライディングシューズもまとめているので、参考にしてください。
それでは最後まで記事を読んでくださり、有難うございました!
女性用バイク用品の記事
プロテクターに関しては、かなり真面目にコチラの記事に重要性をまとめています。
実際に私も乗り始めてすぐにガードレールに左足を引っ掛けてケガをしました。そのときの写真も含めて、実際の事故事例なども参考にしてください。
レディース用のジャケット探しにもかなり苦労したので、情報をまとめました。
意外とおしゃれなウエアもありますので「ダサいコミネに躊躇っている」という女性の方は参考にしてください。
またヘルメットは絶対にフルフェイスを推薦します。
注意喚起も兼ねて、コチラの記事に詳しくまとめているのでよろしければ参考にしてください。
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