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The Cat's Pajamas

旅と読書をこよなく愛する平成育ちの猫好きです。自分の好きなことだけをのんびりぽつぽつ紡いでいく趣味ブログを目指しています。

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女一人旅のカンボジア*シェムリアップに個人手配旅行で6泊7日してみた感想

シェムリアップの遺跡を巡り続けた1週間

初めての個人手配海外旅行+女性ひとり旅の舞台として、私が選んだのはカンボジアのシェムリアップでした。

その後、タイにも台湾にも一人で訪れましたが、やはり一番最初のカンボジア旅行が一番印象深く、思い出深い旅になったと振り返っています。

ということで、今回の記事ではカンボジア旅行を決行した感想をまとめていきたいと思います。これからカンボジアのシェムリアップに観光に行きたいと考えている方をはじめ、個人手配で旅程を考えている方、さらに女性一人で旅に出ようとしている方の参考になれば、幸いです。

1、シェムリアップの遺跡巡りは体力勝負

カンボジアといえば、何があるか。そう、アンコールワットです!

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ドドーーーン!!!

私はこのアンコールワットを見るために、旅行先をカンボジアを選びました。

というのも以前カンボジアに旅行に行ったという友人が

「カンボジアは絶対に若い時に行った方がいい!!!めっちゃ歩くから!!!

と断言していたからです。

その言葉に後を押されて、今回選んだカンボジア旅。

思った以上に遺跡巡りは足腰を使うことがよくわかりました。ツアーで一緒になった男性(50代)のグループは、一日の後半になると皆もうゼイゼイと息を切らし

「ごめん、俺もう、下で待ってる(汗まみれ)」

と言い放ち、遺跡に登らず、車で待機しているほどでした。

旅は、自分の年齢やタイミングによって、その様相を大きく変えるものだと私は思います。そしてカンボジアという国は、できるだけ若いころに訪れた方が体力的に、多くのものを見て回れるのではないかと思いました。

カンボジア旅行の服装について

ちなみにカンボジア旅行は、必ず履きなれたスニーカーで来ること、楽な服装を用意することが鉄則です。それから猛暑対策に帽子をもっていくと便利です(私は100均で前日に買ったキャップを被っていました)。

暑さの中で犬が死んだように昼寝していました。

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それからウェットティッシュがあると、物凄く便利です。砂埃が凄いですからね!

熱中症には十分注意して、旅行を楽しんでくださいね。

2、アンコール遺跡群のチケットは「3日間パス」がベスト

私はシェムリアップに一週間、のんびりと滞在しました。

不安だった初日に参加したツアーで、そのことを周りの人に伝えると

「一週間此処にいるの!!!?何するの!????」

と驚かれたものです。

その中には仕事の都合で一日だけカンボジアに滞在し、翌朝にはベトナムへ飛ぶという会社員の方もいらっしゃいました。

仕事のこともあるかとも思いますが、このとき私はまだ学生でしたし、個人的に、シェムリアップは最低でも3日は費やした方が、遺跡巡りを楽しめると思いました。

アンコールワットを見るために必要なチケットは、日にちを1日(20ドル)、3日(40ドル)、1週間(60ドル)と選ぶことができます

私は滞在が長いので3日と1週間で悩みました。

でも最終的に3日を選んでよかったと思いました。

私はこのパスを

  • 1度目(アンコールワット朝日、アンコールトム、アンコールワット昼、タプローム、プノンバケン)
  • 2度目(バンテアイ・スレイ、アンコール遺跡群の大回りコース)
  • 3度目(1度目に見れなかったアンコールワットの小回りコース、ロリュオス遺跡群)

という流れで消化し、パスで見ることのできる代表的な遺跡群を巡りました。ちなみに3日パスは、1週間のうち好きな3日でチケットを使うことができるので、その間にマッサージで休憩をはさんだり、遠方の遺跡群を見に行く日をつくると旅に余裕が出ます。

個人的に一番満足度が低かったのが、初日の有名な遺跡だけをまわったコースでした。

アンコールワットやアンコールトムは観光客だらけで、ディズニーランドに近い人ごみの中を歩かなくてはいけません。

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完全におしくらまんじゅう状態でした。

下の写真もよく見ると、実はものすごくたくさんの観光客が遺跡の周りを囲っていますよね。

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とにかく有名な遺跡(アンコールワット、アンコールトムなど)はアジア系の観光客の写真撮影用のセットのような扱いで、至る所に人がいるというイメージでした。

ちなみに初日に一緒にツアー参加していた方は、次の日ホーチンミンに行くということで、有名な遺跡群だけを見てカンボジアを離れていきました。

しかし私は次の日見たベンメリアの迫力が素晴らしく「これを見るのと見ないとでは、カンボジアの印象が変わるだろうな」と個人的には思いました。

人ごみを嫌いではないという方は良いのですが、遺跡をのんびりと人気のない処で探検するように味わいたいという場合は、絶対にアンコールワット、アンコールトムなどの有名な遺跡だけでなく、その他の遺跡群にも足を運んでみてください

あまりガイドブックに載っていないような周辺の遺跡の方が、個人的には数倍印象に残りました

3、おすすめは遠隔地の遺跡

私はアンコール遺跡群のほかにも、ラピュタのモデルになったといわれるベンメリアや、タイとの国境付近にある世界遺産プレアヴィヒア寺院などを見に行きました。

そのなかで私が一番気に入ったのは「ベンメリア遺跡」。

写真では伝わらない圧倒的迫力で、感動しました。

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この朽ち果てた感じが最高ですね。

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世界遺産プレアヴィヒア寺院も良かったです。

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道のりもなかなか見ることができない風景ばかりで、新鮮でした。

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ちなみにここは周りに地雷が未だ埋められているシェムリアップから離れた場所にある遺跡ですので、これはVELTRAというオプショナルツアーを利用しました。

*オプショナルツアーに関しては、以下の記事を参考にしてください。

海外一人旅初心者は必見*おすすめのオプショナルツアーの上手な使い方 - The Cat's Pajamas

高所恐怖症のわたしですが、あまりに高すぎて下が見えず、逆に景色を悠然と眺めることができました。

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ちなみにロープが張ってありますが、ガイドさんがこのロープをがくがくと揺らしながら「コレ、イミナイカラネ、キヲツケテネ」と笑っていて愕然としました。

4、移動手段は「トゥクトゥク」一択

もう一つ大切なのは、シェムリアップでの移動手段です。

シェムリアップは交通ルールがあるようでないような場所です。

すごいですよ~!

二人乗り三人乗りのノーヘルのバイクがびゅんびゅんと走っています。

その後ろに乗せてもらえるサービスもあるのですが、個人的には全くお勧めできません(安全の保障がなさすぎます)。

自転車の貸し出しサービスなどもあると思いますが、炎天下のシェムリアップでアンコール遺跡を見るために自転車に乗るのは無謀です。最初は節約と思っても、効率の悪さに後から気づくということになるので、最初からトゥクトゥクという乗り物に乗ることをお勧めします。

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▲トゥクトゥクから撮影した写真。一人旅だったので、貸し切りで一日悠然と遺跡を回ることができました。ツアー参加より、こちらの方が楽しく快適でした。

トゥクトゥクは吹き抜けなので、風通しが良く、とても気持ちがよいです。

気分は王侯貴族という感じでした♡(安上がりだなおい)。

一人旅だと貸し切りで乗ることができるので気が楽です。

ちなみにお金の交渉など面倒くさいことを避けるために、私はAgodaというサイトで見つけた「v&a ヴィラ」というゲストハウス専属のトゥクトゥクさんにお願いしていました。このトゥクトゥクさんには1週間お世話になり、ずっと同じ人だったということも安心感につながったと考えています。

一人旅の醍醐味はやはりゲストハウス宿泊にあると思います。

一泊2000円ほどで個室鍵付き。

トゥクトゥクさんもお安く、食事もおいしく、選んでよかったなと思いました。宜しければ参考にしてください。

5、気になるシェムリアップの治安、食事など

個人的にシェムリアップの治安は、それほど悪くないと思いました。

観光地ですので、常に周りには観光目的の外国人がいるので、安心感もあります。

食事も思っていたより美味しかったです。

フィリピンの留学先の食事があまりにまずかったことから免疫が付いたというのもあると思います。フルーツは常に美味しく、キャロットジュースなども信じられないくらいに美味しくて、大満足でした。ココナッツジュースもとても美容によさそうです。

ただタイにいったことがあるという旅行者は、みな口々にタイの料理の美味しさを語っていました。あまり期待はせず、けれども悲観視することなく、カンボジアは料理を食べることができるというのが、個人的な印象です。

ただカンボジアは発展途上国です。

やはり日本では考えられないような光景がたくさんあります。

交通ルールはあるようでなく、市場の肉にはハエがたかっていて、もはや何があってもおかしくないのかもしれないという危機感は、常に持つ必要があると感じました。

でも、こういうカルチャーショックがあるから旅は面白いんですよね。

このあとタイや台湾にも訪れました。

でも、なんだかあまりしっくりきませんでした。治安はずっと安全ですし、旅も快適でしたが、脳天を撃ち抜くような新しさというものを、カンボジア以上に味わうことがなかったです。

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時間はたっぷりあったので、朝日を見ながらフランス人にヨガを習ったり、スパでくつろいだり、地雷博物館にいって顔をしかめたり、といろんなことをしました。

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やはり安全というものを求めてしまいますが、日本より安全な国なんて、そうあるものではありません。

旅に出ると決めてしまったのであれば、思いっきり違った景色を探しに遠出するというのもアリなのかなと、この旅行を通じて感じることができました。

6、カンボジア旅行に持っていきたいもの

私は荷物をたくさん持つのが嫌いなので、25リットルくらいの小さなリュックに7日分の荷物を詰めてカンボジアに行きました。

あらゆる人に

「え!!!?一週間で荷物それだけ!?」と声をかけられました。

でも、そんなに荷物って要らないですよ。

旅行に必ずいるのは

  • 下着
  • 着替え
  • 携帯の充電器
  • パスポート
  • 旅券やパスポートのコピー
  • コンタクトケースと液(視力の良い人がうらやましい)

くらいだと思います。

暖かいところへ行くときは着替えが嵩張らないので、荷物が軽くなって便利です。ただその少ない荷物の中でも、これはカンボジアにもっていってよかったというものをまとめておきます。

★帽子

思ったよりも暑かったので、熱中症対策に持って行ってよかったです。女性の一人旅で治安が不安という方は、スポーツキャップをかぶり、髪を隠すとよいと思います。

男性に間違えられるような格好をするというのも、防犯の一つです。

宗教上の理由で肌を露出できない場所も多くありましたので、華美な格好は慎みましょう。

★胃薬

胃薬をもっていくと安心感があります。おなかを壊すことは一度もありませんでしたが、なんかおかしいなと思ったときにすぐに飲める薬をもっていくとよいと思います。

★上着(軽めのカーディガン)

確かに猛暑ではあるのですが、だからといって半袖ばかりを持っていくと苦労する場面もあると思います。直射日光を避けるためのカーディガンがあると、便利です。

★ウェットティッシュ

必需品です。

遺跡を巡っていると手に土埃がつくので、食事の際に必要になります(もちろん日本のように無料でウェットティッシュが渡されるなんてことはありません)。どのような場所で食事を食べることになるのかわかりませんので、必ず100均で購入しておきましょう。

★マスク

もっていった方が絶対に良いです

トゥクトゥクに乗るとき、風が真正面から当たるので、これがないと苦しくなります。同様にサングラスをもっていくと、完全ガードが可能です。また外のにおいを防ぐのにも使用できます。

★スリッパ

宿泊先の状況によりますが、私はゲストハウスでの宿泊でしたので、大変役に立ちました。これがないとお風呂上りに汚いスニーカーを履いて、食堂に行くところでした。高価なものではなく、100均で折り畳みのものを買って持参するとよいかもしれません。

★長ズボン

寺院を巡る際に、露出度の高い服装は禁止されています。半ズボンやスカートではなく、きちんと丈のあるズボンを2着以上もっていくことをおすすめします。

海外旅行保険は加入した方がいい?

ちなみに海外旅行保険は加入した方がいいと感じました。

まずカンボジアは交通ルールがあるようでないような場所です。

ツアーのバスは信じられないようなものすっごい勢いで道を走っていきます。5日目になると慣れてきて一人で自転車でマーケットに訪れたりしましたが、まあよくやったもんだなあと自分で思います。

ただアジア圏内の旅行であれば、クレジットカード付帯の海外保険でもいいのではないかと最近では甘んじています(台湾旅行ではカードのみで加入しませんでした)。

まとめ、個人手配のひとり旅の面白さとは?

カンボジア旅行の後悔は二つだけ。

1つは、コケー遺跡群を見ることができなかったということ。

これからカンボジアに行くという方がうらやましいですね。

2つめは、カメラをもっていかなかったこと。

写真をすべてiPhoneで撮影したのですが、これがすっごく悔やまれます。それから旅行のために一眼レフ相当のコンデジを買ったのですが、もっと早く購入しておけばよかったなあという思いでいっぱいです。

あとはカンボジアだけでなく、周辺のタイやバンコクとセットにして旅行したいとも思いましたね。

ちなみにカンボジア行きの航空券は比較的安いので、学生旅行にはぴったりです。卒業旅行の時期(3月)がカンボジアの観光ベストシーズンというのも魅力的で、おすすめです。

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また最後に繰り返しますが、この旅行は本当に自分にとって意味のあるものになりました。

ガイドブックを一冊も持たず、勢いだけで航空券を買い、少ない荷物で飛んだ一人旅。でもどうにかなるものだなとも思いました。

旅には色々なスタイルがあると思います。

一人だと寂しいという方もいると思いますし、頼れる相手がいないと怖い部分もあります。

でも一人旅には一人旅の良さもあります。

旅の計画を考えるのが好きな人。

ドキドキするのも含めて旅の面白さと思える人。

もともと一人で国内旅行をするのが好きという方は、迷う必要ないともいます。

私はこの旅で自信をつけることができ、行きたいと思う国が一気に増えました。

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余談ですが私が宿泊した『V&A ヴィラ』というゲストハウス(一泊2000円ほどの値段でベッド付きの一部屋を自由に使えましたし、台湾でもタイでもあり得ないコスパの良さ)。

そこにもう一人日本人の女性客がいらっしゃったんです。

あまりに英語がペラペラで、オーストラリア人のオーナーの英語を聞き取るのがやっとな私とは雲泥の差。とんでもないところに来てしまったと最初は思いましたが、話を聞いてみるとその女性は、カナダに7年住んでいたことがあり、今は大学で英語を教えてらっしゃるという経歴の方でした。

そんな人と自分を少しでも比べてしまった気恥ずかしさを感じながら話をしていると、その女性は大学の夏休みの旅に世界中を回っているようでした。

イタリア、スイス、カナダ、アメリカ、ウクライナ…ぽんぽんっと様々な旅の話を会話に織り交ぜながら、彼女はこのあと3週間インドネシアに行ってサーフィンをすると楽しそうに私に語りました。そして徐に

人生が楽しくって仕方がない

と私に言いました。

それが

「このビールおいしくって仕方ない」

とサラリーマンがつぶやくような気軽さで彼女の口から出てきたことに私は驚きを隠せませんでした。

海外に行くというのは、とてもハードルが高く、一生に一度の大旅行ととらえている方も、もしかするといらっしゃるかもしれません。

でも、そう思っているのは自分だけで、国境に壁などなく、自分の中にある壁さえ乗り越えれば、ふっと気軽に訪れることができるのかもしれないと思いました。

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「人生が楽しくって仕方ない」

どこかの旅先で、わたしもまたいつか、誰かにそんなことを言ってみたいという小さな憧れを胸に抱きながら、またどこか別の土地に足を運んでいきたいと思います。

長くなりましたが、最後まで読んでくださり有難うございました。

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補足*個人手配旅行のポイント

ちなみに海外旅行の個人手配が初めてという方のために、ポイントを書き記しておきます。

まず必要なのは、航空券。これを一番最初に取りましょう。

航空券検索サイトを利用して、一番安い便を探すのが得です。色々とサイトがありますが、私はDeNAトラベルをよく使います。

直行便の方が値段は高いけれど、時間はかからないです。トランジットは別の国で乗り換えが必要なので時間はかかりますが、安いです。私は途中でほかの国に立ち寄るのも好きなので、トランジットを選びます。

乗り換えが不安という人もいるかもしれませんが「TRANSFER」という看板をたどれば、大丈夫ですよ。

次に必要なのが、宿泊場所の予約

私はいつもBooking.comを利用しています。ただカンボジアではagoda(アジアに強い)を使いました。

宿泊検索サイトは色々あると思いますが、この二つのどちらかで大丈夫でしょう。検索をゲストハウスに限定して一泊2000円程度に抑えると、旅の費用が節約できますよ。

あとはパスポートがあれば問題ないです。

カンボジアのビザは、シェムリアップの空港で手に入れられるので、気にしなくて大丈夫ですよ。参考にしてくださいね。

 

カンボジア旅行に関する記事

www.nekopajamas.net

 *お金に余裕がある方はプリアヴィヒア遺跡にツアーで行っても良いでしょう。

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 *カンボジアで出会った人たちに勧められて、後日タイへ。

www.nekopajamas.net